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異世界に来てしまってから、何日が経ったかはわからない。牢屋から出してもらえて、塔の部屋で生活し始めてから、三日。軟禁状態だけれど、服まで用意してもらって、快適な生活だ。
執筆には最適な環境ではあるけれど、残念なことに読者はいない。物語は読者あってこそだ。ネットに乗せた小説は、読者の応援をもらって最後まで書けることが出来た。読む人がいないと、物語は存在しないに等しい。読者が、物語の存在を保ってくれるんだ。
誰にも読まれていない物語を、クリック1つで消したことがある。紙に書いた物語を、この手で破き捨てたこともある。自分の心を一部引きちぎるような痛みがしたけれど、全部は持っていられないから。全てを大事には、持っていられないから。
ごめんね。さようなら。お別れをした。
今の私には、なにもないに等しい。読み返したくとも出来ない。頭の中にあるけれど、同じようには書けない。初めから書いたところで、この世界では誰も読めない。
日記に書き綴ったあと、腕を組んで悩んだ。今は日記で満たされてはいるけれど、物語が書きたい。あの宝石を元に、ファンタジーものが書けたら最高。
左を見れば本があるけれど、私には読めやしない。本を読むだけでは、覚えられない。
部屋を訪ねてきてくれる王様や、食事を持ってきてくれるメイドさんのよく使う言葉はなんとなく把握できた。
食事を持ってきました、とか。おはようとこんばんは、とか。耳で覚えた。
せめて、様子を見に来てくれる王様と簡単な会話ができるようにしたい。
なんとなく、本棚から一冊抜き取る。記号が並んでいるようにしか見えない。
コンコン。
ノック音に驚いた私は、椅子ごと後ろに倒れた。後頭部、打った……。
動くと目眩がしてしまうと思い、倒れたまま訪問者を見上げた。
ベージュのドアが開けたのは、黒い鎧の人だ。いつもは王様とセットだけど、今日は一人みたい。
起き上がって苦笑を漏らしつつも、向き合う。兜を被ってて、一度も顔を見たことがない。兜から聞こえる声は低いし、小柄な私が見上げる形になるほど長身だから、ちょっと怖い。
なにかを言ってくるけれど、首を傾げる。すると頭を指差された。ああ、怪我してないかを聞いているのかな。大丈夫! と自分の頭を撫でて笑顔を見せておく。
黒い鎧の人は、本を差し出してくれた。絵本らしきものを三冊。どうやら、言葉を覚えるために持ってきてくれたみたい。
ありがとう、を込めて何度も頭を下げて笑顔を向ける。
前の世界では、コミュニケーション能力は低いと自覚していた。でもここでは言葉が通じないから、なるべく表情で伝わる努力をしている。
憧れでもあった。天真爛漫な感じでいること。大人しくすることはとても簡単だけれど、子どもっぽい仕草はしないように心掛けた。社会人は大人ぶらないと。
絵本を渡されるなんて、私は子ども扱いされているよなぁ。なんて笑ってしまう。
早速、一冊開いてみた。赤い林檎の木と、男の子の絵。隅にはあの記号がある。
私はまだ目の前に立っている黒い鎧の人に、林檎を指差して見せた。林檎はなんて言うのかを教えてほしい。かじるジェスチャーをすれば、低い声がなにかを言った。
私は真似て発音する。繰り返しながら、林檎のことかと確認のために指差した。彼は頷く。
次は林檎の木を指で囲う。なにかを言いながら、彼は黒い革の手袋に包まれた指で、隅っこの記号を指差した。
林檎の木、の文字か。
忘れないように書き留めなくちゃいけないと気付き、私は机の上の日記を取り、ベッドの上に腰を下ろす。口にしながら、書いていく。
黒い鎧の人が、またなにかを言う。さっきよりクリアに聞こえたから見てみると、目の前には顔の整った男の人がいた。
黒い鎧の人が、兜を外したんだ。初めて、素顔を見た。長目の黒髪とアーモンド型の黒い瞳。肌はとても白いから際立っている。感情を表していない無表情でも、見目麗しい男の人だ。
こんな間近でハリウッド俳優並の美男の顔を拝めるなんて。ああ、なんて綺麗な顔なんだろ。
私の凝視に疑問を抱いた様子で首を傾げた彼に、なんでもないと首を振るう。けれど、私はまた彼の顔を見つめた。
恋愛小説なら、異世界に来たヒロインが恋をする相手だろう。これから親密になるのかと、想像しようとしてしまった。
違う違う。私はヒロインではない。作者側だもの。妄想する方。いや、物語を書く方だ。
気を取り直して言葉を学ぼうとしたら、彼が片膝をついた。さっきよりも綺麗な顔が近くなってしまい、また見惚れてしまいそうになる。
彼は絵本を私の手から抜き取ると、文章を指差しながら読み上げた。ああ、なるほど。読み聞かせてもらえたら、覚えられやすい。
私は彼の顔に見とれないように心掛けて、書き写しながら彼の言葉を繰り返した。
1つずつ、意味を教えてくれようとするけれど、ジェスチャーではあまりわからない。
林檎の木のページのまま、一時間くらい経ったあとに、彼はここにいて平気なのかと疑問を持つ。彼の役職は騎士で、常に王様のそばにいるべきではないだろうか。
訪ねてみたけれど、通じない。黒い鎧の彼は、ただ文章を読み上げる。
絵を描いた方が伝わりやすいと思い、ペンで王冠を頭に乗せた笑顔の男の人をサッと描いた。それを見せれば、彼はまたなにかを言う。この世界の言葉で、国王陛下、だろうか。それとも王様の名前か。
どちらにせよ、私の質問は届いていない。
王様の絵を指差して、それから彼が携える剣を指差す。騎士の仕事を示そうと思ったけれど、解釈を間違えたら王様を斬れって捉えかねないのではないか。また牢屋に入れられるのかと、不安が過ってしまった。
黒い騎士さんに私の質問は届いたのか、なにかを言うけれど、私はわからない。表情からして落ち着いているから、怒ってはいない。床に膝をついているから少し視線が低い彼は、真っ直ぐに私を見上げて言い続けた。
何が言いたいのかな。わからないけれど、本当に美男だ。目の前で美しい騎士に傅いているなんて、ぜひとも物語に書きたい。
ずっと無表情だった騎士さんの眉間にシワが寄り、困った表情をした。全く伝わっていないとわかっているみたい。
そこで、王様が訪れた。騎士さんは王様に向かって頭を下げて、なにかを伝える。たぶん、私に言葉を教えていることを報告しているのかな。
私の目の前まで来た王様は、絵本を手に持つと懐かしそうに目を細めて笑う。
私は覚えたての言葉を、確認しながら王様の前で使ってみた。
王様は目を見開くと、私の頭に大きな手を置いて撫でる。褒められているみたい。子ども扱いだけど、嬉しくて照れる。それを示すために、思いっきり口元を緩ませた。
王様は自分の胸に手を当てると、なにかをゆっくりと繰り返し言う。今までも何度か聞いたことある。
もしかして、王様の名前だろうか。
私も続くように繰り返してみると、騎士さんもなにかを言う。さっき王様の絵を指差した時に言ったものだ。
「アルートゥリア、陛下……」
繋げて言ってみると、二人は正解だと示すように頷く。
私はベッドの上で背筋を伸ばして、軽くドレスのスカートを摘まみ上げた。
「アルートゥリア陛下。おはようございます」
笑顔を向けてから頭を下げて挨拶。
すると、王様に大きな拍手された。喜んだ様子で、1つ会釈をする。
発音も合格みたいで嬉しい。舞い上がりかけたけれど、騎士さんの名前も知りたいと視線を送る。
気付いてくれた騎士さんは、聞き覚えのある言葉を口にする。
「メラ、マバ……マヴロ……メラマヴロ」
発音をしっかり聞き取り、私は彼の名を口にした。騎士さんはコクリと深く頷く。
アルートゥリア陛下と、メラマヴロさん。よし覚えたぞ。早速、書き留めておく。
王様は日記を覗いて、クスクスと笑う。なにか間違っているのかと思ったけれど、さっきの絵を見て笑っていた。
一頻り笑ったあと、王様は自分の左手と私の右手と重ねる。シワのある大きな手が退けば、私の掌にはあのアーモンド型の宝石があった。風船みたいに今にも浮きそう。色は、琥珀色を保っている。落とさないように両手で包むようにして、覗き込んだ。亀裂のように赤い一筋が私を見つめ返す。
「おはよう……」
思わず、この世界の言葉で挨拶をした。宝石はなにも言わない。ただ、私を見つめているようだった。
「エレクドラーロ」
王様はそう告げる。
この宝石の名だろうか。
「エレクドラーロ……」
見つめながら、宝石の名を口にすれば、瞬きをした気がした。やっぱり、生きている宝石だ。
でも、何故私に渡したのだろうか。見上げてみれば、王様は唇に人差し指を当てた。
秘密に持ってもいい、ということ? いいのかな。財宝の1つではないのか。
王様は私の頭を撫でて1人で部屋をあとにする。
あれ。メラマヴロさんはいいのかな。
私はドアを指差して、メラマヴロさんを見てみる。彼は追い掛けないと示すように頷く。
それから私の手を取ると、もう片方は剣を握った。
真面目な顔で、私になにかを伝える。
メラマヴロさんは、私の見張り役になり、下手な真似をしたら切る。一瞬そんな物騒な解釈をしたけれど、あまりにも真剣な眼差しに考えを変えた。
こんなに素敵な騎士さんは、私を守ると約束しているのかもしれない。
ロマンチックだ。その声はとても優しさを帯びていて、安心できた。
こんな物語はどうだろうか。生きた宝石に導かれた少女は、美しい騎士に守られて大切に愛される。
メラマヴロさんのおかげで、書きたくなってしまった。
どうやらメラマヴロさんは、私に言葉を教える役目も担っているらしく、その日は付きっきりで絵本の言葉を教えてくれた。
夜になって、ベッドの中で宝石を眺める。暗い中だと光るのかと思ったけれど、そうではなくただの宝石に見えた。枕元に置いて、撫でてみれば赤い光が指を追っては消える。面白い反応に笑ってから、おやすみなさいと告げてから目を閉じた。
揚羽蝶の夢を見た。すぐに揚羽蝶は、琥珀色のドラゴンになる。ああ、あの揚羽蝶はこのドラゴンだ。夢の中で、そう理解した。
目が覚めた翌朝は、物語の構想を練りながら箇条書きをしてみる。時折、宝石を眺めては、また書いてみた。
ポン、と肩に手を置かれたから驚く。メラマヴロさんだ。
いつの間にかメイドさんが朝食を持ってきてくれたけれど、私は全く気付かなかったらしい。困り顔で立ち尽くしていた。私は慌てて立ち上がり、謝る。それから食事をありがとうという意味を込めて笑顔を向けて、食事に手をつけた。夢中になると、食事も忘れてしまう。ヘッドホンで音楽を聴いていたわけでもないのに、訪問にも気付かなかったなんて。想像に浸りすぎた。恥ずかしい。
「あ、おはようございます。メラマヴロ」
「おはようございます」
下手にさん付けをすると変に思われるから、仕方なく呼び捨てをしてみた。特に気にした素振りを見せず、挨拶を返してくれる。
物語は置いといて、また勉強をした。今日もまた私に一日中付き合ってくれたから、やっぱり私のそばにいるよう王様に言われたらしい。
王様も一日一回は会いに来てくれて、成果を見てくれた。
一週間かけて三冊の絵本の内容を覚える。男の子の森の冒険。勇者が魔王を倒すお話。少女が王子様と出会い結婚する本。
軽い会話なら出来るようになったけれど、まだ足りない。次は本棚の本は全く読めない状態だから、メラマヴロさんにせがんで一ページずつ教えてもらうことにした。
表紙に薔薇の絵が描かれた本の内容を、メラマヴロさんが表現することは大変そうだ。申し訳ないけれど、表情を変えないメラマヴロさんがあれやこれやと身振り手振りをすると面白い。申し訳ないけれど、面白い。本当に面白い。失笑を堪えるのは大変だった。
主人公は少女。親の決めた相手と結婚しなくてはいけない。相手は仕事人間で、愛想がなく冷たく感じる。それでも優しい人だとわかり、少女から寄り添っていく。そんな恋愛小説。
メラマヴロさんが恋愛のやり取りを真顔のまま必死に語ると、本当に面白い。
私の物語の恋愛シーンも色々思い付けたけれど、なによりメラマヴロさんが可愛く思えて楽しい。
わからない単語が出てきたら、私は繰り返す。メラマヴロさんは読むのを止めて、少しの間考えてから教えてくれる。
本を捲りやすいように手袋を脱いだ人差し指を、私の唇に押し付けたかと思えば、次は自分の唇に人差し指を置く。きょとんとしていれば、ゆっくりとその単語を言いながら私と自分の唇に人差し指を当てた。それでも私が理解できないでいると、私の顎を摘まむように持つ。綺麗な顔が触れるほど近付いたかと思えば、黒曜石のように艶やかな黒い瞳は私の唇を見つめた。その瞳が私と見つめあうと、唇に人差し指を押し付けられる。
「口付け」
ゆっくりと、メラマヴロさんは告げた。ずっと、口付けと言っていたんだ。
心臓が爆発してしまいそうな私は、座っていたベッドに倒れる。うつ伏せになって、無言で悶えた。これ。これ絶対に採用。ときめいた。破壊力が半端ない。こんなことされたら恋しちゃうじゃないか。顔綺麗すぎる。心臓と頭が爆発しちゃう。物語に書く、絶対に書く。
シュバッと起き上がって日本語でメモしてから、何でもなかったように続きを読んでもらう。
その小説の言葉を覚えるまで、また一週間がかかった。でも前よりも言葉が覚えられて、まだぎこちなくとも会話がまともになってきたと実感する。
王様にはちゃんと、自分が違う世界の住人でいつの間にかこの城にいたと話せた。あの財宝の部屋は開いていて、決して盗みを働こうとしたわけではない。
「わかっているよ」
王様は優しく笑ってくれた。
悪者ではないと判断したから、私はこの塔の部屋を与えられた。まだ何者かはわからないから軟禁状態だったけれど、窓の格子は外されて部屋の鍵も渡される。信頼の証。
メラマヴロさんはまだ私のそばにいた。改めて話を聞いたところ、私の世話役兼護衛役になったらしい。護衛なんて必要ないと思ったけれど、見張りという意味だと受け取り、追及はしなかった。
本は自分で読むことにして、わからない文字だけをメラマヴロさんに教えてもらう。読破するつもりで、次々と本を読む。読み終えたものは机や床に積み重ねていたら、見かねたのかメラマヴロさんが本棚に戻した。
メラマヴロさんに外に出ようと提案されて、運動不足に気付く。バスルームに置かれた大きな鏡で見たら、肉がついていたことをしりショックを受けたばかりだったのですぐに提案に乗った。ドレスのコルセットを結ぶメイドさんも時折顔を曇らせていたくらいだ。まずい。
物語を書くと夢中になりすぎて、何日も家にこもることが多かったから、体型を気にして努力もしていた。せめて軟禁生活でついた肉を落とそう。
城は想像以上に大きようで、出るまで時間がかかった。途中で銀の鎧の人達とすれ違って、敵意や軽蔑の眼差しを向けられる。もしかしたら、この城で私の無実を信じてくれているのは、王様とメラマヴロさんだけなのかも。だから、メラマヴロさんは護衛してくれているのかな。
城の外に出れば、眩しい陽射しが降り注いだ。暖かさを感じる光の中で、先ずは背伸びをして、深呼吸した。猫背は肥満の元。背筋は伸ばさないと。
メラマヴロさんの後ろをついていき、城を囲う森の中に入っていく。
石を積み上げた灰色の城は、陽射しで真っ白に見えた。森の隙間からその光がキラキラして見えたから、口元が緩む。空に向かって腕を伸ばして、くるりと回る。くるくる、スカートを舞い上がらせるように回った。下にはズボンも履いているので、全然平気。
すると、頭上にクリーム色の蝶が通り過ぎた。私は追いかけてみる。メラマヴロさんは止めない。
クリーム色の蝶は、二匹のピンク色の蝶と合流して、私を庭園まで案内してくれた。校庭くらいの広さの中で色んな花が咲いている。多すぎるくらいの数の蝶が戯れていた。入っても大丈夫かとメラマヴロさんに確認すると、彼が先導してくれた。
きっとここでパーティーとかもするのだと想像してみる。クリーム色の蝶がガーベラによく似た大きなオレンジの花に留まった。屈んで見つめていたら、羽に黒い模様が浮かんだ。揚羽蝶によく似た模様。その蝶は私の顔を掠めて、上に舞い上がった。色とりどりの蝶達とともに。
私は蝶から城に視線を移す。真上に顔を向けるほど、高い城。眩しい空にも目を向けて、一歩下がると、躓いて倒れそうになった。
素早くメラマヴロさんが私の腰に腕を回して支えてくれる。たくさんの蝶が飛び回る庭園の中で、見つめあった。これも物語に取り入れたい。ぜひとも。
ぴと、と私の手になにかが留まったから、見てみれば指先より大きなてんとう虫。ビックリした。すごいと思いながら、私の手を這うてんとう虫を観察する。
そう言えば、てんとう虫のおまじないを思い出した。薬指のてっぺんに登ったところで、私の愛する人を連れてきてと言って、息を吹き掛ければ飛んだ。森の方へ飛び去るのかと思いきや、Uターンしてメラマヴロさんの頭に留まる。私は唖然としてしまった。
「……今、なんと言ったのですか?」
メラマヴロさんは、てんとう虫を見たけれどそのままにして問う。私は吹き出してしまう。お腹を抱えて笑ったあと、人差し指を立てて唇に当てた。
「秘密!」
ニッと笑って、私はくるりと回りながら蝶の中を進んだ。
メラマヴロさんといると、アイディアが溢れて止まらなくなる。今のも書こう。
「そう言えば、メラマヴロ。このエレクドラーロって、大切なものじゃないの? 私が持ってていいのかな?」
ポケットに入れた宝石を取り出して、私は訊ねてみた。
「……陛下は君が持つべきものだと判断しました。私からは、これ以上言えることはありません」
「……私が持つべき……」
口止めでもされているのか、出過ぎたことをしたくないのか、メラマヴロさんは詳しく話すことを拒んだ。王様がいいというなら、大切に持っておこう。
私は城に向かって、宝石を掲げた。宝石にこの庭を見せるように一回りをする。
「私、この宝石をもらってから、よくドラゴンの夢を見るんです。この世界にドラゴンはいますか?」
「……ドラゴン……」
メラマヴロさんは目を丸めて、宝石に注目した。
視線を感じたから、私は城に目を向ける。1つの窓から王様がいたから、大きく手を振ると振り返してくれた。
王様も庭に出てきてくれて、花の名前を教えてくれる。ガーベラのような大きな花は、国花。国旗にも描かれているそうだ。
20150803




