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知らないこと

作者: 尚文産商堂

それは、俺が知らなかったこと。

世界が知っていなくても問題が無いこと。

世界にはいろんな人がいる。それは当り前のこと。

でも、次元を一つ隔てたところにも、いろんな人がいる。これが知らなかったこと。


大学で進級要件分の4単位に惹かれて、教務科で受講申請を出した化学(ばけがく)という授業は、生徒は俺を入れて4人。

先生は一人。

陰陽師が2人と妖怪が2人。

そして、一般人は俺だけ。

なお、先生のゼミは、いろんな種族の人たちがいるらしい。

この大学は、いろんな人を募集していて、入学させていると聞いたが、まさか、ここまで幅広い人材を集めているとは思わなかった。

ただ、面白い。

いろんな人がいて、いろんなことが当然のように行われていることが、俺には新鮮だった。


「……っていうことで、ゴーダヨーゴ卿は、吸血鬼世界の頂点に君臨することになった。今も、彼の家系は続いているが、本人も存命だ。本人の自己申告によれば、年齢は1281歳になる。人間に換算すればだいたい42.7歳ぐらいだな」

分かったことは、吸血鬼は人間の30歳で1歳の換算ができると言うこと。

それぞれの種族ごとに頂点の人がいて、年に1回は互いに連絡会と言う名前の親睦会を開いているということ。

ちなみに人間は天皇がその連絡会に参加しているらしい。

この前までの俺だと想像もできなかったことを、平然と先生は話している。

本当に、並行世界は存在していて、次元を越えて行き来する人もいると言うことも、この授業で知った。

まるでオカルトだ。

でも、これが現実だ。

現実なんだ。

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