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この作品には 〔ボーイズラブ要素〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

青い春ってやつ

作者: 火野村

オリジナルBLがやっと書けて嬉しいです。楽しんでいただけたら幸いです。

「好きです、先生」

赤い顔で俯いてそんな青春真っ只中な台詞を言う目の前のそいつが、ふわふわした小さくて可愛い女子だったらどれだけ良かっただろう。俺はそう思っていた。

「…は?」

「えっと…良かったら、俺と。付き合って、くれませんか?」

しかし実際に目の前にいるのはどうしたって、俺よりごつくてでかくて強そうな、男子にしか見えなかった。



1時限目と2時限目の間の休み時間でのことだった。学校の廊下で、女子が2、3人固まって俺のところに来た。職員室に戻るところな俺だったが、可愛い生徒を無視するなんてことはもちろん出来ない。なんだどうした、と笑顔で迎えてやった。

「…あのー、これ、先生に渡してくれって言われたんですよぉー」

語尾が無駄に伸びたイマドキ女子はそう言って、ハートのシールで留めてある手紙を差し出してきた。白に映える真っ赤なハートに俺は一瞬戸惑ったが、すぐ受け取った。

「おう、サンキュー」

「先生よかったねー、ラブレターじゃん」

「誰から?」

「えーそれはヒミツー。キャハハハハ」

「はー、なんだよそれ」

俺がそう言って唇を尖らせていると、女子の塊は引き続き笑いながら教室に戻っていった。それを視線だけで見送り、手紙の表と裏をぱたぱたと確認しながら、俺はまた歩き始めた。ラブレター、か。そう思い、少し頬を赤らめながら。


そのまま戻った職員室で開けた。なかなか可愛い便箋だった。端がレースみたいになっている。ずれた銀縁眼鏡を直してから、文面を見た。

…心臓が跳ねた。これは確実にラブレターだと、内容を把握してそう思った。


『中目黒先生

 あなたのことが好きです。

 今日の放課後5時、体育館裏で待ってます。

 2-A ハル』


甘酸っぱい…そんな言葉がよく似合う。青春だな。いやいやいや、しかしだ。

(生徒、だよなこれ……)

明らかにそうだろう。2年A組のハルちゃん。まさかこんな自分が生徒に恋されるとは思っていなかった。そんなベタな少女漫画あるいはドラマみたいな展開、現実にあるわけがないと今まで思っていた。というかちょっと馬鹿にしてた。すみませんでした。

というかそれ以前にだ。今日まで29年とちょっと、ロクな恋愛経験及び性的経験なし、現在恋人及び結婚相手なし。こんなどうしようもない男に…

「…春が来た」

「え、もうそろそろ夏ですよ先生?」

「ちッげーよ、馬鹿」

後ろを通って行った年下の教師仲間に、軽い罵声を浴びせる。ラブレターは大体元通りに戻して、デスクの引き出しに入れておいた。人生初めて貰ったラブレター、大切だからな。

(今日の、5時か)

大丈夫だ、今日の5時なら絶対空いてる。予定を脳内でしっかり確認しておいた。

さて次の授業の用意をしなければ。鼻歌を歌いだした俺に、周りの教師達が驚いていた。もちろん俺は普段鼻歌なんて歌うキャラじゃない。



で。

5時、俺は手紙の通り体育館裏に向かっていた。

ハルちゃん。一体どんな子なんだろう。可愛い子かな。可愛い子だといいな。俺好みなゆるふわ天然の、でも気遣いができる優しい子…。

いや、そんなに夢を見てはいけない。俺を好きになってくれただけで有り難いのだ。どんな子でもいい。…いや、どんな子でもいいわけではないけど。

そんな感じにいろいろ考えながら歩いていると、そろそろ体育館裏に辿り着く頃だった。俺はつい立ち止まってしまう。さっきからドキドキとうるさかった心臓が、更にドッキンドッキンと大きく跳ねながら鳴っていた。

やべえ、これまじやべえ。ごきゅんと唾を飲み込んで、手をぐーぱー握ったり開いたりした。ていうか今まで恋愛なんて全然してこなかった俺が初めて告白されるわけだ、これってすごくないか?ハンパなくやばくないか?最近の女子高生みたいにやばいやばいと脳内で繰り返して、ぐっと拳を握った。ああ、心臓がうるせー。

よし、覚悟は決めた。俺は一歩踏み出した。一歩また一歩と前進する。体育館裏、来た。全身から汗がにじみ出てやばい。俺緊張しすぎだろ、と思いながら、あたりを見渡した。

人が居た。一人、少し離れたところに、俯いて立っている。あの子か?そう思ってから、…少し自分の目を疑った。

だってそいつはどう見たって、


…男なんだ。


(……いやいやいやいやいやいや!)

落ち着け、落ち着け俺。落ち着け中目黒政芳(なかめぐろまさよし)。別の告白の奴らとカブらないこともないだろう。だからそんな、俺にこんな可愛い手紙をくれたハルちゃんがヤローだなんて決めつけるにはまだ早いだろう。うん、そうだ。きっと他の奴らとカブっただけだ。俺のハルちゃんが男なわけが、

「…あ、先生」

――……そんなふうに頬赤らめながらこっち見んじゃねえよ………!!

駄目だ、嫌な予感しかしない。というかもうこれ確定だろ。え?まじですか?この目の前にいる黒髪で俺よりでかくてごついやつが俺のハルちゃんですか?は?え?ちょっと待て、は?

「あ、えっ…と。手紙、読んで、くれたんですね」

俺は頷いた。先程までのドキドキ緊張の汗が既に嫌~な汗に変わっていた。嘘だろ、嘘だと言ってくれ。ドッキリだと言ってくれ。ドッキリ大成功のプラカードはまだか。

「そ、その…だいたい手紙で分かって貰えたと思うん、ですけど」

やめろ。やめてくれ。てかもじもじすんな。普通にきもい。やめてくれ。やめろ口を開くな、それ以上聞きたくないッ……!

「好きです、先生」



…で、冒頭に戻る。銀縁眼鏡がずり落ちそうになっていたのを、表情をごまかすかのように直した。

俺はなんて言ったらいいんだ?パニックも同然の状態だった。とりあえず思ったのは、こんなごつくてでかい男に俺は好かれたのか、実は俺ホモにモテたのか、そんな感じのことだった。目の前の男は若干もじもじしながら俺の返答を待ってる。…もちろん断る。俺はそっちの趣味はない。早く言わなきゃ、俺は余計慌てて混乱した。

「えっと…あ、あああの」

「はい」

やばい目ぇ回ってきた気がする。知らなかった、人ってパニックになるとこうなるのか。汗と心音がやべえ。ああ早く、早く言わないと…!

「…ごめん、

 無理ッ!!」

俺はくるっ!と踵を返し、ダッ!と駆け出した。後ろでハルちゃんがなにか言っていたが聞こえなかった。とりあえず走った。とにかく走った。


まぁつまり俺は、人生で初めて人から愛の告白をされたというのに、あろうことか、そこから逃走したのだ。



で。

それから日付が変わって、今日。

…ワタクシ中目黒、1限から2年A組で授業です。

(最悪だ……)

むしろこれを見越して昨日告白してきたようにしか思えねえ。

ところで昨日はあいつのことを考えすぎて眠れなかった。いや決して告白をきっかけにソッチに目覚めてあいつのことで頭がいっぱいとかじゃなく。なんか逆ギレ?されてイビリだかイジメだかされたら俺教師人生ってか人生終わっちゃうかもしれないとか、もしOKしたらどうなってたんだとか、あの断り方はさすがにまずかっただろうとか、とにかくいろいろ考えまくったんだ。

…どうしよう腹いせにクラス中に『中目黒ホモ疑惑』とか噂流されてたら。ああ気が重い。っていうか普通に気まずい。

(……いやいや仕事だし、やんなきゃ)

サボタージュまで考え出していた俺はふるふると首を振って、力強くザカザカと歩いて教室を目指した。ああ気が重い。だが俺は教師なのだ。可愛い生徒のため頑張らねばならぬ。


「おー、おはよう」

扉をガラガラと開けて教室に入る。休み時間ということで生徒たちは話したり戯れたりしていたが、俺の姿を見るなり、まばらに席に着きはじめた。

「そろそろ授業始めるぞー、席着けよ」

俺は持ってた教科書を教卓に置きながら、まだ座っていない生徒に着席を促した。そしてふと顔を上げる、と。

…居やがった。

「……ッッッ」

ハルちゃん。最前列の席に居やがった。ああそういえばこんな奴2Aに居たっけ。そんなことを考えつつも俺はそいつとばっちり目が合っていた。反射的に冷や汗が出る。その力強くも恋してる瞳は俺にとって驚異だった。

そしてそいつは俺ににこりと笑いかけた。俺はぞっとしたが、そいつが何食わぬ顔で教科書を開き始めたので授業を開始することにした。丁度、チャイムが鳴った。



「中目黒先生」

びくっ、と肩が跳ねた。教室を出て行こうとしていたところだったのに、誰かに後ろから呼び止められた。いや、それが誰なのかは分かりきっているんだけど。

俺はぎぎぎぎ、とゆっくり振り向く。また冷や汗がにじみ出てきた。そこには案の定あいつ、ハルちゃんがいた。

「…すいません、あの」

相変わらずごつい図体で、一体俺に何するつもりだと思っていたら、封筒を差し出されただけだった。昨日の可愛いラブレターとは程遠い、普通の茶封筒だ。

「お、おう…なんだこれ」

「…見て貰えば分かるんで。じゃ、失礼します」

そう言ってぺこりと頭を下げ、ハルちゃんはすたすたと自分の席に戻っていった。

受け取ってしまったが、なんだこの封筒。変なもん入ってねぇよな。

冷や汗かきながら茶封筒をにらみ、俺は2年A組の教室を後にした。



『中目黒先生

 昨日はなんかすみませんでした。

 またお話があります。何度もすみません。

 今日放課後5時に体育館裏で待ってます。

 2-A 本村 波留』


(…これまたシンプルな手紙だなァ…)

職員室。俺は苦い顔でそう思っていた。茶封筒の中身はそんな感じの手紙。昨日のとは打って変わってめちゃくちゃシンプルな便箋だ。

(俺はどうするのがいいんだろうな…)

話ってお前な、そんなの信じてホイホイ行ってみろ、最悪俺襲われ…いやいやいやいやそんな想像はやめろ自分!気持ち悪いわ!

自分で自分にツッコミながら手紙を凝視する。厭に丁寧なハルちゃん…もとい本村の字と便箋の白とリーダー線の黒が俺の視界を埋め尽くす。俺はぐるぐると思考した。俺は一体どうすればいいのかと。

「…………………行くしかねえかー…」

割と長い思考の末にそんな結論になった。行かないでこじらせるよりは行った方が良いに決まっている。たとえ襲われても。いや、襲われたくはないけど。

(今日も、5時か)

今日も5時頃は大丈夫だ。俺ははぁ、と小さく溜め息をついた。



「よお」

5時ちょい過ぎ、体育館裏。俺はひらひらと右手を振りながら、本村のところへと歩いて近づいていった。

「あ…ども」

なに頭なんか下げてんだよ。ぺこりと頭を下げる本村にそう思った。お前昨日はあんなにはっきり告白してきたじゃねえか。

「手紙…見てくれたんスね」

「お前が渡してきたんだろうが」

「え…だ、だって」

「あ?」

だってなんだよ。お前が見れば分かるからっつったんだろうが。俺は首を傾げる。

「き…昨日無理って言ったから」

「は?」

「そのまま捨てられたかと」

俯く本村。俺は少し目を見開いていた。まぁ確かに言いたいことは分かる。普通に考えたら気持ち悪いし、そのまま捨てるってのもあったかもしれないな。

「……いや別に、そんな、俺そこまで非情な奴じゃねーよ。

 人の恋愛感情踏みにじるみたいな…、んなことしねえよ」

俺は俯き気味になりながら、そう言う。自分で言って恥ずかしくなってしまう台詞だったため、つい語尾が弱々しくなってしまった。

「あ、ありがとうございます」

「ん、お、おう」

俺は眼鏡を指で持ち上げる。相変わらず本村は俯いていた。

「……なあ、煙草吸っていいか?」

「え、ああ、どぞ」

煙草なんて生徒の前で吸うもんじゃないが、なんとなく重苦しい空気だったのを変えたかったのかもしれない。俺はスラックスのポケットから煙草の箱とライターを取り出した。そして体育館の扉のところにある小さな石段に座ると、煙草を1本咥えて火をつけた。

「…先生煙草吸うんスね」

「ん?なんだ意外か?」

「いや、想像通りなんスけど、今まで知らなかったんで」

そう言って本村はまた俯く。なんださっきから俯いてばっかじゃねえか。こっち向きやがれよ糞。てか、てめーが話があるって言ってきたんじゃねえかよ。

「なあ本村」

「は、はい」

「…お前本気なわけ?

 あの、俺のことが、す、好きって」

俺がそう言うと顔を上げる本村は、少しだけ俺の顔をじっと見たあと、また俯く。

「………。……はい」

少し間があってから、本村の返事があった。どうやら本気らしい。俯いた本村の耳が、赤くなっているのを俺は見逃さなかった。俺は内心冷や汗をかいていた。

「…聞きにくいんだけどさぁ。

 本村はその、なに?ホモ?ゲイ?そういうのなわけ?」

俺はぽりぽりと頭をかいた。本村が少し顔を上げ、黒い瞳で俺を見つめてきた。

「いや、その…違…いや違わないか。でも男で好きになったの、先生が初めてっス…」

本村の声がだんだん小さくなり、本村はまた俯く。俺は煙草の煙を噛み締めながら、本村を見つめた。

「……先生のこと好きになってから、そういうビデオとか、いろいろ見たんスけど…先生じゃないと駄目っつーかなんつーか…」

そう言いながら本村は頭をかく。まるで最近話題のBL?だかヤオイ?だかそんな感じだなと思った。俺は煙草の煙をゆっくりと吐いた。

「すみませんやっぱ嫌っスよね…先生ノンケっしょ?こんなごつい男に好かれて……ほんと気持ち悪いっスよね」

俺は眉をしかめた。俯きまくる本村に、なんだか罪悪感と苛立ちを感じた。

「あの、昨日は、いや昨日はつーっか全面的に、ほんとすみませんでした。女子に頼んで女子が書いたみたいな手紙届けて貰って、呼び出して、いきなりあんなこと言って…ほんとすみません」

なんでこんな苛つくんだよと自分自身で疑問だった。いや原因は分かっているんだけど、さっきまであんなに嫌だっただろ、と思うと不思議で仕方なかった。

「あーやっぱ無理っスよね常識的に…。断られてもともとですよね…。……先生ほんと、すみませ」

「それ以上謝ったら殴るぞ」

へっ?って感じで本村は顔を上げた。本村の目は潤んでいて、余計俺は眉をしかめた。俺は立ち上がった。煙草の煙が苦かった。

「お前…お前さぁ。勝手に盛り上がって勝手にやっぱ無しとか言うのやめてくんねーかな」

本村はぽかんとした顔で俺の顔を見ている。煙草の灰がぼろりと落ちる。俺はそのまま続けた。

「わけわかんねーまま振り回されてるこっちの身にもなってくんねーかな。俺だって俺なりに悩んだりとかしてんだよ?どうしたらいいのかわかんねーんだよ?それなのにお前は告白してやっぱキモイで片付けて終わりか?

 …お前俺のこと好きなんだろ?本気なんだろ?告白しちまったんだろ?なのに自分の判断だけで片付けてサヨナラーで過去の痛い恋だったーにしちまうのかよ!?…ふざっけんな本村ぁ!」

いつの間にか俺は本村との距離を詰めていて、ほぼ無意識に本村の胸倉を掴んでいた。胸倉を掴んだ拍子に、煙草が地面に落ちる。本村はわけがわからないといった表情で俺を見ていた。

「だ、だだだって!」

「だってなんだ!」

「先生、無理って言ってたじゃないですか!」

「……そ、それはその」

言葉に詰まる。胸倉を掴む力もちょっと弱まってしまった。が、勢いに任せて俺は続けた。

「だ、誰だっていきなり同性から告られたらびびるだろーが!」

「俺のせいだって言うんですか!?」

「お前に非がないとは言わせねーぞ!」

中々無理矢理な切り返しだが、本村はそれで黙ってしまった。数秒間、俺たちは沈黙する。

「…………じゃあ俺は、どうすればいいんですか、先生」

本村がぼそりとそう言って、沈黙を破る。俺はまた数秒黙りこくって考えてから、口を開いた。

「…お前男だろ。

 男なら俺を惚れさせるくらいのこと、してみせろよ!!」

俺は本村の胸倉を離し、その手でそのまま本村をドンと押した。本村はうわっと驚いて後ろに倒れた。俺はその隙に踵を返して、走って本村から離れていく。

「ちょ、先生!

 あの、どういう意味っスか!俺、先生にこれからアタックしていいってことっスか!!」

俺は振り返ることも返事をすることもしない。

「中目黒先生!」

俺は走りを加速しながら、本村のほうへ少し振り返って言った。

「まあ精々頑張ってみろよ、ハルちゃん!」

案外コロッといくかもしれねえぞー!と大声で言えば、本村は赤くなっているようだった。

「俺頑張ります!絶対先生を惚れさせてみせます!!」

本村の大きな声が聞こえる。あんまり大きい声出すと他の奴に聞かれちまうぞと思いながら、俺は笑った。


まあつまり俺は生まれて初めて告白されて、なんか変な方向へと自ら向かっていってしまったわけだった。


お読みいただきありがとうございました。

また続編が書けたらいいなあと考えております。

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