第7話 堕天使よ、ここで散れ!
現在、優斗たちはサタン城を目指して進行中である。
「そういえばなんでエリックさんとアモンさんはアリサを探さなかったんですか?」
「それはね優斗君、僕たちがつい1週間ほど前まで堕天使から逃げていたからなんだ」
「1週間前って俺たちのくる2日前じゃないですか!」
「そう君たちのくるほんの少し前まで逃げていたんだ。でも悪魔は治癒能力が高いから2日もあればすっかり回復するんだよ」
「そうだったんですか」
そんな会話をしていると突然自分たちの立っている場所の上空に堕天使が現れた。
「ウッシッシシ見つけたぞこの前取り逃がした悪魔め」
「こやつらがソロモン72柱のエリック・ア スモデウスとデトロイト・アモンです。この者たちに裁きを与えてください。レリウーリア様」
「ご苦労であった。アエリアとクトリア」
「もったいないお言葉です」
「おや?この間逃がしてやったアスタロトの小娘も一緒ではないか。ちょうどいいここで貴様も消えてもらう」
「そうはさせない!俺はアリサを守るって誓ったんだ!」
「人間風情が何ができるというんだ!」
「人間にだってやればできるんだ!」
そういって優斗が目を閉じると額に”龍”の文字が浮かび上がった
「一時的に主の力を倍増せよ!ブーストアタック V2!」
そういうと両方の拳が金色に光り輝き力がみなぎってきた
その力を察知した レリウーリアは
「やっておしまい!アエリアとクトリア」
「了解しやした」
「御意」
と言って2体の堕天使が優斗めがけて襲いかかってきた
「優斗さん、ここは私に任せて優斗さんはレリウーリアをお願いします」
「わかった、アリサ!任せたぞ!」
「さぁ雑魚ども、この私にかかってこい」
「うわぁ~アリサちゃんのキャラ変貌しましたけど、優斗これは大丈夫なんすか?」
「大丈夫だと思うぞ錬魔...たぶん」
「たぶんってなんっすか!」
「まぁ任せておこう」
「了解っす」
と言って錬魔、優斗、エリック、アモンはレリウーリアと戦闘を開始した。
「一気にかたずけるぞ!」
「了解っす優斗!」
「喰らえーーー音速の鉄槌!」
と言ってレリウーリアを殴り飛ばした
さらに飛んだ先には錬魔が居て
「最後の切り札となる炎を解き放て! ≪ジョーカーフレイム≫」
と言い巨大な火球をレリウーリアにヒットさせた。
「この上級堕天使の私が消えるなどありえない...うわぁぁぁぁぁ」
というレリウーリアの声と共にレリウーリアの姿は消えて黒い羽根だけが降り注いでいた...
一方そのころアリサVSアエリア、クトリアの状況
「我々が雑魚だとーーーー!いい加減にしろよ!アスタロトの小娘が!」
「我ら双子堕天使の実力をしれ!」
「うるさい、堕天使よ、ここで散れ!」
「散るのは貴様だーーーー!」
「弱い犬ほどよく吠える。本気の力を見せてやる。サキュバスハリケーン!」
とアリサが言ったと同時にアリサの爪が一気に伸びてその状態でアリサが高速回転し始めた。
アリサの爪はアエリア、クトリアを切り裂きレリウーリア同様に黒い羽根だけにした...
「雑魚が身の程をしれ...」
と言ってアリサは気を失った。
それから2時間が経過
「アリサ起きろ~」
「はっ!堕天使はどうなったですか?優斗さん!」
「堕天使はアリサが倒しただろ2体も...てかあのキャラ怖かった~」
「あのキャラってなんですか?」
「いやなんでもない...(本人には言えねぇ~よな...)」
「ならいいんですが...じゃあサタン城に向かいますか!」
てことで2重人格が発覚したアリサと共に優斗たちはサタン城を目指すのであった...
主人公のパーティ最強になってきましたな~
これからはなるべく最新していこうと思います!