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未知なる世界 ~並列世界冒険記~  作者: ナノバス
魔法使いの世界編
5/8

第4話 魔石の真の力

今回で魔法使いの世界は終了です

「さぁもう逃げられねぇ~な」

優斗と錬魔は現在、魔石を持って逃走をしている奴を追い詰めていた。


「さぁ命は助けてやるから魔石をよこせ」

と優斗が言う

「返す必要はない」

と犯人がほざく

「おいおいお前今の状況がわかってねぇ~のか?」

と錬魔が犯人に向かって言い返すと

「はたして今の状況が理解できてないのはどちらかな?」

という声と共に一人の男が姿を現した。


「どう意味だ!」

「おいっ!よく周りを見ろ錬魔」

そうして錬魔が周りを見ると10人くらいの盗賊と思われる奴らに囲まれていた。

「ハハハ残念だったな。俺にはもうヒートステッキがあるんだよ!焼き払ってやるぜ!」

と言って杖を空へ掲げた。そして

「最後の切り札となる炎を解き放て!≪ジョーカーフレイム≫」

と言って空から火球が降ってきて盗賊10人を一瞬にして焼死させた。


「あとはお前だけだぜ!」

と言って錬魔は犯人に向けて指差した。

「おいお前これを見ろ」

と言って犯人はポケットから何かを取り出した。

「まさかそれはっ!」

「そう。そのまさかだ。これは封魔鉄ふうまてつだ。これを所持している間は魔法が効かないというな」

「世界に一つしかない封魔鉄をなぜお前が!」

「俺は9つの世界の宝を求めるトレジャーハンターだ。この封魔鉄はこの世界でいただいたお宝さ」

「くそ~これでは俺は何もできない...」

「おいおい錬魔、俺がいるのを忘れたか?」

「じゃあ頼んだぞ優斗」

「了解しましたよっと。ではではトレジャーハンターさんよ~いっちょバトル始めますか!」

「いいだろう。まぁお前なんか速攻で終わらせてやる」

と言って男は腰につけていた剣を抜き身構えた。


「うぉりゃぁぁぁぁぁぁ!」

と雄叫びを上げながら優斗は男に殴りかかった。

『バフッ』っと鈍い音を立てて男にヒットしたが平気なようだ...

「残念だがその程度では私は倒せない。」

と言って男は姿勢を低く構えて

始之型しのかた 朱雀すざく

と言って剣を軽く振ると赤い鳥のような衝撃波が優斗に直撃した。


「グハッ!」

と言ってその場に倒れこむ優斗...

「残念だがこの魔石はもらっていく」

そう吐き捨てて男が去ろうとすると

「おい待て..よ..まだ勝負は..終わっ.て..ねぇ...」

と言いながらボロボロの体で立ち上がった。

「おいおいなんだって?そんな体で何ができる」

とあざ笑う男。その言葉に優斗が反応して

「うるせぇ~な~俺は何としても魔石を集めて記憶を取り戻して”綾菜”という名前の持ち主に会わないといけねぇ~んだよ!」

と言って男を睨みつけていると優斗の額に”龍”の文字が浮かびあがってきた。


「まっまさか!それはこの9つの世界と人間の世界に一人ずついるという特異点とくいてんか?」

「知るかそんなもの。とにかくお前を潰すんだ~!」

と言って右の拳を強く握って

「一時的に我の力を増加せよ!行くぜ!ブーストアタック」

と言うと拳が金色に輝き力がみなぎってくる感じがした。

「ここで死ねぇぇぇぇぇ!」

と言い男を優斗は殴り飛ばした


男はすぐに立ち上がり

「所詮この程度か...驚いた私が馬鹿だった...まぁ楽しませてくれたお礼にこの魔石は差し上げよう。いつか私にリベンジしたまえ。我が名はアロケン。覚えときたまえ」

と言って男は立ち去った。


「ふぅ何とか魔石は手に入ったな」

と言ってると頭の中にまた声が響いてきた。

   ---魔石回収ごくろうでしたーーー

「あぁ早く次の世界へ転送しやがれ!」

   ---では傷を転送中に回復させときますーーー

「あぁ助かるよ。あと錬魔も旅についてくるか?」

「ついていくに決まってるだろ!」

   ---ではお前ら2人を次の世界へ転送するーーー

「さぁ次はどんな世界かワクワクするぜ!」


   シュイーーン

   ---転送完了しましたーーー



こうして1つ目の魔石を無事(?)手に入れた優斗たち。

はたして次の世界で待ち受けるものとは!?

すみません特異点について説明します。

特異点とは優斗のいた世界と優斗が旅をする9つの世界で合計10人いる。

特異点の種類は

炎・水・風・雷・鋼・空・毒・光・闇・龍をそれぞれ一人ずつ所有している。

その中で優斗は龍の使い手である。


これからも特異点については少しずつ説明していきます。

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