第3話 力の解放ってすごいね~
まぁ読んでください
現在、俺と錬魔は警察の本陣へ向けて進行中
すると一人の怪しい爺さんを出会った。
「おぬしたちドコへ行くんじゃ?」
と聞いてきた。
「別にどこでもいいじゃないですか!」
俺はと言ってその場から逃げようとした。
「まぁ待つんじゃ。そこの魔法使いではない方のおぬし...この世界の者ではないな?」
と意図も簡単に優斗のことを見抜いた。
「あぁ...」
と唖然するだけの優斗。そしてさらに
「おぬしには特にこれといった戦闘に使える能力がないの~...力を解放してやろうかのぉ?」
なんて言いだした。
「爺さんどういう意味だぁ?」
と優斗は聞いてみた。
「つまりおぬしの力を何十倍にもしてやるんじゃよ。それくらいしないと警察本陣に行くなんて自殺行為じゃ!」
「な、なんで知ってんだよこの爺さん...」
「わしにはおぬしの頭の中が見えるんじゃよ。まぁとにかく力を解放してやるからじっとしているんじゃよ!」
と言うと爺さんは優斗の頭に手をかざして何かブツブツ言いだした。
それから10分ほどが経過したころに爺さんは優斗から手を放した。
「これで解放は完了した。それではわしはここでおさらばするぞ!」
と言ってホウキにまたがり飛んで行った。
「なんだったんだあの爺さん...まぁとりあえず能力を確かめてみますか!」
と言って軽く跳んでみた。
「うわぁぁぁぁぁ」
なんと軽く15Mは跳んでいた!
「ビックリした~」
と言ってそのあといろいろと確かめてみた。
上昇した能力値
ジャンプ力(全力で20Mは跳べる)
走力(50Mを3秒)
判断力(考える速さが5倍上昇)
という感じだ。
とりあえず二人は警察本陣へたどり着いた。
「ここだな」
「あぁ」
二人がそう言って門をくぐると一人の男が立っていた。
「やぁやぁ諸君よくぞここまで来たな。錬魔君の杖ならあそこにある」
と言って栗本は18Mある柱の上を指差した。
「あそこなら普通にとどくな~」
と言って軽く跳ぶ。そして杖を軽く取ってみせた。
回りにいたギャラリーの警察どもがざわついている。
まぁそれには気にせず柱の上から栗本をめがけて飛び降りた。
そして栗本の頭にかかと落としを浴びせた。
栗本には直撃して気絶した。
「生きてるだけマシか~。あっ錬魔、杖だ!」
と言って渡した。
「サンキューじゃあトドメを刺すぜ!」
と言って杖を握りしめて
「おかえりヒートステッキ...いくぜ!」
と言って杖を空に向け
「最後の切り札となる炎を解き放て! ≪ジョーカーフレイム≫」
と言うと杖上空に火球が現れ栗本めがけて落とした。
ドカァァァァァァン!
というとてつもない爆音がして栗本は消滅した。
「これだけやっても魔石だけは大丈夫なはずなんだ。あれは絶対に壊れない物だから」
と言って錬魔が魔石を探していると
「あいつが持ってるの魔石じゃね?」
と優斗が言った。
「あぁ、あれだ... 追いかけろぉぉぉぉぉぉぉ!」
と言って逃げ出した魔石を持つ男を二人は追いかけ始めた。
初の魔石を無事入手できるのか!?
栗山は9つの世界の中で一番弱い中ボスですww