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世界が破滅していく中、私だけがほのぼのライフ?  作者: misosoup2382


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世界が静かに崩れ始めた日

それは違和感のようなものだった。地震のようでいて、そうではなかった。

マンションの5階の床が、ぐらりと歪む。

家具は倒れない。食器も落ちてこない。

しかし空気そのものが波打ったのよに感じた。


私は休日で、愛犬のミニチュアピンシャーのとろを膝にのせて撫でていた。

とろは突然、私の膝から飛び降り窓辺の方へ駆けた。


「ちゃんとろ?どうしたの?」


返事の代わりに、窓の外の何かに向かって唸りだした。


(なんだろう?)


とろに続いて窓の外の様子を見ようと窓辺に近づいた時、外が異様に暗いことに気づいた。

真昼間のこの時間にだ。


(もうすぐお昼なのに。。おかしい)


窓の外は暗闇と薄っすらと何処からか光が照らしている様に、薄気味悪くなっていた。

窓から顔を出すものや、道端で足を止め空を指すもの、遠くのほうで悲鳴のような声も聞こえた。

近所にある公園のほうに視線を向けると、なにやら見たこともない塔のようなものが建っていた。


(なにあれ。。。)


急な異変に思考停止したかのように、何も考えられなくボーっと外の様子を見ていた。


「わっふわふ」


とろの鳴き声で我に返った。


「ありがとう。ちゃんとろ」


とろの頭をなでつつ落ち着いてとりあえず何が起きてるか情報を探り始めた。




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