表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
55/113

第54話 疑念

 銃夜達はさっきの部屋に強制送還される。

 転移魔法のようなので瞬間移動という形だ。


「ふぅ~疲れた疲れた」


 そう言葉をこぼしながら銃夜は部屋にあったソファに腰を下ろす。


 すると、再びモニターが出現した。モニターの画面は真っ黒だ。

 そして、やはり、機械的な音声のアナウンスが流れる。


『お疲れ様でした』


 パチッとモニターが切り替わる。

 それは、さっきいた場所とは別のダンジョンのようだ。


『くっ…はぁはぁはぁ』


 金髪ロングヘアーのトゥインク=シャイナーが戦闘していた。


 アナウンスは続く。


『次の試合が始まるまで第2試合をお楽しみください』


「おい、みんな。こっち来いよ。ほら、シャイナーだ」


「シャイナー?」


 ルーナが頭の上にハテナマークを出しながら言った。


「ああ、ルーナは知らないか。緊急クエストで一緒に戦った仲間だ。第4試合でフリューゲルと当るルイーゼってやつもいたな」


「ちょっと私を忘れないでください!」


 フリーデンは頭に怒りマークを出しながら言った。


「私も一応、あの場所にいたんですからね!」


「ま、まぁ、でも、俺達その場では出会ってないしさ」


「そういえば、その緊急クエストは本来なら、私達魂の守護者ゼーレンヴェヒターも出動する予定だったらしいんですけど……」


「そういえばそうだったな。俺もそう思ってたんだ。多くの冒険者が死んでしまったし、なんでも初めてじゃなかったらしいし、魂の守護者ゼーレンヴェヒターが居てもおかしくはないと」


 ルーナはもじもじしながら言う。


「そ、それぇ、多分私のせいなのかな?」


「え?ルーナのせい?」


「はい、私、実はジューヤさんと出会ったあの日、追放されていたらしいんですよ」


 自分が追放されているのに気づかないルーナの天然プリときたら。


「え、追放?」


「はい、その私が戻ってきてしまったのでその処理があったんじゃないかな?私の推測ですけど」


 フリーデンが銃夜に耳打ちをする。


「ちょっとジューヤさん!大丈夫なんですか?この女、とても強そうにはみえないんですが?」


「大丈夫大丈夫。まじ、こいつ最強だって」


「だってだって、追放されたんでしょ?それに、さっき、一緒に戦った時だってほぼ、私がやったんですよ。これじゃあ、フリューゲルどころかその前の試合で負けてしまいますよ!」


「うーんそうなのかなー?」


 ユキヒメはそんな会話を無視して、銃夜の隣にちょこんと座る。


「ちょ、ユキヒメさん!」


「どうでもいいでありんす。最悪、妾が本気を出せばいいざんしょ?」


「ま、まぁそうですけど」


 フリーデンはルーナに対する疑念があるようだ。

 そして、第2試合が終わる。


『第2試合。フォルトゥーナの勝利』


「ああああ全然見てなかった。これじゃあ作戦たてられねぇー!!あ、てか、シャイナー勝ったんだ」


 フォルトゥーナとはシャイナーが率いるパーティー名。

 それは、幸運を意味する。


「まぁ、なんとかなるでありんすよ」



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ