駄文6
駄文です。
誰を主人公とするかはあなた次第です。
「貴様にとって邪魔な貴族をテロリストと通じ殺害他国への情報漏洩国で禁止されている人身売買の罪で処刑!貴様のエヴァンス伯爵家は他家に入った者以外は例外なく処刑し領地は王家の直轄領とする!」
将軍に取り押さえられた姿勢でその言葉を聞いてエヴァンス伯爵家当主ブラッドが顔を憤怒に染め口を開く
「貴様!今までの我が家の貢献を忘れたか!私の命令で部下も敵も貴様の邪魔になると言うだけの善良な家も滅ぼした事もある!!数多の罪を犯した私はどのような罰も受ける覚悟があった!!!沈黙し全てを抱えて死ぬ代わりに家族には温情をと願いそれを貴様は受け入れた筈だ!!!!」
血を吐くような訴えに皇帝はため息を吐き答える。
「愚かな事だ、私の後ろ暗い事の全てを知る貴様を殺すのは当然として貴様から何を聞かされているかわかったものではない家族も念のために殺すのはそんなに可笑しいことか?」
周りでこのやりとりを聞いている者たちからも嘲笑が飛ぶ、もはやこの国に皇帝に逆らう者は存在しない、自分が尽力したこの国の中枢の姿に愕然とする伯爵
「私はこんな、何のために、国が発展し民が豊かに幸せに暮らせる国を見るために、ア、アアアアア…」
涙を流し続ける伯爵を見て皇帝は嗤いながら声をかける
「嘘を言ったつもりはないぞ?必ず民は幸せになる、帝国は栄える!他国を滅ぼし大陸を制覇しいずれは世界を征服する!!俺の覇道の礎になれるのだからな!!!」
「…ス…ロスコロスコロスコロスコロスコロス!!!!コロシテヤルゾ!!!」
伯爵の憎しみが限界を超えた力を出させ将軍の拘束を振り払い隠し持っていた暗器で皇帝に襲い掛かる、剣閃が走り致命傷を負った伯爵が倒れ最後の言葉を発する
「ヴァイス、ポイスマ、すまない」
皇帝が伯爵の死体を一瞥し一言
「俺が何度暗殺されかけたか忘れたか?最後まで愚かな男だったな。何を呆けている?さっさとこの愚か者を広場に晒してこい!一族の者は捕らえて拷問を加え死んだら当主と同じく晒せ!!先ずは大陸制覇の戦を始める!!これから忙しくなるぞ!!!!」
感想も評価も求めてはおりません。
そっとなろうに流すだけ。
主人公は誰なんでしょうねこれ?