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プロローグ
まじで恥ずかしいわ
15歳の俺に有ったら小説書くのを止めてくれ
荒野を走る一台の車。
内燃機関が珍しいわけではないが、その車は一段と目立つであろう車である。
ヴィンテージ、アンティーク、それよりも古いデザインの車は過去にキューベルワーゲンと呼ばれていた車である。
ガソリンを燃料としては使わなくなった事もあり、このキューベルワーゲンの内燃機関はアルコールを使用する内燃機関へと換装され、多少の手を加えたこともありガ《・》ワ《・》が似ている車と行っても良いかもしれない。
だが、現代でも問題なく走れるように改修したと言えばそうかもしれない。
もっとも持ち主はこの車から電子部品を極力減らし、遠い昔の設計に寄せたつもりではある。
そんな目立つキューベルワーゲンに乗るのは目つきの悪い極東人と目深に帽子をかぶった髭顔の男。
彼らは運び屋、傭兵、人物警護のプロフェッショナルである。
ありがとなす