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Episode.5 雷鳴

御雷(みかづち)っ!」


「……効かぬッ!」


アラタさんの発した一筋の雷の魔法をお父様は魔力の剣で薙ぎ払う。

2人は剣を交えながら、魔法を駆使して追撃を行っているのだ。

通常では、魔法の発動には詠唱時間があるので、大きな隙ができる。もちろん、詠唱時間は鍛錬や才能により多少の短縮が可能であるのだが、才能による部分より鍛錬に伴い短縮される。

その鍛錬も並の鍛錬ではなく、武力の鍛錬を行うことはほぼ不可能とされるほどである。

そのため、実践においては距離を取り魔法で戦う者は魔法のみ、距離を詰めて剣などの武力をもって戦う者は武力のみ、というのが基本戦術となるが、この2人は違う。


「なら……雷光弾(らいこうだん)っ!」


先程とは違い、無数の雷がお父様を襲う。


「手数は多い……だがッ!」


お父様の剣が形を変え、壁のようになりすべて防ぐ。


「威力は落ちるようだな……そんなものがこの魔王に通じると思うとは、舐められたものよッ!」


「……そうかな?雷鳴(らいめい)っ!」


そう言ってアラタさんの放った魔法はこれまでのものと比べて、最も弱い魔法に見えた。

お父様は払い除けつつ、アラタさんに攻撃しようと一直線に突っ込んでいく。

アラタさんの魔法を剣で弾こうとした時だった。


「効かぬと言っておろ……ヌッ!」


お父様の思惑通りにはいかず、魔力の剣が砕け散る。

アラタさんの魔法は、今までにない威力を発していたのだ。


「これはッ!……先程の魔法による影響かッ!」


「そうだ!俺の魔法は『雷』ッ!そして、俺の魔法は対象に帯電するっ!」


「なるほど……先程の魔法はその帯電した魔力を引き出すものかッ!」


グッとお父様は拳を握りしめた。


初めてのバトルものなので至らぬ点も多いかと思いますが、自分の思うようにしか書いておりません!

何かあればご意見ご感想よろしくお願いします!

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