四神 朱雀召喚
部屋に戻った。四神のことは、カーラだけ教えよう。なぜ、教えるかってあとで言い訳効くからさ。多分俺は今、すっごい悪い顔をしているだろうなぁ。
「カーラ今からすることは、絶対に他人には教えてはいけないよ」
「えっ、まさかアラン様わたしを犯すつもりですか?わたし初めてだから優しくしてくださいね」
顔を真っ赤にして恥じらいながら言った。全く、カーラはなにを感知替えしているだ。
「なにを感知替している、これから魔法みたいなことをするから黙っとけということだ。それに、カーラには興味ないから」
落ち込んでいるような顔をするカーラ。仕様がない奴だよ本当に、どっちがそばに支えていうかわからないほどだ。普段はしっかりしているのに。
「そんなに怒らないでください、わたしが悪かったです。わたしに興味ないんですか。……アラン様魔法みたいなことをするって?」
「いやあ、ちょっと眷属を召喚するから、さっきも言ったように絶対に教えたらだめだよ」
「眷属を召喚ってなんですか?いったいなにをするのですか?」
「見とけばわかるから」
「そうですか」
「じゃあ初めるよ。四神、玄武、青龍、白虎、朱雀僕の前に現れよ」
ついに召喚か。ちょっとだけ中二病風に言ってが大丈夫だろうか。
すると、魔法陣みたいなものが出て、そこには一人の女だけが現れた。
「四神の朱雀、主殿の命により参上ました。主様、私の名はコウカ=シシンと申します。コウカとお呼びください」
なんかすごいのが来たな。だいぶかたそうな性格だな。見た目はモデルみたいな体型で赤いストレート髪を布で結んだ髪、杏の花が描かれた赤いチャイナドレスを着ている、腰に一本の剣があった。おまけに背中には朱色を基調にした小さな翼があった。
「主殿?」
「あぁ、悪いなぁコウカ。ちょっと想像してたんと違うから、僕はてっきり大きな鳥が出てくると思ってたから」
「そうでしたか、この姿は仮の姿です、証拠に少しだけ翼が残っています。本当の姿は主殿が知っている朱雀の姿です。本当の姿になれと言われるなら、今すぐ姿を変えましょう」
「別にいいから、大丈夫間に合ってる。……コウカ、君は強いの、あと、他の四神は?」
「私は姉妹の中で2番に強いです、そして火属性の魔法と剣術が得意です。姉妹というのは玄武、朱雀、青龍、白虎の順に姉妹契りを交わしたことです。姉様と妹達は主殿がピンチになったら出てくると申してました」
ちょっと待て、ピンチになったら出てくるってどういうことだ!?全員出てこいよ!
「ご理解されましたか、主殿?」
「わかったよ、コウカこれからよろしく」
「はい、主殿」
コウカと話しているとすっかりカーラのことを忘れてた。カーラのほう見てみると思考が停止したような顔をしていた。
「おいカーラ、大丈夫か?」
「え、アラン様今のなんですか。その女は誰ですか!?」
「紹介がまだだった。紹介するよ僕の眷属のコウカ=シシンだ、コウカ僕のそば付きのメイドのカーラだ。まぁ仲良くしれ」
「コウカ=シシンだ、よろしく」
「カーラです、よろしくお願いします」
「ということで、カーラ絶対に他人には教えるなよ」
「絶対に言いません、アラン様に誓います」
カーラも納得いったようでよかった。最後のほうはちょっと強引だけどいいよなぁ。コウカがなにか言いたいようだ。
「どうした、コウカ?」
「主殿、カーラさん、私は一旦失礼します。姉の玄武が呼んでいますので。次呼ぶときは主殿が来いとおもえばすぐに参上します」
「うん、わかった。コウカ、一旦バイバイだな」
「コウカさん、では一旦さようなら」
「はい、失礼します」
と言い残してコウカは魔法陣を出して消えた。これからが楽しみだ。
私は、初めての投稿なので指摘をお願いします。
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