入学発表
次の日、俺は目を開けると目の前にカーラがいた。
「カーラ、なにをしているんだ」
「そろそろ朝食のお時間なので、アラン様を起こそうと。でも、アラン様の寝顔が可愛いすぎるので起こそうと思っても起こせなくて、それでしばらく様子をみてみようと思ったのです」
「そうか、だったらさっさと僕を起こしてよ。僕、腹減ったし」
「うぅすいません、アラン様。これ、お召し物です」
坊ちゃん風の貴族服を渡され着替えようとするが、カーラがまちまちと俺の着替えを見ようしている。
「カーラなんでこっちを向いているのかな。着替える邪魔だからちょっと退室してくれる、それともこんな子どもの着替え姿見たいのかな」
「はい、よろこんで」
即答で答えられた。
「早く出て行け!」
「ちょっと、アラン様まぁ!」
無理やりカーラの手を引っ張り、部屋から追い出した。全く、何を考えているのやら。さてと、邪魔者は消えた服を着替えるか。服を着替え 、部屋から出るとしょぼくれたカーラがいた。
「あっ!アラン様先ほどは取り乱しましてすいませんでした。2回もアラン様に注意されてわたし、わたし」
「別にいいよ、怒ってないから。でも、これからはちゃんと考えて行動してくれれば、さあ朝食食べに行こう」
「はい、アラン様」
さっきはちょっとやりすぎたかな。長い廊下を歩き、ダイニングルームの前まで来て戸を開けた。そこにはおやじ、おかんが席に座っていて、そばには、メイド長のセレス、老執事のコリン。
コリンはおやじの身の回りの世話をする白髪オールバックの老執事だ。セレスは主におかんに付いている。
実は、この二人は夫婦でおやじが子どものときからこの伯爵家に支えている。他にも、メイドや使用人いるが紹介またいずれ。そして、俺は席に着いた。
「お父様、お母様おはようございます」
「おはよう、アラン。昨日よく眠れた?」
「はい、よく眠れました」
「アラン、昨日のことでだが。お前を王立大魔法学院に入学させることした。入学するのはあと、4年後だ。依存ないか」
「依存ありません」
「もう、あなたせっかく朝食が不味くなるじゃない。話はこれぐらいして朝食を食べましょう」
「あぁ。アラン、話はこれぐらいしよう」
「はい」
朝食を食べて、親に言ってダイニングルームを出て、自分の部屋に戻った。もちろん、カーラも付いて来ている。さあ、四神召喚の時間だ。
私は、初めての投稿なので指摘をお願いします。
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