目覚め
気がつくと、俺はなぜか産声をあげていた。それに、体が思うように動かない。目の前には、白髪の老婆と雲のような白い髪そして空のような青い瞳の女俺の前にいた。
「奥様、産まれましたよ。旦那様に似た元気な男の子ですよ」
「ありがとうセレス。本当、あの人にそっくりねえ。名前は、………アランよ」
産まれましたよ。名前は、アランよ。ということは、俺赤ん坊になってる。神様が言ってた転生ってこう言うことか。じゃあこの女がおかん。部屋の戸がドンと開いた。そこには、白いロン毛、明るい緑の瞳の男が立っていた。こいつがおやじか。
「エリー僕の子は産まれたかい。体は大丈夫かい!」
「落ち着いてあなた、産まれたわよ。あなたに似すぎるぐらい元気な男の子。名前はアラン、あなたの名前のアレンから取ったのよ。体の方は大丈夫、なにせ産婆は多く子を取り上げたメイド長のセレスよ」
「そうか。セレス、ありがとう。君のおかげで僕はエリーとアランの元気な姿が見れた」
「いえいえ、旦那様。わたくしは当然のことをしただけでございます」
実は、産まれた子どもに会話が理解できて聞かれいるなんて思はないだろう。
「そうだったわ。この子にお乳をあげないと、ちょっとあなた向こう向いててください」
「別にいいじゃないか、夫婦なんだし」
おやじが鼻のした伸ばして言った。すると、おかんが笑顔で。
「あなた、もう言いますけど向こう向いててください」
「はい、わかりました!」
「奥様、旦那様、わたくしこれで失礼します。なにかありましたら、呼んでくださればすぐにまえります」
「ありがとう、セレス」
メイド長は、おやじが開けた戸から廊下の方にさがっていった。
いやぁ、俺のおかんは恐妻だな。……ちょっと待てよ、さっきお乳をあげないととか言ってなかったか。勘弁してくれよ、中身高二だけど外見赤ん坊でも、さすがに飲むのは。……そうだ、これは生きるための行為だ決して下心はない。
「はーい。お乳あげますね」
こんなのもう嫌だあああぁぁぁぁ!
私は、初めての投稿なので指摘をお願いします。
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