プロローグー2
「怒らないから、言ってみろ」
「………はい。ええと、千秋さんは……死んだからここにいるんですよ。死因は、……千秋さんが学校からの下校中に植木鉢が……頭に当たって死んだんです。つまり、頭部強打による脳内出血です。これは、偶然ですが……偶然じゃあないんです。あれは、昨日ことです。私は、あの時……お酒を飲みながら仕事……をしてしまったです。たまには、息抜きと……思いまして、私結構お酒には強いはずなんですが、……つい、お酒に負けて酔って仕事したあと、寝てしまったんです。その途中で仕事の操作ミスで植木鉢を落としという事故を。次日に知って、急いで何をしたのかを調べたら千秋さんが死んでしまったことがわかって、慌てて霊界から体をここの空間に呼びました。ここに来る途中に体を修復させていただきました。私のせいで、ごめんなさい、ごめんなさい」
「まぁまとめると,仕事中に飲酒して事故して俺を死なさせたことか。なるほどなるほど、なぁ、神様普通、子どもがお酒飲んじゃいけないと思うぞ」
神様が顔を赤くして、頬を膨らませた。いかいも、子どもという感じだな。
「子ども扱いしてこれでも、私は1億歳ですよ!体の方は、この姿で成長が止まっているんです!」
「神様は、俺に怒れる立場か。あと、霊界から連れて来れるんなら俺がいた世界に戻してくれよ」
神様が、ますますブルーサイドに入った気がした。あと、年齢もうスルーですかという雰囲気だった。あぁ、もう年齢のことはスルーだ。
「ごめんなさい。でも、千秋さんを千秋さんがいた世界に戻せないんですよ。お詫びに、千秋さんを剣と魔法のファンタジー異世界に転生させることは出来るので、オマケに千秋さんにしか付けらない特典がついてきます。どうでしょうか」
「そうか、戻せないのか。……じゃあ、異世界に転生するとついてくる特典というのは、何なんだ」
戻れないのか。どうしょう、部屋の中のタンスの奥にしまっているエロゲー。おかんに見つかったら、おかんどんな顔をするのかな。ちょっと、悲しい気持ちにはなったが、気持ちを切り替えて神様からのお詫びのことを聞くか。
私は、初めての投稿なので指摘をお願いします。
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