プロローグー1
「ここはどこだ!」
何もない白い空間に響き渡る俺の声。なぜ、ここにいる、どうやってここに来たんだ。とりあえず落ち着いて、記憶はあるか確認確認。俺の名前は四神 千秋18歳。あぁ、ちゃんと覚えている。んん……どうやってここにいるんだ、確か学校からの下校中、マンションのそばを歩いたら何か硬いものが頭に当たって気を失ったんだ。あれ、頭は?……なんともない。意味がわからん、まぁわからんことはわからん。とりあえず、立ち上がって歩いてみる。誰かいるかな。
「おーい、誰かいねえか」
すると、目の前が光出し消え、金髪ストレートで小学一年生ぐらいの女の子が現れた。光のせいで少し目が霞む。
「お目覚めですか?四神 千秋さん。あれ、ちょっと光強過ぎましたか。次からは弱くしないと。ごめんね、てへ」
わぁ、なんか変な女が出てきた。光の調整できるなら弱くしとけバカ。あと、てへとか、ちょっと古いし。
「ってなんでお前、俺の名前知っているんだ。あと、お前誰だ」
「ちょっと、聞いていればお前お前。私にも、名前はありますよ。まだ、名乗っていませんけど改めて、私は、アリアといいます。あと、神様しています。そして、千秋さんの名前は私の情報網ちょちょっと簡単に調べるので」
俺の目の前にいる金髪ストレート、小学一年生ぐらいの女の子は、神様か。なるほど、神様なら俺の名前を調べるのは、砂の中から砂を探すのと、同じくらい簡単だな。
「そうか。じゃあ、神様。俺は、なんでここにいるんだ。訳を説明してくれ」
「神様に対してその態度ですか、別に構わないですよ。私の体型で判断しているみたいですし、それに私の部下もそういう態度ですからね。まぁこのことは置いといて、訳ですか。……………これから、訳をいいますが、決して怒らないでくださいね」
何やら急に、怖気付いて低いテンションでもじもじして話そうとしている神様。さあて、どんな訳でここにいるのやら。ちょっとだけ、楽しみだ。
私、初めての投稿なので指摘をお願いします。