登場人物紹介3(☆)
ではここで第3章において影響力の高い人物たちを紹介させて頂きます。
今回もイラスト付きで解説して参りますね。良かったらご覧下さいませ。
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《カケルの親族》
✴︎ダニエル(愛称:ダニー)(第3章時点で三十一歳)
カケルから見ると2学年上の従兄で母の姉の息子にあたる。出身は同じくフィンランドで家も近かったため、千秋家(カケルの家庭)が日本へ引っ越すまでの間は兄弟のようにして育った。
現在は彼も日本で暮らしており、カケルの住むマンションにもすぐに行けるほどの距離にいる。
職業はITエンジニア。仕事とプライベートはきっちり分ける派なので、カケルにはお気楽マイペースなキャラにしか見えない。
実はカケルに従弟以上の感情を持っており、カケルとトマリの繋がりに気付いたことをキッカケに想いを打ち明ける。その後カケルとは距離を置いているが、今後はどう関わってくるのだろうか?
《カケルの職場関係者》
✴︎菊川恭弥(第3章時点で三十二歳)
カケルと同じブランドに所属するバイヤー(商品の買い付けなどを担当している人)でありかつての上司。仕事中はお互い適度な緊張感を持って接しているが、仕事が終わると二人で食事に行ったりお酒を飲むことがあるくらい打ち解けた仲である。
プライベートをほとんどちらつかせないなどミステリアスな雰囲気がある。黒縁の眼鏡がトレードマーク(しかし伊達メガネらしい)。
カケルのことを「末っ子気質」と言っているところから、弟のように見ていることがうかがえる。厳しいところもあるが、なんだかんだとカケルの味方についてくれる人のようだ。
✴︎片桐岬(第3章時点で三十歳)
カケルと同じブランドに所属している男性社員。勤務地は本社であるためショップに行く機会はほとんどない。
元々はカケルの先輩でそれなりに仲も良かったのだが、物覚えの良いカケルがトントン拍子に出世していったことを今では妬んでいるという噂がある。二度目のスキャンダルの火種に関わっている可能性もあり? 侮れない相手であることは確かなようだ。
《ダンス部の後輩》
✴︎岡部駿斗(第3章時点で十七歳)
カケルの出身校(高校)の生徒であり、現在のダンス部の部長。熱血でトークが巧みだけど本人は無意識のようだ。
カケルがかつて「ダンス部のレジェンド」と呼ばれていたことを知っている一人。しかしどんな意味のレジェンドなのかはわかっておらず、漠然と「凄い人」だと思っている様子。
天才肌なカケルのことを尊敬しつつも自分は地道な努力でそこへ追いつこうとする熱意がある。その真っ直ぐな姿勢こそカケルにとって良い刺激になっているなどと、本人は気付きもしないのだろう。
《過去回想編》
どうしても描いてみたくて描いちゃいました! まだ子どもだった頃のこの人たちです。
向かって左から、桂木凛太郎(当時十二歳)、桂木トマリ(当時七歳)、千秋カケル(当時九歳)、ダニエル(当時十一歳)でございます。
ここまで昔の出来事が関係しているとは、実は作者も書き進めてみるまでわからなかったのです(!)
果たして今後の展開にも関わってくるのでしょうか?
そしてこちらはおまけ。
菊川さんから見たカケルさんってどんな感じなんだろう(弟みたいに思ってるようだけど?)と、想像しながら描いておりました。
カシスオレンジ飲んでるカケルさんです。ちょっぴり涙目(※泣き上戸)
彼の視点である第3章、お楽しみ頂けていたら嬉しいです。この人はどうやら準主人公らしいので、いずれまたスポットライトが当たるときが来ることでしょう。
ここまでご覧下さり本当にありがとうございます。
次回、実はある人物視点のサイドストーリーとなります! 一体誰なのでしょうか!
近日公開予定でございます。それではまた。




