File.6 タケゾウ
File.6 タケゾウ
※NOMAR 様 作:「魔刀師匠シリーズ」に出てくるヒドラ。
(https://ncode.syosetu.com/s4156e/)
5本首のドラゴン、ヒドラのタケゾウです。
登場作品は
「カオスドラゴン先輩、マジやめて」(主人公:ライトニングドラゴンのブラーシュ)
「今宵のご飯は何にしましょうか?」(主人公:吸血鬼メイドの青ちゃん)
「ライトニングドラゴンVS刀術師ミルライズラ」(主人公:ミル)
の外伝3本です。
……あら? 主役は一本もない! しかも本編には肉片しか出ていません(笑)。
さてイラストは、外伝3本目「ライトニングドラゴンVS刀術師ミルライズラ」での解説席のタケゾウです。一番の見せ場!
……あ、うちわ思いっきり日本語で書いてしまった。……ま、いいか……。
ヒドラ、さすがに自力では無理なのでドラ●エのヒドラの画像を参照しました。
コピーした訳ではなく、見ながら自分の手で描いてますしね。許してください。
いいかな? いいよね?
* * *
百層大冥宮の八十層はドラゴンばかりがいる層で、タケゾウはここに仲間たちと共に住んでいます。
ドラゴンの中ではあまり強くないらしく(空も飛べないし足も遅い、と本人は言っている)、気も弱いのですが、生命力だけはハンパない。5本ある首はもがれても生えてきますし。(多分1本残ってればイケると思われる)
その利点(?)に目を付けられて、吸血鬼メイドの青ちゃんに首をカツアゲされ、ステーキにされてミルちゃんの前に出された、というのがタケゾウの初登場と言えば初登場。本編では食料としてしか出てません、彼。
それが笑えるというか涙を誘うというか、何とも……。
ちなみにこのヒドラのステーキ、ミルの大好物となります。そんな訳で、タケゾウはミルちゃんが百層大冥宮にいる間に何回も首を強奪されたので、相当ビビッてました。
……というのも、百層大冥宮の最下層のボスで彼らの大先輩であるカオスドラゴンの「モーロック」。
この宝物殿を守る最強ドラゴンと互角に戦える女の子、ということで、それだけでミルちゃんをとても恐れていたんですよね。ブラーシュを始めとする八十層のドラゴン達は。
しかし実際に八十層に現れたミルちゃんはというと、ケガをしたブラーシュを気遣い、タケゾウに「美味しいお肉をありがとう」とお礼を言い、
「おじーちゃんにやりすぎ注意ってびしーっと言っておくね!」
と彼らの肩を持って元気に笑って。
ちっちゃ可愛いのにカッコいい、とドラゴン達のハートはガシッと鷲掴みにされたわけです。
特にタケゾウは「自分の首がミルちゃんの口に入るなんてドキドキする」とちょっと変なヘキに目覚めちゃうし。
……あれ? この辺にもう何やら片鱗が……ま、それはいいや。
とにかくタケゾウは数いるドラゴンの中でも特にヤラれまして、ミルちゃんの熱狂的なファンになったのです。
自ら自分の首を切り、「クール宝箱でミルちゃんに届けて!」……と懇願までする始末。
貢ぐタイプだったのね、タケゾウ……。(外伝1作目「カオスドラゴン先輩、マジやめて」より)
吸血鬼メイドの青ちゃんの首狩りに最初はビビってたタケゾウですが、ミルちゃんに会ったあとは
「ミルたんのためなら!」
とエラく積極的になってました。
ミルたん呼び……。(外伝2作目「今宵のご飯は何にしましょうか?」より)
食べられることに幸せを見出すなんて!
か、可愛いけどバカだぞ、それは!
笑える、笑えるけどなんか不憫。でも本人は幸せそう。
何だかとても和みます。
そして私の誕生日のお祝いとして書いて頂いたのが、外伝3作目「ライトニングドラゴンVS刀術師ミルライズラ」。
ここでは何と、解説者に大出世! 長台詞いっぱい!
そして解説も上手です。多分、首が5本あるのでいろいろな角度から戦いの様子が見れて、分析ができるんじゃないかと思いますね。
再生力の高さだけではない、タケゾウの優れた面が新たに見れました。
タケゾウは、気が弱くて何だか簡単に騙されそうなチョロい奴ですが、しぶとくて頑張り屋さんなんじゃないかな、と思います。
だから飛べなくても、足が遅くても、仲間たちの闘っている様子を一生懸命研究して。
そして、自分の体はあまり思うようには動かせないけど、眼力は鍛えたんじゃないかな、と。
うう、一途……。なんていじらしい。
やっぱり可愛いです、タケゾウ。
今回は解説者でしたが、いつかきっと地下アイドルミルちゃんのために素晴らしいヲタ芸を見せてくれるんじゃないかと期待しています。
何しろ首が5本ありますから。きっと誰にも真似できない素晴らしいパフォーマンスができるはずです。
新しい才能開花だ、タケゾウ!
……ところでブラーシュといい、タケゾウといい、ミルちゃんのミニスカートにトキメいていましたけど、ドラゴンって人間の女の子のそういうのにドキドキするのね。
そんな新たな一面も発見したり。
いや、ミニスカートに照れるミルが可愛い、ってことなのかな? どっちだろう。
ブラーシュとミルの戦いはミルの勝ちで、タケゾウはしっかりと自分の首をクール宝箱に詰めてブラーシュに託していました。(お宝ドロップ的な)
タケゾウの願いは叶ったぞ、と。
そしてこのお肉は「タケゾウ串焼き」「タケゾウシチュー」「タケゾウスモーク」となり、ミルちゃん他ユマニテル先生や孤児院の子供達に盛大に振舞われたのでした。
……いつの間にか、「ヒドラステーキ」から固有名詞に変わっとる。
それはつまり、ミルちゃんの大好物は「ヒドラ肉」ではなく「タケゾウのお肉」な訳で、これは相思相愛と言っていいんじゃないかと思う。
良かったね、タケゾウ!