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第三話

南方家の間取りは、一階に居間や食堂、大小二つの客間、台所、風呂、便所などという家族の共有空間、二階は各個人の寝室や納戸と分けられたつくりだ。


その居間では、家族4人で会議が開かれていた。

床の間を背にして座っているのは実篤の父、その脇にいるのが母だ。両親と息子は上質な和服を着て、座布団に正座して向かい合っているが、姉一人だけは違う。

断髪に洋装で、畳に座らずに自室から持ちこんだ椅子に腰かけ、3人を見下ろす形を取っていた。


議題は、実篤の進路だ。彼は帝都帝大を中退し、唯日主義活動に専念したいと主張している。


「おちつけ。せっかく入学したのだから、とにかく卒業までがんばりなさい。

 身の振り方を考えるのは、学士資格を習得してからでも遅くはない」

実篤の父は、彼をたしなめる。


「ううう……学業を放りだし、唯日主義なんて、過激思想に走るとは……

 わたしの育て方が悪かったのです……ごめんなさい……」

実篤の母は、泣き崩れていた。


そして、姉は腕組みをして彼を睨みつけている。


「お母様のせいではないわ。

 だって、同じようにお母様に育てられたわたしは、

 あんな思想なんて大嫌いだもの。

 さねちゃん、いいかげんにしなさい」


「さねちゃんと呼ぶでない!」

実篤は立ち上がり、拳を握りしめて怒鳴りつけた。しかし、姉にひるむ様子はない。


「あんたなんて、泣き虫さねちゃんじゃないの。

 納戸に貯めていた少年倶楽部に紙魚虫が大量発生したとき、

 あねさま、たすけてって泣きべそかいてたわよね」

「やめろ!」


「偉そうな口をきかないでよ。

 もっと小さいころなんか、

 お庭でオシッコしていたら、先っちょに亀虫がたかったって、

 あんたがそのままの格好で泣きながら家の中に逃げ込むから、

 ちょうど採用面接にいらしていた

 家庭教師候補の先生に見られてしまって、

 わたしがどれだけ恥ずかしい思いをしたか、わかってるでしょう! 


 他にも、おかずにでた嫌いな鳥の皮を、

 残すと怒られるからこっそりズボンのポケットに隠して、

 そのまま外で遊んでいたら野良犬につきまとわれて泣いたり、

 鼻の穴に豆を入れてとれなくなって泣いたり……」



「うるさい! だまれ! 

 幼少時の恥ばかり記憶して、ことあるごとに言い立てて! 許さん! 

 あねさまだって、幼いころはなにか恥ずかしい失敗をしただろうに!」


「それなら、あんたも言い返しなさいよ。私の恥とやらを」

「くうっ! 知っているはずがないだろう! 生まれる前のことなど! 

 5歳も違うのだから、当然だ!」



実篤の怒声を姉はうけながし、彼女は人差し指をたて、左右に振ってみせる。


「とにかく、日本の国体や伝統を全面肯定する唯日主義なんて時代おくれよ。

 これからは、国際的に活動し、世界基準の文化を享受する、

 均分主義の時代なの!」


それを聞いて、母はさらに涙をこぼした。

「ああ、やはり……子供が二人とも過激思想に走るなんて……

 わたしの育て方が悪かったのね……ううう……

 申し訳ありません、御先祖様……ううう……」


父はポマードで固めた髪をかき回す。


「どうしてこうなった……

 二人とも、教育に力を注ぎ、

 それぞれ女子高等師範学校と帝国大学まで進学させたのに……

 どうしてこうなった……」



南方家は古くからこの地に住む大規模農家であった。


近年、帝都環状線が開通し、その駅が近くにできた。南方氏は、需要に応じて建設会社と契約し、駅周辺を住宅街とするために土地を提供した。一部は売ったが、大半は借地として地代をもらっている。


ただし、一家は住宅街からやや離れた端にある邸宅に暮らしていた。喧騒を避けて、南方氏は住宅街の中心を選ばなかったのだ。


駅から遠いところは農地のままにし、小作人にまかせている。そこからも耕作料を徴収しているので、南方家には豊かな収入があった。それは二人の子供に高度な教育を与えるには充分なものであった。



「農家に学問などいらぬと、自分の希望を父に抑えられたから……

 儂は高等小学校までしか進めなかったから、

 せめて子供たちには学問をさせてやろうと、

 家庭教師も雇って励ましてきたのに……

 自分が叶えることのできなかった夢を、子供たちに託したのに……

 どうしてこうなった……」


南方家に住み込みの使用人がいないのも、この姉弟のせいだ。


家事の途中で雇い主の子供にからまれても、邪険にはできない。それに付けこむ形で、姉は均分主義、弟は唯日主義の勧誘にかかるから、奉公人は嫌がって辞めてしまう。


現在は南方家の母が中心に家事を行い、行き届かないところは老婦人が通いで手伝う。彼女は耳が遠いので、姉弟の言葉は届かない。


そんなことができるのも、当世風の使いやすい文化住宅に住み替えたからだ。

生活するのに多くの人手が必要な昔からの豪邸は、親戚を集めなければならない法事の時に使うだけで、普段は小作人頭に管理を任せている。南方氏は因習がしみついた実家が嫌いだったので、そのようにした。





音矢は唖然とした表情で、瀬野の言葉をくりかえした。


「飲食店に誘い出して、

 瀬野さんたちは他人のふりをして僕と家族の会話に聞き耳を立てる……

 そんな方法が……」


「納得した?」

得意そうに笑う瀬野に、彼は頭を下げた。


「はい。瀬野さんの智謀は、とてもこの音矢めに及ぶところではございません。

 恐れ入りました。どこから、そんな発想が生まれたんですか?」


「それは……まあ、あんたよりは教育を受けているからね。できて当然よ」

彼女は言葉を濁す。


(このあいだ、銀座に行った時に礼文と出くわしたことから思いついたんだけど、

 それは秘密……)


音矢は一息つくと、割り切った様子でこの後の予定を口にした。

「それでは明日、実家に電報を打って、16日の予定を知らせておきます」


この時代には、自宅に電話を備えている家庭は少ない。一般家庭に連絡をとる手段は郵便が主だった。緊急の連絡は電報をとどけるか、近所の電話を持っている家庭にかけて、家族を呼び出してもらうのが普通だった。


「どこの店がいいかも考えておいて、

 瀬野さんが迷わないように地図も作っておきますので……」

「ええ、具体的な立案は土地勘のある音矢くんに任せるわ」


音矢は身軽く立ち上がった。

「それでは、恒例の食事会と行きますか。飯を炊くので、少々お待ちください。

 今回は特別のご厚意もいただけましたし、豪華版ですよ」






結局、南方家の家族会議はグダグダのまま終わった。


父と母は嘆くだけ。姉と実篤はののしり合うだけで、だれも他人の意見を聞こうとせず、具体的な対策も提示しなかったからだ。


疲れ果てた家族は、二階にあるそれぞれの寝室に向かった。


ただし、実篤は姉の部屋に椅子を運んで行かされた。父にたのんでわざわざ洋式に改装してもらったので、その部屋だけが木製のドアになっている。それを後手で閉めてから、自室に戻った。


押入れから布団を出して、実篤はその上に転がる。


「ああ、なんたることだ。我の心は誰にも理解されぬ」

唯日主義にかぶれてから、彼はこのような話し方をするようになった。そのため非政治的思想をもつ友人だけではなく、唯日主義仲間からも一歩ひかれている。


彼も少し前までは、やはりこの話し方をやめようかと悩んでいた。

が、[真世界への道]を知ってからは、友人たちからたしなめられることが、かえって実篤には快い刺激になった。



[真世界への道]の教義には、こう書かれている。


《普通の人間は毎日同じことを繰り返すことしかできない。

 人類に新しい道を指ししめし、進化させてきたのは特別な素質をもつ者。

 しかし、とりたてて個性のない普通の民たちは

 自分たちに理解できない心を恐れ非難する。

 そのため選ばれた民たちは迫害される》


友人が非難するのは、彼らが凡人だから。

実篤が非難されるのは、自分が超人だから。

その認識は、実篤を大いに満足させた。


他の教義も、彼の気分を良くしてくれる。


《幾度もの戦火で世界は混乱し、科学文明は限界に近づいている。

 今こそ改革の時。

 古の儀式を復活させ、世界の誤りを正し、[真世界]を築く。

 それが[真世界への道]信者の目的。

 その道を開くのは信者の中から選ばれた、特別な素質を持つ魔術師。

 魔術師は現代科学を超えた力をもって世界を変革する》


《選ばれた存在、完全な魔術師となるためには、

 これまで受けてきた教育や常識から解放されていなければならない。

 むしろ能動的に禁忌とされていることを行い、

 社会に衝撃をくわえ、変革を促すことが特別の人間に与えられた使命》



背中に伝わる布団の柔らかさが家族会議の興奮をさまし、疲れが意識されてくる。いったん起き上がって、実篤は電気を消そうとした。そのついでに、彼は壁に飾った掛け軸に目をやる。それは祖父が明治維新のどさくさで手に入れたものだ。


画題は[ヤマトタケル]。日本神話の英雄だ。

剣を右手に構え、遠くを見つめる勇壮な姿が描かれている。


実篤はこの絵が好きだった。満足するまで眺めてから、明かりを消して布団に横たわる。

神話の英雄と化した自分が、君側の奸である総理大臣を成敗するところを想像しながら、実篤は眠りについた。





皿に載せられているのは、瀬野が差し入れしたトンカツだ。


この貸家に一番近い駅前商店街にも、さまざまな惣菜を売る小さな店がある。しかし、安い惣菜であるイモコロッケや薄ぺらいハムカツなどは売っているが、高価なトンカツはその店先にない。この時代の肉は全てが有機飼料による国産品なので、高級な食材だった。


音矢は笑顔で翡翠に説明する。


「翡翠さん! これがトンカツです。

 スキヤキと並ぶ、明治時代にできたハイカラな料理の見本です! 

 わざわざ銀座で買ってきてくださった瀬野さんにお礼をいいましょう」


「瀬野さん、ありがとう」

「瀬野さん、ありがとうございます」


御馳走を前にした翡翠の笑顔を見て、瀬野も顔をほころばせる。

「いいわよ……翡翠くんの喜ぶ顔がみたかったから……

 音矢くん。あんたの分は、そのオマケで買ったんだからね」


「はい、心得ております。

 キャベツの千切りは用意しておきました。

 あと、炊き立てのご飯と、ミョウガの吸い物とキュウリの浅漬けもどうぞ」




今回は和やかに食事が終わった。翡翠は満腹になったせいか、少し眠くなったようだ。音矢から受け取った湯呑を手にしながら、ぼんやりしている。


自分もお茶を飲みながら、音矢は瀬野の顔色をうかがう。


彼女は自分の土産が翡翠を喜ばせ、彼と一緒に美味な食事をとって、機嫌がいいようだ。音矢の反論を踏みにじって自分の計画を通したことも、うれしいのだろう。


好機とみて、音矢は日ごろ考えていたことを口に出す。


「……神代細胞は今のところ、致死率9割の病原菌みたいなものですね。

 それをこんな大勢の人が住んでいる帝都で実験をやらかすって、

 礼文は危なすぎますよ」

「危ないわよね」

瀬野はうなずいた。


どうやら、瀬野はこの話題で怒り出すことはないようだ。それと見て音矢は、上層部への不満をおそるおそる話す。


「そんな危険なものを管理しているのに、

 やすやすと礼文に水晶さんを連れて行かれてしまったんでしょう? 

 そのときの警備状況も甘すぎますし、

 礼文をつかまえるにしても、誘拐された時点で警察に頼むとかしていない。

 なぜなんですか? 

 研究機関さんはきちんとした対応をしていないようなんですが、

 もう少しなんとかならなかったんですか?」


「なんともならなかったのよ」

「え」


あっけらかんと同意されて、音矢は戸惑った。


「日本の……いえ世界の危機ですよ? 

 暴走したあげくに大繁殖してしまったら、人類が滅亡しかねないのですけれど」


「だから、神代細胞が大繁殖なんて、不吉なことを言わないでよ。

 そんなことを口にして、もし本当になったらどうするの? 

 縁起が悪いったらないわ」


「縁起とか言っている場合ではないでしょう。

 最悪の事態を防ぐには、現実を見据えてきちんと対策を取らなけれ」


全てを言わせずに、瀬野は口をはさむ。

「そのために、音矢くんがいるんじゃないの」

「ええ?」


とまどう音矢に、瀬野は微笑みかける。


「人類の未来は、音矢くんの双肩にかかっているの。

 孤島でも、私はそう言ったわよね?

 同じことを蒸し返されたって、同じことを答えるしかないじゃない。

 だから、がんばってね」


ポン


音矢の肩を瀬野は叩いた。


「いや、そんなことでごまかさないでくださいよ。

 この騒動がはじまって、3か月近く経過してます。

 礼文にしてやられた直後に混乱するのはわかりますが、

 これだけ時間が立てば、他の対策に手を付けることができるでしょう。

 僕を暴走患者の駆除にあてるだけでは、根本的な解決にならないですし」


「ええ、そうね……」

瀬野はあいまいに答える。


「あの、機関の方針はどうなっているのかという話なんですが。」

「どうもこうもないわよ」

「そんな、なげやりな。上のほうになんとか言えな」

「無理無理」

瀬野は首を横に振った。


「上の人が頑固でね。方針は私が言っても変わらない。

 私にはこれくらいしかできないの。

 音矢くんを精いっぱいはげますことくらいしか。これが私の限界」


ポン


「孤島でも言ったけど、もう一度お願いするわ。

 ここは音矢くんに頼るしかないの。

 上の人は援護の人員をまわしてくれないし、

 大した武器も支給してあげられないけれど、

 正義のために悪の手先を滅ぼし、力の限り戦って世界を救ってね。

 それがあなたに課せられた使命……

 いわば音矢くんは、冒険物語の英雄みたいな役どころよ。すごいじゃない。


 たしかに汚れ仕事だけれど、決して悪いことではないわ。

 人様のお役にたつ、とっても良いことなのだから」


ポン


「あははははは……そりゃあ、光栄ですね……あははははは……」


「なぜ、笑うんだ? 深刻な事態なのに」

翡翠は首をかしげた。


音矢は肩を落として、答える。

「大人の世界なんて、こんなものですよ。

 子供の翡翠さんには、まだわからないのも無理はありませんが」


「ボクはもう大人だ。子供ではない」

そう言ってから、翡翠は口を押えた。瀬野も一瞬、翡翠をにらむ。


音矢は不思議に思ったが、とりあえず無難に答えた。


「ええ、そうですね。翡翠さんは、神代細胞の研究に日々励んでいます。

 この仕事ぶりは、立派な大人のものと言っていいでしょう」

「そうか!」

音矢に認められて、翡翠は喜んだ。瀬野の緊張も同時に溶けた。



(子供はみんな、大人扱いしてほしがるものだから……これは普通の反応だろう)

(それなのに、瀬野さんの様子がおかしい。

 例のごとく、なにかごまかしているな)


(まあ、それは後でいいか。話をもとにもどそう)




音矢はさらに神代細胞の危険性を訴えたが、瀬野は取り合わない。


「そういうわけだからこそ、

 神代細胞の存在を公にするわけにはいかなかったのよ。

 人類を滅亡させるようなものがこの世にあるって知られたら、

 日本中が恐慌状態になるわ。

 だから、上の人も極秘裏に行動するするしかなかったの。

 過去の対応を今さら言っても、どうしようもないでしょう」


音矢はあきらめて、話を終わらせようとした。しかし、つい不満が漏れた。


「[勇敢というより鈍感]と言い切られた僕でも恐ろしいと感じる事態なのに、

 瀬野さんはよく平気でいられますね。

 神代細胞の暴走が止められなかったら、あなたも死ぬんですよ?」


音矢の言葉は激烈な反応を呼び起こした。


「いやあああああ! 

 せっかく考えないようにしていたのに、なんで思い出させるのよ! 

 いやよ、死ぬなんて嫌ああああ!」


音矢はあわてて瀬野をなだめる。


「あ、すいません。

 まさか、思考停止で恐怖から逃れていたとはわからなくて……

 なんか簡単なツマミでも作り足しますから、お酒でも飲みますか? 

 せんの食事会での飲み残ししかありませんが」

「飲むわよ! 飲まずにいられないわよ!」


とりあえず、台所の床下収納に保管しておいた一升瓶と茶碗を、音矢は瀬野に差し出した。

ツマミができるのも待たずに、瀬野は茶碗酒をあおる。


音矢はわずかながら、期待を抱いた。


(瀬野さんが酔いつぶれたら、こないだとは逆に、僕が介抱してあげられるかな。

 服を脱がせて、着替えさせるとか……

 うはは、しめしめ、しめこのウサギちゃんだ)


しかし、それは叶わなかった。


(つぶれなかった。

 一升瓶を半分も飲み干したのに、

 瀬野さんは普通に客間に自分で布団敷いて、

 誰の手も借りずに一人で寝る準備している)



「それでは、僕たちも休ませてもらいます」

「おやすみ、瀬野さん」

客間のフスマ越しにあいさつしてからから、翡翠も音矢も自分の部屋に向かう。


布団を敷きながら音矢は考える。

(結局、現状の改善は無理だったか)

失望しかけたが、

(いや、まてよ……)

別の希望が音矢の胸に湧いた。


(瀬野さんは、僕の働きを認めてくれている!)


(そうだ、下っ端が、上層部に対する不満を漏らしたら、ただではすまない)


呉服屋の経営が傾いたころ、音矢は先輩相手に店の方針を批判して、ひどく叱られたことがある。


(僕の人格はともかく、実績はあると認めたから、

 瀬野さんは一応話を聞いてくれたんだろう)



彼女は音矢自身を受け入れたのではなく、瀬野が抱いている不満を彼が代弁したので同調しただけだ。と、音矢は気づいていない。


しかし、誤解したまま、音矢は喜んだ。


うれしさが胸のなかで膨れ上がって、じっとしていられない。音矢は布団の上で左右に転がり、足をじたばたさせた。瀬野に叩いてもらった肩が、なんだか暖かいような気がした。




次回に続く



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