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200文字小説

苦手分野(200文字)

作者: うわの空

「ここはどこだ?」


「僕にも分からない」



 2人は辺りを見渡しました。

 黄土色の砂と、青い空しか見えません。



「まさか僕たち、勇者として異世界に召喚された? で、すごい能力貰ってて最強とか? ハーレムとか?」


「いや。これを書いてる作者は、そういうファンタジーは書けないはずだ」


「うん。あの作者ならこの後の展開は、僕たち二人がいがみ合って殺しあう、みたいになるだろうね」



 2人は笑いました。

 笑うしか、ありませんでした。



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― 新着の感想 ―
[一言] うわちゃん! いい病院、紹介するよっ! きっとよくなるよっ! ねっ!
2011/08/11 17:36 退会済み
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