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目覚めた世界で生きてゆく 僕と愛犬と仲間たちと共に —新大陸編—  作者: SUGISHITA Shinya


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729 戻って来ました僕らの世界樹の星

投稿を再開しました。よろしくお願いします。

「地球編 069 宴は終わりシン達が去る」から続きますが地球編を読まなくても支障はないと思います。


地球編は「地球に異形出現 幼女神あわてる」

https://ncode.syosetu.com/n6964kf/

 地球も龍愛の成長と眷属達で十分やっていけるようになったので戻って来ました僕らの世界樹の星。

 時間はそんなに経ってはいないけれど懐かしい。


 神国の自宅に戻って、二百人衆の夕食を食べ、みんなで一緒にぐっすり寝た。

 朝、朝食。みんな一緒だ。いいねえ。


 今日は、まずはみんなを連れて世界樹に龍愛の星のことについて報告に出かける。午前中はゆっくりして、昼食を食べてから魔の森の泉に転移した。今日は魔の森の泉のほとりで一泊する。


 泉のほとりで考えた。龍愛を呼ぼうか。星の神としては世界樹と同等だけど、こっちで遊んでいるから挨拶ということで呼ぼう。他には監視役の黒龍、黄龍と宗形マネージャー、ポニー、ホーク龍、ホーク愛だな。この連中は龍愛がしょっちゅうこちらに連れて来そうだ。挨拶ならそのくらいだ。


 それと僕らの屋敷稲荷も呼ぼう。アカが呼びに行ってくれる。連れて来た。僕に抱きついて、それからお狐さんのところに行ってお狐さんのお腹の下に潜り込んだ。お狐さんは保護者だね。


 僕が世界樹に聞いてみる。

『龍愛たちを連れて行きたいんだけど、巨樹の森に入るにはどうすればいい?まさかこの星の眷属仕様にするわけにはいかないだろうけど』


『龍愛は私が許可するだけで問題ないわ。あれでも神だから。ポニー、黒龍、黄龍も龍愛の親神製だから許可すれば問題ない。宗像とホーク龍、ホーク愛は一時的に眷族仕様にして、後で元に戻そう』


『わかった。屋敷稲荷は?』

『いま変えてしまおう。難しい説明はいいね。尻尾を一本増やすと言っておいて』


「屋敷稲荷さん、この星の神様に会いに行くのだけど、尻尾を一本増やすね。それでなくては会いに行けない」

 うんと屋敷稲荷が頷く。


 すぐ世界樹が屋敷稲荷の体の組成を変えて世界樹の眷属仕様にした。尻尾も一本増え、二本になった。

 屋敷稲荷は力がついたことがわかったのだろう。増えた尻尾を振って嬉しそうだ。人や普通の魔物には負けなくなった。


 この星の仕様になったので、屋敷稲荷さんに水を飲ませて、水筒入りアンクレットをしてやる。

 やや、尻尾が3本になった。これで人や普通の魔物には勝てるようになり、滅びの草原の魔物には負けることは無くなった。魔の森の魔物はまだ苦しいか。でもうまく立ち回ればやられることはないだろう。僕らの住んでいるところ辺りを守るだけなら余裕で守れる。


 環状の森まで守るにはもう少し力が必要だ。まあバリアが張ってあるから必要ないけどね。黙っていよう。


 屋敷稲荷は尻尾がまた増えたのでびっくりしている。


 アカが龍愛達を呼びに行ってくれた。

 龍愛、黒龍、黄龍、宗形マネージャー、ポニー、ホーク龍、ホーク愛を連れて来た。


「龍愛、世界樹に会いに行くけど一緒に行く?こっちで遊んでいるようだから挨拶は必要だよ」

「うん。行く」


 宗形が聞く。

「神さん、世界樹とは?」

「この星の神だよ」

「なるほど。それで挨拶なんだ」

「そう。本来星の神同志は対等なんだけどね。神が眷属を連れてよその星で遊んでいたらその星の神に顔出しをしなければまずいだろう」

「なるほど、なるほど。龍愛、ちゃんと挨拶するんだよ」

「わかった」


「みんなに紹介しようね。龍愛、黒龍、黄龍、ポニーは遊びに来ているから知っていると思うけど、一応紹介するね。龍愛、黒龍、黄龍、ポニーだよ。それに宗形マネージャー、ホーク龍、ホーク愛だ。よその星の神と眷属だけど、ぼくらの世界樹の星に遊びに来るから世界樹に挨拶に行く。よろしくね」

 僕の眷属に龍愛達を紹介した。


 宗形に龍愛がつつかれた。

「龍愛だよ。それにあたしの眷属。時々遊びに来るからよろしく」


「はい、ありがとう。僕の眷属を紹介するね。アカ、ジェナ、お狐さん、アーダ、マリアさん、ステファニーさん、オリメさん、アヤメさん、ローコーさん、エリザベスさん、ブランコ、エスポーサ、ドラちゃん、ドラニちゃん、ティランママ、ティランサン、アイスマン、ジュビア、リン、観察ちゃん。それに屋敷稲荷だよ」


 屋敷稲荷はお狐さんのお腹の下から出て来て、龍愛にペコっとお辞儀をした。

「よしよし、可愛がってもらうんだよ」

 龍愛に言われて、うんと頷いてお狐さんのお腹の下に潜り込んだ。


 夕食は宗形さんが持って来た地球の食材でリンも手伝って作ってくれた。肉は魔肉には敵わないけど、和牛で美味しかった。


 夜は龍愛たちのテントにドラちゃんとドラニちゃんが呼ばれた。龍愛はお姉ちゃんと一緒に過ごしたいのだろう。


 朝食も宗形さんが持って来た食材でリンが手伝って作り一緒に食べた。

 朝食後は魔の森を世界樹の台地下まで駆け足。


「龍愛、これが世界樹の台地だ。この崖を登る」

「わかった」


 龍愛がドラちゃんとドラニちゃんについて登っていく。

 黒龍と黄龍が龍愛の後をついていく。宗形さんはその後。みんな龍愛が落ちるのを心配しているようだ。


 ホーク龍は僕の肩、ホーク愛はアカの肩、ポニーはアイスマンが背負ってくれた。肩に前脚をかけて掴まっている。屋敷稲荷はお狐さんにしっかり掴まっている。


 みんな台地の上まで登りきって、しばし台地から下の魔の森を見渡して休憩。

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