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大人も子供も、お母さんも。

 今朝、どこかのお母さんからチクチク言葉をいただいた。被害者意識が人一倍高い自意識過剰のおれのことだから、おれの勘違いの可能性も大いにあり得る。がしかし、読みにくいエッセイという言葉と、文章の内容、特に末尾の部分におれが書いた文章との関連性を見出してしまったので、まあおれへの攻撃とまではいかないが、ちょっとしたお小言だったのかな? と考えている。ちょっと自信ない。難解な文章だったので。


 お母さん。どこかのお母さん。お母さーん! 良いと思います。そりゃそうなんだよ。おれはこれだけ攻撃的な文章を書いているんだから、不愉快に思わない人が出てこない方がおかしい。いいですよ、本当に。おれだって殴られる準備できてますから。殴り返すか、そのままにしておくかは相手次第。もし、とんずらマイクロフォンみたいなやつが吹っかけてきたら、脇を締めて、やや内角をねらい、えぐりこむようにして打つべし、打つべし、べしべしべし、とやらせてもらいますけどね。

 今回のお母さんでしたら、殴り返しゃしませんよ。日々の育児やあれやこれやで、お忙しい中、おれの文章を読んでくれて、その上アウトプットまでしていただいて、ねえ。ありがたいことですよ。もっと思いっきりやってくれちゃってもいいくらいですよ。


 ええと、お母さん。少しだけ言い訳。おれは自分の書いた文章を排せつ物だとは思っていないですよ。もちろん自分の子どものようなものだとも思っていませんけどね。書き終わった時点で、どうでもいいと言うか、おれの手を離れたと言うか。チラ見するなり貶すなりお好きにどうぞ。てな感じですかね。

 読みにくいってのはごめんなさい。おれは文章がみっちり詰まっているのが好きなんですよ。本当はなるべく改行もしたくないくらい。これは単純におれの趣味。おれの性癖。行間が必要以上に空いたスカスカの文章を見ると、どんなにいい文章が書いてあっても、間抜けに見えてしまうんですな。申し訳ない。

 これがおれの被害妄想の成せる業であったとしたら、どこかのお母さんにこの文章が届くはずないし、もしおれの読みが当たっていたとしても、それはそれで問題ナシということで。気を悪くせんで下さいよ。育児やあれこれ、無理せず頑張ってください。


 やっぱり読みにくいのか。おれは全然平気なんだがな。よく見かけるよね。行間を空けないと読みにくくてしょうがないって。おれは単純に、すかすかのへっぽこな文章ばっかり読んでいるから、そうなっちゃうんじゃないの? そう思っていたけれど、そうでもないのかな。そう、そう、そう。こういう風に続けるのも悪文なんでしょう? 悪文でいいじゃない。必要以上に背伸びした生硬な文章よりよっぽどいいと思うけど。

 今度一回、句読点ごとに改行する、東海林さだおスタイルで書いてみるか。今回はちょっとどこかのお母さんを意識して改行多めにしてるからね。けっこう素直なおれ。可愛らしいとこあるのよ。


 いつもより多めに行間を空けております。本日限りの出血大サービスです。実際の話、おれの美意識が傷ついて、鮮血がほとばしっているのが見えるか。知ってるかい? 目に血が入ると赤くは見えないんだぜ。視界が真っ白になるんだ。あとには真っ白な灰だけが残るんだよ……。

 おれも男よ。この御時世、こういうことを言いにくくなっちまったが、男一匹よ。やっぱり瞬間でいいから、ぱっと派手に燃え上がりたいのよ。不完全燃焼で生きていくのはまっぴらごめんよ。

 特攻隊って悲劇だと思うし、右翼っぽいのもすごく嫌いだけどさ、だけど心の底から天皇を信じて、大日本帝国を信じて、玉砕していった若者は、ちょっと羨ましいなって気持ちになるよ。超不謹慎かもしれないけど。なにかに殉じてみたいじゃん。たとえそれが後世から見ると愚かな大間違いだったとしても、なにかに狂ってなにかの為に散っていくって、憧れではあるよね。正直なところ。英霊が靖国神社で眠っているとはちっとも思わないけどね。大日本帝国の亡霊はさっさと滅んでしまいなさいって思うけどね。天皇も可哀想だと思うよ。いかれた連中から過度に崇拝されて。あいつら脳みそ入ってないのかね。


 気合いの入った右翼はもう死んじまったり、年寄りになっちまってるもんな。ウヨってる連中は、弱い者いじめの大好きな、暇空とかのうらなり青瓢箪ばっかり。小説家になろうにも、たぶん日本第一党の関係者の仕業だと思うけど、教科書では教えてくれないなんたら~みたいな連載があるね。小説家になろうで見え見えのプロパガンダって情けないと思わないのかな。おれは見つけたとき、ちょっと悲しくなったよ。

 あれ? おれはなんでこんなことを書いてるんだろう。我に返った時には、もう既にこんなことになっていたのでした。今日は★1の話はいい加減うるせえよでお茶を濁そうとしていたのに。


 でもまだ取り返しはつくはず。★1だけどさ、本当みんな論戦好きだよね。怖い怖い。じゃあついでだから、おれの★1評価へのスタンスを表明しておこうかな。

 おれは★5より★1の方が嬉しいね。なんたって数字の1が好きだからね。だっていきなり、工場の煙突だよ? びっくりするよね。モクモク、じゃないってんだよ。5なんて、お家の鍵よ。は? なにそれ。どこが? もうこれで勝負ありだよね。おれの評価欄を★1で埋め尽くしたい。工場の煙突に囲まれた暮らし。考えただけで危険な香りがするじゃないですか。 

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