コンプラ的に正しいむ
さて、普通に家族仲良く暮らしているシンデレラですが、
このまま何事もなく日々が過ぎていくということはなく、
普通にイベントが起きます。
「王国主体のダンスパーティが今度の日曜日にあるんだけど……」
「ああ、ダンサーとして招待されているよ」
今のご時世、王国というのはただの象徴的なもので、お祭りや
行事などを取り締まる機関のことです。そしてその王国がイベント
としてダンスパーティを開催するとのことですが……
「ああ、シンデレラはダンスも得意だしね……うん……」
「興味あるなら、お姉ちゃんに教えてあげるよ」
「うん、ありがとうボブ」
「どういたしまして!!」
そういうわけで、シンデレラのボブはお姉ちゃんにダンスの基本
を教えて上げました、ちなみにボブはどんなダンスも踊れるカッ
コいい男です、しかも教えることもとてもうまくて、お姉ちゃんの
ダンスの腕前はどんどんと上達していくのでした。さらに……
「ついでに、服やお化粧も……」
ボブはその社交的な性格もあり、いろんなところにコネクションを
もっています、そんなボブがそれらを使いお姉ちゃんにいろいろと
した結果………
「こっこれが私……」
「そうだよ」
お姉ちゃんはまるで魔法をかけられたかのように、とても美しく
魅力的でエレガントな女性へと生まれ変わったのでした。
シンデレラが魔法使いになってもいいじゃない