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【あとがき】感謝感謝のあとがき

 皆様、滅亡国家のやり直し!今日から始める軍師生活。を最後まで読んでいただいてありがとうございます。


 書き終えました。全357話(話数は358ですが、ナンバリングひとつ間違えました。すみませぬ)。


 常に話がどこに進んでゆくか分からないような状況で、書いている本人が一番ハラハラしながらの更新でしたが、どうにか満足のいく形で完結することができたと思っております。


 皆様の温かいご支援のおかげで、今回も毎日更新することができました。ほぼ一年にも及ぶロアたちの戦いにお付き合いいただき、とても嬉しく思います。


 本作は作者、ひろしたよだかにとって4作目の定期更新作品となりますが、自身にとって特別な作品になってくれたと思っています。


 様々な初めての景色を見せてくれました。


 実はこの後書を書いているのは2023/04/03なのですが、この前日、初めて日間ハイファンタジーで1位という夢のような評価を得たのですよね。


 最終話を書き終えた日と、ランキング1位が同じ日だったら物語性がありますが、一日ずれるあたりが自分らしいなと思います。


 ここからはお礼を。


 本作はたくさんの評価、レビュー、いいね、感想、誤字報告をいただいております。個々にお礼できれば良いのですが、この場を借りて全ての皆様にお礼申し上げます。


 本作品がここまで成長できたのは、貴方方のお陰です。


 キャラクターの中にも感謝したい人物が何人かおります。


 まずはルルリア。このキャラがいなければ物語は全く違う展開を見せていたかもしれません。


 騎士団という環境下ゆえに、女性キャラが少なめだったので、もう一人くらい加えたいなと思って書き始めたのが漂流船騒動でした。


 この段階では帝国とも同盟の予定は一切なく、ゴルベルの次は帝国と戦って、最後はリフレアと、なんてぼんやりと思っておりました。


 なので、ルルリアは帝国には行かずに第10騎士団で保護するつもりだったのですよね。一番最初は。ところが書き始めてみたら、この人、作者の手に負えないなと思うに至りました。


 非常に書きやすいのですよ。それこそ主人公を喰いかねないほどに。


 なので、ルデクに置いておくことは断念。かといって折角登場させたのに祖国へ追い返すのもなあ、ということで急遽帝国へ送る事になったのです。


 結果的にこの一件によって、作者は帝国とルデクの関係性に関して再考を迫られるという。どこまでもルルリアには翻弄されました。


 ルルリアが帝国にいかなければ、現在の帝国もありません。ルデクの救世主はロアですが、実はルルリアは帝国の救世主でありました。


 その後もルルリアを登場させると、何が起こるかわからないけれど、後から考えればうまくまとまっているという話が多く。困ったらルルリアを出すくらいの重要キャラに。


 例えばロアが未来を知っていることを明かす話。本来であれば、帝国内で書くつもりはなかったのです。もう少し後、ルシファルとの戦いの前くらいに、フレインやリュゼルも交えて話たいなとなんとなく考えていました。


 けれどあのタイミングで告白しなければツェツィーのあのセリフもなかったと思うと、やっぱりあのタイミングで間違いなかったのだろうなと思ってしまいます。 


 帝国編の皇帝との交渉では彼女の独壇場でしたね。


 本当にありがとうございました。彼女はこれからも帝国で面白おかしく様々な騒ぎを起こしてゆく事でしょう。



 もう一人、本作において重要な成長を遂げてくれたのがサクリです。


 実は登場させた当初はロアに序盤でやられる策士、みたいなイメージだったのですよね。もちろん複雑な背景などはあるはずもなく、ことごとく計画が破られ、失意のうちに退場するような。


 ところがこの人もしぶとい。書いているうちに、ここで死なせるには勿体無いなと思い始めて、リフレアに関係性を持たせてみたら、とんでもないことに。


 ロアが陽であれば、サクリは陰。


 常に逆境にあってなおもルデクを貶めようとするその姿は、作者がついつい思い入れてしまうほどに必死なものでした。


 正直、フェマスではサクリがロアを倒すにはどうすれば良いか、という視点から多くのシーンを書いていたります。


 街の名前を「イレ・リサ」にしたのは、レイズ様と共に、サクリへの感謝の意味も込めました。



 ルルリアやサクリ以外にも、メインキャラに参加させるつもりのなかった双子などにも大変助けられました。この2人、本当に強引に中心人物に割り込んできた感じです。


 その結果、フレインやリュゼルが登場シーンで割を食ったのは間違いありません。しかし双子もとても良い仕事をしてくれました。


 緊張が続くシーンなどで双子を出すと、良い感じで緩めてくれる。作者的にはありがたい存在です。


 さてさて他にもリヴォーテなど裏話を書きたいキャラは数え切れぬほどおりますが、キリがないのでこの辺りまでにしておきましょう。



 最後になりますが、この後書きの後に、ささやかな短編を掲載して、本作をお仕舞いと致します。


 映画のスタッフロールの後にある、ちょっとしたおまけのようなものですね。



05.05.05追記

明日の0時より本作のSSをぽつぽつ更新していこうと思います。

またお付き合いいただければ嬉しく思います。


URLはこちらです

【やり直し軍師〜side story〜】滅亡国家のやり直し!今日から始める軍師生活。

https://ncode.syosetu.com/n1599if/


更新開始は5月24日の0時となります。



 それでは皆様、ここまでお付き合いいただき、本当に、本当にありがとうございました!!



 ひろした よだか




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― 新着の感想 ―
なるほど、ありがとうございます
久々に2週目読み終わりました。 イレ・リサがやっぱりよくわかりません。 どう読み解いて二人になるんでしょう?
[一言] 自分の中ではなろうトップといってもいいほど好きな作品で今回で3週目だが今回でようやくイレ=リサの名前の由来に思い当たることができた。何回読んでも面白い作品をかけるのはとてもすごいことだと思い…
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