用語辞典 絶望の秋まで
★★★★ルデク王国★★★★
【ルデク国内の街村】
○ルデク王国:主人公の母国。主人公の知る未来では一度滅んだ。
○エレンの村:ゴルベル国境付近の村。廃坑を巡り戦いがあり、後、廃坑と思われた山より良質な鉱脈が発見されたため、大きな盛り上がりを見せている。
○ゲードランド:大陸で最大の交易港。立地がよく、南の大陸からくる商人の玄関口として大いに栄えている。
○ルデクトラド:ルデクの王都。ゲードランドと広い街道で結ばれ、人の往来が増えている。
○ルエルエ:ルデクトラドとゲードランドの街道にある宿場町の一つ。
○クゼル:ロアの故郷。小さな漁村
○デンバー:元第九騎士団の拠点。大きな貴族街がある。
○タークドム:王都の東部にある街。ダーシャ=シビリアンが治める。
【ルデク国内の地域】
○ハクシャ:ルデク王国の南西部の平原。大きな川が流れ、よく氾濫する。かつては川が氾濫すると砂金が採れた。
○ハウワースの牧場:牧場。ウィックハルトの実家、ホグベック領内にある。ロアの愛馬アロウの故郷。
○ヨーロース回廊:帝国との国境にある回廊。帝国とルデク間でかつては何度も戦いがあった場所。
○ゼッタ平原:ルデクとゴルベルの間にある平原。現在は全てルデク領。東西にキツァルの砦、ヒースの砦の2つがある。
○ハローデル地方:ハローデル牛が名物の酪農地域
【ルデク国内の砦】
○リーゼの砦:ルデク南西部の守りの要
○ホッケハルンの砦:ルデクトラドとリフレア神聖国との国境までの中間地点にある砦。北部においては王都ルデクトラドの最後の盾として存在している。
○コラックの砦:ホッケハルンの補助砦。規模は小さい。
○オークルの砦:リフレア神聖国国境付近では最大の砦。対リフレアの最前線。
○キツァルの砦:ゼッタ平原東端にある大きな砦。
○ヒースの砦:ゼッタ平原の西端にある元ゴルベルの要衝。現在はルデクが管理。
【ルデク王国:人物(1)第10騎士団の関係者】
■第10騎士団について…団長はゼウラシア王。特定の持ち場を持たない遊軍:兵力14000
○ロア=シュタイン:主人公。一度祖国の滅んだ未来を歩む。没後に過去へと戻り、ルデク滅亡を回避するために奔走。レイズ亡き後、第10騎士団副団長および、シュタイン家を継ぐ。
○ラピリア=ゾディアック:戦姫、レイズの剣と謳われたロアの理解者。のち、ロアに剣を捧げ側近となる。第10騎士団ではロアの側近とラピリア隊の指揮官を兼任。
○ウィックハルト=ホグベック:元第六騎士団長。ロアの側近。蒼弓の肩書きを持つ弓の達人。第10騎士団内では肩書きを持たず、ロアの守りに徹する。
○フレイン=デルタ:第10騎士団の部隊長の一人。一番若手。生真面目で面倒見が良い。ロア隊所属。愛馬の名前はグリエン。後に新生第10騎士団の中隊長に抜擢される。
○リュゼル:第10騎士団の部隊長の一人。騎馬部隊。ロア隊所属。愛馬の名前はスタンリー。新生第10騎士団ではフレイン隊の部隊長となる。
○ルファ=ローデル:純血のサルシャ人の少女。本人の強い希望により、戦巫女として第10騎士団に編入される。ザックハートの養女。軍医見習いも頑張っている。
○ディック:力持ちの兵士、ロア隊所属。棍棒による攻撃力が魅力。新生第10騎士団では双子の部隊に配属され、あちこちフラフラする双子の代わりに部隊のまとめ役を担わされている。
○ユイゼスト:元第四騎士団の双子の将、本人たちの希望でロア隊へ。いつも先にしゃべるのはユイゼスト。自由人。新生第10騎士団ではロア直属の遊軍の部隊長。
○メイゼスト:元第四騎士団の双子の将、本人たちの希望でロア隊へ。いつも後から喋るのがメイゼスト。自由人。新生第10騎士団ではロア直属の遊軍の部隊長。
○レイズ=シュタイン:ルデク王国の二双、元第10騎士団副団長。再三に渡り帝国の侵攻からルデクを救った英雄。自身が起こした大遠征の最中、凶刃に倒れ、ゴルベル領内にて没する。
○シャリス=イグラド:元第一騎士団、ルシファルの側近の一人。ルシファルに陥れられて、命からがら逃走。その後第10騎士団に配属される。新生第10騎士団では中隊長として、旧第九騎士団らをまとめる役を担う。
○ヴィオラ:部隊長の一人。古参で、第10騎士団の中隊が自由に動く際は、レイズの側近として動く。新生第10騎士団では中隊長を固辞。本隊の補佐役を望む。
○グリーズ:元第九騎士団の部隊長。第九騎士団裏切りの際に逃走。第10騎士団に編入される。新生第10騎士団ではシャリス隊の部隊長となる。
○サーグ、ジュノ:第10騎士団の部隊長たち。ラピリア中隊に所属する。
○デトマーズ:第10騎士団の部隊長、シャリス隊所属。
○ラスター:第10騎士団の部隊長、フレイン隊所属。騎馬部隊。
○カプリア:第10騎士団の部隊長。
○ジュド:第10騎士団の軍医。
○ビックヒルト:フレインの爺や。まだまだ若いものには負けません。
○ロズヴェル:ロア隊の新人。リュゼル隊所属。
○レニー:ロア隊の新人。ロアの直属。食糧管理担当。実家が小さな商家で書類仕事が得意。
○ノーキー:ロア隊の新兵。リュゼル隊所属
○ダンブル:第10騎士団の新兵。トゥトゥ農場の管理を任される。
○アロウ:ロアの愛馬。芦毛。
【ルデク王国:人物(2)その他の騎士団と関係者】
■第一騎士団について…リフレアに内応し、ホッケハルンで敗北後リフレアに逃げる。現在はリフレアの軍に組み込まれている。
■第二騎士団について…騎馬隊の専門集団。機動力と突破力は全騎士団屈指。リフレアとの決戦のためオークルの砦へ:兵力3700
○ニーズホック:第二騎士団団長。氷のニーズホック。ツァナデフォル出身。おしゃべり大好き。一度ルデクを裏切り、ロアに負ける。その後ロアに助けられてルデクに復帰。通称ホックさん。
○レゾール:第二騎士団の部隊長の一人。ニーズホックと共にルデクを裏切った際の出来事から、ロアへ強い恩義を感じている。
■第三騎士団について…最古参の老練な騎士団長、ザックハートが率いる。リフレアとの決戦のためオークルの砦へ:兵力4500
○ザックハート=ローデル:第三騎士団の団長。騎士団団長の中では最古参の将。ツンデレおじいちゃん。すごく大きい。一対一では無双の存在。基本とても厳しい。ルファにはデレデレ。デレっデレ。
○べイリューズ:ザックハートの側近。
■第四騎士団について…対ゴルベルを支えた騎士団。ルデク西北部の守備を一任されている:兵力10,000
○ボルドラス:第四騎士団の騎士団長。毎回面倒な立ち位置に収まる苦労人。その分器は大きく、目立たないが隠れた名将。
○グランツ=サーヴェイ:元第10騎士団。レイズの盾として知られる勇将。現在はボルドラスと連携して、北西部一帯からルブラルに睨みを効かせている。
○ベクラド、ハース:グランツ隊の部隊長。グランツと共に第四騎士団へ転籍。
■第五騎士団について…対帝国を支えた騎士団。現在はルデク南部の守備を一任されている。帝国方面の守備部隊:兵力8000
○ベクシュタット:第五騎士団騎士団長。すごく寡黙。手紙だとめちゃくちゃ饒舌。
○ナガモール:部隊長の一人。ロアとは顔見知り。
■第六騎士団について…ウィックハルトが率いていた部隊。フォガードが引き継ぐ。王都の守備と新人教育を担当中:現在の兵力6000
○フォガード:第六騎士団の部隊長。降格しなかった数少ないベテラン将官。第六騎士団長へ就任した。常識人。
○ライマル:第六騎士団の若き部隊長。ハクシャの戦いにおいて殿を請け負って戦死。
○ナイソル:前の第六騎士団長。サクリの策を実行したフランクルトとの戦いで戦死。
○スクデリア:第六騎士団の老将。ハクシャでの失態で部隊長から降格。
■第七騎士団について…輜重部隊、ゴルベル方面の守備部隊、ホッケハルンの決戦参加、リフレアとの戦いに参加と、流動的に動いている:兵力4000
○トール=ディ=ソルルジア:第七騎士団団長。南の大陸の血が入っており、赤い髪と、赤みがかった目をしている。元はゲードランドの裏町にいたごろつきの一人。
■第八騎士団について…諜報部隊であり、戦闘用の兵士はいないが、個々の戦いでは相応の実力を持っているものが多い。各街、砦、あるいは他国に潜伏している。
○ネルフィア=メノア:第八騎士団長兼、王の書記官兼、瓶詰め工場の責任者兼、第10騎士団ロア隊所属の食糧管理お手伝い。すごく忙しい。嘘を見抜くのが恐ろしくうまい。オリエンタル美人。
○サザビー:第八騎士団所属兼、王の書記官兼、第10騎士団ロア隊所属の食糧管理お手伝い兼賑やかし担当。意外に常識がある。父親譲りで顔は良い。
■第九騎士団について…リフレアに内応後、事実上崩壊。ルデクへの投降兵は第10騎士団に編入。リフレアに逃れた兵は旧第一騎士団に吸収された。
【ルデク王国:人物(3)騎士団以外のルデクの民】
■兵器開発部
○フローレンシア=ドリュー:経済に強い文官、発明家。奇人。通称ドリュー。実家は大きな商家(勘当されている)。ロアの考えを現実にする稀有な才能を持つ。発明に能力を全振りしているので、そのほかはからっきし。
○ジュディアノ:ドリューの部下。めちゃくちゃ気が小さい。偉い人の前ではアワアワしてしまう。面倒見は良い。まともに生活していないドリューの介護役。ジュディアノがいないとドリューの命の危険が危ない。
○ホーネット:ドリューの部下。口は悪いが才能はある。ドリューが作り出す一点物を、量産するための知恵を出すこともしばしば。彼のおかげで色々なものがちゃんと製品化できている。
■ルデクの王族
○ゼウラシア=トラド:ルデクの王。よく言えば果断、悪く言えばやや極端な決断を下すところがある。全体的に見れば優秀な王。
○ゼランド=トラド:ゼウラシア王の長男。臆病で自信のない少年だったが、様々な経験を経て急成長している。ルファにメロメロ。
○ウラル=トラド:ゼウラシア王の次男。生意気だったが、今はおとなしく勉強中。幼いがガタイは良い。武官として将来有望。
○ジャガルド=トラド:ゼウラシア王の祖父。先先代の王。
○レーレンス=トラド:王妃
■ルデクの文官
○オーフック:優秀なベテラン文官。街道整備に携わる。
○サイファ:外交官のトップ
○デリク:社交的な文官。ロアの元同僚でルームメイト。
○ヨルド:大人しくて真面目な文官。ロアの元同僚でルームメイト。
■ルデクの貴族
○センブリア=べローザ:ルデクの有力貴族。ウラル王子を後継者にするために画策する。ルシファルに唆されてゼランド王子を襲い、一族処刑の憂き目に会う。なお、当人はそれより前にヒーノフに暗殺された。
○デンタクルス=べローザ:センブリア公の息子。第九騎士団の部隊長。もちろん立場をお金で買った。父と共にヒーノフに暗殺されて死亡。
○ルヴェリ=オベラ:王家の祠の町の領主
○キンズリー=インブベイ:貴族。貴族院の一員。ロアにちょっかいを出して謀殺される。
○デサント=ホグベック:ウィックハルトの父。
○セシリア=ホグベック:ウィックハルトの妹
○オーパ:ウィックハルトの婚約者
○ダーシャ=シビリアン:新王派の貴族。ヒューメットに陥れられ、リフレアと通じる立場にあったが、ロアの説得で二重内応に応じる。
○シャッハ=シビリアン:ダーシャの息子
○ブルク=バーミトン:北部の有力貴族の当主
○テレンザ=バーミントン:ブルクの息子
○ビルドザル=ゾディアック:ルデクの大鷲と謳われた大将軍。ラピリアの祖父。
○レアリー=ゾディアック:ラピリアの妹。ルファの一個下。姉ラブ。
○ビリアン=ゾディアック:ラピリアの弟。ルファの4つ年下。姉ラブ。
○ベルトン=ゾディアック:ラピリアの父。娘ラブ。
○リウラ=ゾディアック:ラピリアの母
■その他のルデクの人々
○ノースヴェル:ルデクの海軍を率いる海軍司令。豪快でぶっきらぼうな性格に見えて、結構繊細。半分商人みたい。紅茶大好きで、船乗りには紅茶好きが少ないことが一番の不満。
○グルグッド:海軍の船乗り。ノースヴェルの子分。ノースヴェルが認めた人間は全て、兄貴、姉御で呼ぶ。その理由として名前を覚えられないためという噂がある。
○フランクルト=ドリュー:老獪な将軍。サクリの失踪に伴い、命の危機を感じてルデクへ亡命。色々あって、ゴルベルとの外交窓口と人質のシャンダル王子の世話を担当している。
○ルジーム:軍部の工房の工房長。腰が低い。
○スール:トランザの宿の食堂の看板娘。明るくて宿泊客からの評判もいい。
○キンドール:シュタイン邸の使用人の責任者
○ベクスター商会:フローレンシア=ドリューの実家。ベクスターは曽祖父の名前
○ヴィゼル:ハウワースの牧場の責任者
★★★★ゴルベル王国★★★★
【ゴルベル国内の街村】
○ヴァジェッタ:ゴルベルの王都。古式ゆかしき大陸式の街
【ゴルベル:人物】
■ゴルベルの王族
○シーベルト:現ゴルベル王。家臣の後押しによって父王を蟄居させ、新王になる。物腰柔らか、民からの期待も厚い。
○シャンダル:シーベルトの息子。ルデクに人質として送られる。大人しくていつもニコニコしている。ルファの弟分。
○ガルドレン:ゴルベルの前王。シーベルトの父。幽閉されていたがルブラルへ逃げる。のち、リフレアに引き渡された。
■ゴルベルの将官
○ファイス:ゴルベル三将の一人。シーベルトに王になるように進言。シーベルトの良き理解者で、最も信頼する臣下の一人。
○モンスール:フランクルトが手紙を送った相手。シーベルトの側近のひとり。文官をまとめる。
○クオーター:フランクルトが手紙を送った相手。シーベルトの側近のひとり。ルデクとの外交窓口の責任者。
○ローデライト=エスト:ゴルベルの英雄、目立ちたがり。ゼッタ平原での敗北後、粛清対象となりガルドレンによって処刑される。
○ギーヴァン:ゴルベルの将。エレンの廃坑の要塞化の任務を任されるもロアにより失敗。生き延びてルデクに潜伏したのち、ルシファルの手引きで第10騎士団へ入団する。その後、伝令兵として従軍。レイズの大遠征において、レイズ=シュタインを刺し命を奪う。その直後にヒーノフに狙撃されて死亡。
○ゼーガベイン:ゴルベル三将の一人・ゼッタ平原にて戦死
○ブートスト:ゴルベル三将の一人
○レドゥル:ゴルベルの武将
○シーカー:ゴルベルの武将
○ジャグス:前王派の重臣、新王になってから要職を外されていた。ガルドレン逃走の手助けをして、のち、同行している。
★★★★グリードル帝国★★★★
【グリードル帝国内の街村】
○帝都デンタロス:帝国の首都。城を中心に円を描くように広がる大陸最大の都市。
○フィッツジュレ:帝国第四皇子が治める領地にある港町
○フレデリア:ツェツェドラとルルリアの住む領主街
○シーヤック:新港造成中の小さな港町
【グリードル帝国:人物】
■王族
○ドラク=デラッサ:皇帝。一代の傑物。好奇心の塊。
○ビッテガルド=デラッサ:第一皇子。今の所、作中で名前しか出ていない不遇キャラ。ツァナデフォルとの最前線にいる。
○フィレマス=デラッサ:第二皇子。ツェツェドラに反乱を暴かれてゴルベルに逃げるも、のち捕縛され、処刑。反乱のきっかけはリフレアが扇動したため。
○ロカビル=デラッサ:第三皇子、感情よりも利益を優先するタイプ。ヒューメットの血判状をもとにルデク侵攻を進言した張本人。特にルデクに思うところがあるわけではない。のち、皇帝の命でルデクとの国交の窓口を担うことになる。ロアとは意外と気が合う。
○ツェツェドラ=デラッサ:第四皇子。皇帝の子供の中で末っ子の坊ちゃん。愛称ツェツィー。とても人の良い青年。一地方の領主であれば名主になれる求心力は持っている。本来の歴史では処刑される運命だったが、ロアの助言で回避することができた。帝国におけるロアの良き理解者の一人。
○ルルリア=デラッサ=バードゥサ:南の大陸の小国、フェザリスの姫。第三王女。ツェツェドラに嫁ぐ。主人公なのかな? という位帝国編では活躍。登場すると予期せぬ方向に物語が進む。
■グリードル帝国の家臣
○ガフォル:帝国の有力な将軍。通称、大剣のガフォル。レイズと再三に渡り干戈を交えた仲。ツェツェドラの良き側近。ツェツェドラの成長ののちには剣を捧げる心づもりでいる。
○リヴォーテ=リアン:皇帝の側近。鋭見のリヴォーテの異名を持つ。皇帝大好き。あと、皇帝大好き。長髪メガネ。ルデクに友好の使者として出向いており、最近はルファとよくつるんで掃除をして回っている。他に特筆すべきは皇帝大好き。
○エンダランド:帝国の重鎮。すでに引退していたが、ルデクへの使者として復帰。長耳のエンダランドの異名を持ち。かつては諜報員として各国より恐れられた。本人は外交官を自称。お酒大好き。双子と仲が良い。
○ルアープ:大陸10弓の一人。剛弓の異名を持つ。通称片目のルアープ。ザンバラの長髪を後ろで強引にまとめている。常に戦場に身を置いているため、実戦においては十弓屈指の実力者。
○バソル:第二皇子と共に反乱を企てた大臣。粛清された。
○カクック、ウルサム:ツェツィーの部下。ルルリアを攫われるという失態をする。後でガフォルから泣くほど怒られた。
○ファスティス:リフレアと繋がっている将官。独断で戦争犯罪人を解放してロア達を狙うも失敗。現在は自分が空になった牢に放り込まれており、今後も彼への恩赦はない。
○ボラン:ファスティスの部下で、ロア襲撃の一団と共にいた。戦わずに逃げようとしたが、双子が逃すわけがなかった。
○ジェッツ:軍部の規律違反で投獄されていた。ロア襲撃のために解放されたが、双子によって何もできぬままに死亡。
○ゾーラ:ルルリアの侍女。
■その他のグリードル帝国の人々
○スキット=デグローザ:裏町の元締め。亡国の宰相であり、皇帝も認める実力者。皇帝の誘いを蹴り、滅んだ母国の人々の救済のために野に下る。山高帽がトレードマーク。エンダランドとは飲み仲間。
○クルサド:スキットがオーナーの裏町の飲み屋の店主。親しくなると結構気のいいやつ。
○ピピアノット:かつてスキットの秘書をしていた。帝都を出たのちの消息は不明。
○ポンモール:帝都の有力商家、ルモール商会の当主。
★★★★リフレア神聖国★★★★
【リフレア:用語】
○正導会:現在の神聖国を牛耳っている教会の主流派。過激な思想のものも多い。
○純聖会:現教皇の出身派閥
○聖永会:所属人数では最大規模の派閥
○レーゼーン:リフレア神聖国の宗都
○フェマス:リフレアの一地域。対ルデクの防衛線。
【リフレア:人物】
■教会関係者
○サクリ:ゴルベルに入り込んでいた軍師。ルデク包囲網を描いた張本人。にもかかわらず、リフレアの首脳陣からの信頼は低い。
○ムナール:サクリの部下。表情のない男。立場はサクリの部下だが、正確にはネロから派遣されている。
○ネロ=ブラディア:サクリの兄。正導会の長。
○イリエクス:正導会に所属する神官。帝国でルルリアを狙ったことが露呈して投獄される。当面釈放されることはない。最悪一生牢の中。
○ニチャル:正導会所属の神官。結構高位。
○ベローぺ:ホッケハルン敗北後のルデクへの使者。ルデクでは道化を演じたが、彼は言われた通りにやっただけなので、全て彼のせいというわけではない。かといって有能かと言えば、ゼウラシア王との謁見の通りである。
○アレックス:純聖会に所属する神官。リフレアの未来を憂い、ルデクへ嘆願にやってきた。
○リンデランデ:教皇。聖職者としては素晴らしいかも知れれないが、為政者としては極めて無責任で無能。
○ショルツ:聖騎士団の騎士長の一人。比較的サクリに対して友好的な将。
○サウスバーク、イーマウ、デミア:正導会の傘下にある、聖永会の派閥の中心人物達。取り込まれた派閥の中では最大で、3名は正導会の風下に立つことを良しとしていない。
■ルデクを裏切った者達
○ヒューメット=トラド:旧第九騎士団団長。王の伯父。ゼウラシア王の父、祖父との軋轢よりルデクを裏切る。当初は殺されたと思われていたが、リフレア国内で生きており、ルデクの貴族を手紙で煽ったり、裏で動き回っていた。その後、流言に踊らされ死亡。
○ルシファル=ベラス:元第一騎士団団長。ロアの知る歴史ではルデクを滅ぼした張本人と目されていた。実際はヒューメットやサクリに翻弄され続けた男。ホッケハルンの戦いにてラピリアに討たれ、戦死。
○ヒーノフ=アルボロ:第一騎士団の騎士。弓の腕に自信があり、一方的にウィックハルトに対抗心を燃やす。旧第一騎士団の新たな騎士団長。毒を好んで使う。
○ノーグロート:シャリスを陥れたルシファルの側近の一人。現在はヒーノフの部下。
○ベリアル:ルシファルの側近の一人。現在はヒーノフの部下。
○ノゲルデ:旧第九騎士団の部隊長の一人、べローザ家と親しい家の貴族。第10騎士団に敗れウィックハルトに斬られる。
○パームス:旧第九騎士団の部隊長の一人、べローザ家と親しい家の貴族。第10騎士団に敗れウィックハルトに斬られる。
★★★★ツァナデフォル(リフレアの北にある国)★★★★
○バーミング:ツァナデフォルの首都
【ツァナデフォル:人物】
○サピア=ヴォリヴィアノ:ツァナデフォルの君主。完全世襲制。女王。
○ジュベルノ:君主の側近にて友人。幼い頃から共に育つ。実母はサピアの乳母。
○ワーグナ:ニーズホックの父
★★★★ルブラル(ゴルベルの西にある国)★★★★
【ルブラル:人物】
○サージェバンス:ルブラル王
★★★★その他★★★★
【その他:人物など】
○ワルドワート:【運命の女神】戦場の女神として信仰される。神話では2人の妹がいるとされている。
○リッピトリア:【豊穣の女神】三女神の一柱。次女。農業の神として信仰される。
○ローレフ:【風の女神】旅人の守り神、天候を司る。三女神の三女。商人と旅人の信仰が厚い。
○破壊の女神デーダローズ:古の神。この神が通った後は草も生えないと言われる。
○レゼグル:リフレアの唯一神。
○ゾディア:旅一座ル・プ・ゼアの歌姫。星の巡りから運命を読み解くほか、情報屋としても一流で、ついたあだ名が「歩く機密」。ロアの事情を知る数少ない人間で、その良き理解者の一人。
○ドラン:フェザリスの軍師
○ダス:フェザリスの外交官で商人。タールの貿易のために割と頻繁にルデクにやってくる。
○グランスウェウル:歴史上の人物。専制16国誕生のきっかけを作った傑物にて、大きな内乱を引き起こした愚王。
○ラペン:専制16国出身の行商人。ロアが未来で一時期一緒に旅をしていた。
○ピピンピピン:伝説上の人物。古代三名将の一人。古代国家ウロボロを滅ぼす。
【その他:食材、植物など】
○ポージュ:ルデクの家庭の味。イメージとしてはトマトの煮込み料理。こんなに活躍するとは思っていなかった。
○トリット:例えるならトマト。ポージュのメイン具材。これがないと始まらない。
○ササール:笹&筍。
○ハローデル牛:ブランド牛。大変美味しい。チーズも絶品。
○ファニーノ牛:帝国ブランド。ルルリアおすすめの肉。ハローデルよりも赤みが多く食べ応えがあるが柔らかい。比較的安価なのも魅力的。
○トゥトゥ:東方諸島産の野菜。ちょっと甘くて煮込むとほくほくする。
○サンザ草:人くらいなら簡単に昏倒させられる毒。放置すれば死にいたる。粘性が強く、矢尻に塗り込みやすい。
○クラザの木:春から夏に差し掛かるころに小さな淡い黄色の花を無数に咲かせる木
○ザクバン:芋の一種。さつまいもに近い甘味がある。主食には向かないがおやつとしては絶品。
【その他:発明品】
○圧気発火具:ファイヤーピストン
○弩:ボウガンの原型のような弓
○十騎士弓:金属製組み立て式折り畳み小型弩
○長柄槍:柄がすごく長い槍。遠くからぶっ叩くのが基本的な使い方
【その他:その他】
○ウロボロ:古代に繁栄した国家
○サルシャ:南の大陸に住む人種。純血の場合は青い髪と少し赤みがかった目を持つ。混血の場合はなぜか髪が赤みがかったものになる。