表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
青春空手道部物語 ~悠久の拳~ 第1部  作者: 糸東 甚九郎 (しとう じんくろう)
第2章 激闘!春季大会!
9/80

9、日新学院 vs 柏沼高校

   がやがやがやがやがやがや  がやがやがやがやがやがや


 選手待機所では、柏沼高校の男子メンバーと川田、森畑、そして新井と松島の9名が、間もなく始まる日新学院戦に備え、作戦会議をしていた。


「よぉし。できた・・・・・・。これでいこうかねぇー!」


 田村が、オーダー表をじっくりと見て、係員へと提出した。

 対する日新学院は、主将の二斗龍矢ほか三年生三名、そして唯一の二年生である(うね)(まつ)(とら)次郎(じろう)で組まれたチームだ。みな身長は一七五センチを超えており、バランスのよい体格をした選手で固められている。


「田村君。僕たちのオーダーでは日新の誰と当たるかはわかんないけど、ここまできたらもう、誰がどこに出ても同じだよね?」

「そうだなぁ。もう、いままでの相手ではなく、どれがレベル低くてどれが弱くてなんてないから、ああいうオーダーにしたんだよ」

「主将の二斗に、二年エースの畝松、特にこいつらは要注意だなー。尚久、ほかの三人は?」

「ほかの三年は、冷静に戦えば、俺たちでも普通に勝てると思うねぇ。ただ、日新だからと意識しすぎない方が、俺たちはいい動き出来るだろうとは思うねぇー」

「うむ。しかし、そうかもしれないが、意識しすぎるなと言ってもあの日新が相手だ。やはり、緊張感はこれまでとは・・・・・・」

「まぁ、そうだねぇー」


 前原だけでなく井上や中村も、日新戦を前に緊張の面持ちだ。これを勝てば、関東大会出場が決まる。

 いままでの対戦校よりもさらに、日新学院への対策は深く練られていく。


「Aコート、そろそろ入ります。柏沼高校、準備よろしいですか?」


 係員がその時、コートへ誘導する準備が出来たことを告げにきた。


「尚ちゃん、呼ばれたぜ! 気合い入れて、行こうぜっ!」

「よぉし! もう、泣いても笑っても最後のつもりで、いっくぞぉ! 暴れてやろうかねぇー!」

「「「「 しゃぁーっ! 」」」」


 田村に合わせ、神長、前原、井上、中村の四人は大きく叫んで気合いを入れ直した。


「ガンバレ男子! アタシも菜美も、形がだめだった分まで、暴れてきて!」

「私達も個人組手がこの後あるけど、男子のエネルギーを午後に活かすからね!」

「「「 先輩、お願いです! 関東行けるよう、ファイトです! 」」」


 川田、森畑、そして後輩たちも、男子メンバーを激励。


「まかせとけって。あとは、大暴れしてくるまでだねぇ。このために、一回戦や二回戦、力を温存してきたんだからねぇー!!」

「「「「「 行くぞっ! 柏沼ー、ファイトォっ! オオーッ! 」」」」」

「真波、私達はまた、上から応援しよう!」

「だね! 一年生、二年生、いくよ!」

「「「「「 はいっ! 」」」」」


 田村を筆頭に、男子五人は再び、Aコートへ颯爽と出陣した。



     * * * * *



  ~~~Aコート。男子団体組手三回戦。赤、日新学院高校! 青、県立柏沼高校!~~~

 

先鋒   赤 日新学院  畝松虎次郎 ―  青 柏沼  前原悠樹

次鋒   赤 日新学院  清水邦喜  ―  青 柏沼  神長道太郎

中堅   赤 日新学院  二斗龍矢  ―  青 柏沼  田村尚久

副将   赤 日新学院  白井昇平  ―  青 柏沼  中村陽二

大将   赤 日新学院  東畑 登  ―  青 柏沼  井上泰貴

 

 両校のオーダーが張り出された。いよいよ、今大会の山場である、日新学院と激突だ。

 コートで戦うのは各五人。だが、それだけではない。川田や森畑、そして後輩たちが大声援で援護してくれる。

 先鋒は、まず前原。景気付けの大切な一勝を左右するポジション。責任重大である。

 田村と二斗は、両校の主将同士。それが中堅戦で激突する。


「二斗が相手か。こりゃあ面白いねぇ。ぜったいに、遠慮する必要0%の相手だよなぁー」


 田村は、いつも通りの飄々とした感じで笑っている。


「僕は二年生相手か。初めて当たるなぁ、あの相手」


 前原はメンホーのマジックテープを緩めながら、やや緊張した様子。


「それにしてもさぁ、みんな鍛えまくってるやつらなのか知んないけど、ガタイがいいなぁ!」


 神長は、相手側の五人をじろじろと観察している。


「おれも、日新相手じゃさすがに、本気でやらないとなんないな! うむ!」


 中村は、眼鏡をきらりと光らせ、前髪をさっと直した。


「東畑、初めて当たるよ俺。あぁ、また腹が痛くなってきた・・・・・・」


 井上は、震えて腹を押さえ、うずくまっている。


「「「「「 にっしぃぃぃん! 必勝ーっ! ファイ! オー! ファイ! オー! 」」」」」

「「「「「 にっしぃぃぃん! 全勝ーっ! ファイ! オー! ファイ! オー! 」」」」」


 日新学院は、空手道部だけでも部員が四十人はいる大所帯。

 レギュラー以外の応援団ですら、みんなそれなりのレベルで、すごく層の厚いチームだ。

 陣営からの声援も、怒涛の声量で大波のように響いてくる。


「「「「「 柏沼ファイトー! ファイトー! ファイトーーっ! 」」」」」

「アタシらも、日新なんかに負けず、声出すんだ!」

「ほら、一年生も二年生も! 私達が男子を支えなきゃ!」

「「「「「 はい! 柏沼ー・・・・・・ファイトーっ!!!! 」」」」」


 観客席では既に、柏沼と日新の別な戦いが始まっているようだ。

 川田と森畑が後輩に発破をかけ、声援が男子五人の背中を押す。特に、川田の負けん気が一段と強く男子の気合いを増大させているようだ。


「がんばれー、柏沼ーっ! アタシの気合いを受け取れーっ!」


 川田は一段と声を張り上げている。


「ははっ! 川田さん、自分の試合以上に気合入ってる! よーしっ・・・・・・」


 前原メンホーを着けると、ふと、会場の天井を見上げた。

 その両目には、整然と並び輝き光るライトが、きれいに映りこんでいる。


   ~~~選手!~~~


 主審が先鋒の両選手へ、コートへ入るようジェスチャーを出した。

 前原は、歩み進んで入ってくる日新の先鋒と目を合わせ、開始線に立った。「ここが事実上の決勝戦と思って、限界まで出し切ってやる!」と、そんな決意を胸に抱いて。


「勝負、始めぇ!」

「さああっ!」

「とああああっ!」

「「「「 前原、ファイト!! 」」」」

「「「「「 うねまつぅぅぁ!! ファイトだ!!!!! 」」」」」

「「「「「 畝松先輩ぃ! 畝松先輩ファイトぉぉぉ!!! 」」」」」


 両者の気合いがぶつかり、先鋒戦がついに始まった。

 相手の畝松は前原とは逆の、右手・右足が前の左構え。サウスポースタイルというやつだ。


「(サウスポー。あんまり慣れてな・・・・・・)」


   ザシュゥッ  バババババッ


「(うあああっ! ま、まずいっ!)」


 少しだけ考え事をしていたのも束の間。あっという間に相手は中段蹴りからの四連続で突き技を放ってきた。

 この相手のスピード感やリズムは、一回戦や二回戦の選手とは桁が違う。これが全国区で戦っているチームの選手なのだ。この攻撃で、前原は「県内トップのチームと今、戦っているのだ」と、改めて目覚めさせられた。


「(あ、危なかった! 油断はまったくできないな!)」


   タタタタタッ シュタタタタタタ タタタタタ


 早回しのような小刻みでトリッキーな足捌きを使って、相手はどんどん前原の射程圏内へ入ってくる。

 一切、待たせてはくれない。

 前原は、「ここで完全に主導権を奪われてしまっては、審判への印象が悪い!」と判断し、一気に限界までギアを上げ、真っ向から迎えることにした。


「(さぁ、勝負だ。負けないぞ!)」


   ぎゅっ! ダダンッ!


 前原は両足に力を込め、一気に仕掛けた。

 

「てああああっ!」


   パパパパァン  ダンッ! パパパパッ


「おおああああっ!」


   ササッ! バシュッバシュッ!  ババババッ!


 両者の連突き、前蹴り、回し蹴りが交錯するが、どちらも決まらない。

 お互いに技を繰り出すが、一進一退の攻防劇。蹴りを腕でブロック。突きを掌で流す。身体で躱す。足捌きでよける。

 前原が突けば相手に受けられ、躱され、相手が蹴れば前原が受ける。よける。蹴る。突く。よける。突く。突く。・・・・・・。


「前原ぁ、ファイト! いいぞいいぞ!」

「一進一退の攻防だ! やるなぁ、前原!」

「前原、いけー! アタシらの分まで、いけー!」


   パパパァン  ダダァン  タタタタァン  ドォンッ!


 始まって四十秒が経過したが、どちらも技は決まらず、ポイントが動いていない。


「(はぁ、はぁ、やはり日新の選手。強いなぁ。あと、何秒だろう・・・・・・)」

「「「 あ! 前原ーっ! 」」」


   バシイィッ!


「止めっ! 赤、中段蹴り、技有りっ!」


 前原はほんの一瞬、時計を気にして足を止めてしまった。

 そこを見逃さず、相手に狙われた。右脇腹へ、強烈な中段回し蹴りを思い切り蹴り込まれてしまったのだ。


「(け、けほっ! ・・・・・・や、やられた!)」


 相手の蹴りによって、前原の表情が歪む。


「ああいう隙を、名門校ってのは逃さないんだ。一瞬でも気は抜けない! 前原、取り返せ!」


 田村が前原に向かって、叫ぶ。「まだまだこれからだ」と前原は気を引き締める。

 しかし、知らず知らずのうちに、前原の身体はだんだんと鉛のように重くなってきていた。



     * * * * *



「続けて、始め!」


   スタタタッ  タタン  バシイイィンッ!


「(うあっ!)」

「止めっ! 赤、中段蹴り、技有りっ!」

「「「「「 ナイス中段! 畝松、ナイス中段! ファイ! ファイ! ファイ! 」」」」」


 一気に日新学院陣営が湧く。


「どうしたんだよ悠樹! ファイト、ファイトだっつぅの!」

「前ちゃんのあの状態、あれは・・・・・・」


 焦って声を出す井上の横で、神長が前原のある異変に気付き始めた。

 前原は今、こう思っていた。「足が重い。相手が攻めてくるのは見えている。目でも、意識でも、わかっている」と。

 だが、前原の腰から下は、急激に重力が倍にでもなったかのような感覚に変わり、試合序盤のようなスピードは既に奪われていた。


「(はぁ、はぁ、はぁ・・・・・・。くそぅ、身体が、重い・・・・・・)」


   ササアッ  シュパァッ!


「(うわっ!)」


 前原は相手の繰り出したキレのある上段突きを、なんとか首を振って避けた。

 だが、その突きを避けた瞬間、眼前には赤い拳サポーターが・・・・・・。


「(あ! わかっているのに。わかっているのに!! 避けられないっ!)」

「ああああーいっ!」


   バシュンッ!


「止めっ! 赤、上段突き、有効っ!」

「「「「「 ナイス上段だーっ! 畝松! ファイ! ファイ! 」」」」」


 いつもの稽古の倍くらい、前原の汗は噴き出していた。

 それは運動後の爽やかな汗ではなかった。気迫の漲った熱さと、極度の緊張による冷や汗とが混ざったような、何とも言えない汗。試合本番独特の汗、と言うが正しいか。


「せ、先輩。前原先輩が、急に足止まっちゃったみたいですけど、もしかして、ケガとかでは?」

 

 二年生の阿部が、おろおろして川田の袖を引っ張る。


「あれは・・・・・・アタシも経験ある。前原は、特にケガとかはしていないはず」

「じゃ、じゃあ、どうしてなんですか!?」

「ハイレベルな相手と勝負して、急激に自分のスピード感を相手のレベルに合わせていくと、気持ちは上がっても身体はその上げたギアについていけなくなることがあるの。まず、足に違和感がくる」

「「「「「 え!!! 」」」」」


 川田の言葉に、後輩達はお互いに顔を見合わせた。


「短時間では、ものすごく動けるんだ。でも、一気にその反動が来たかのように、身体が重くなるんだよ。組手は形と違って、一定の時間でパワーやスタミナ配分を程よく割り振ることは、その試合によって違うし」


 川田の横で、森畑も真剣な表情を崩さずに口を開いた。


「あれは、真波も私も経験済み。前原も、初ではないはずだとは思うけど・・・・・・。日新戦のプレッシャーは、それほどだということなのね」


 「なんてこった」と、前原は後悔していた。相手に合わせてギアを入れたが、どんどん息が上がってしまい、構える腕すら重く、またさらに重さが増したように前原は感じていた。

 細かい足捌きも、防御も、頭ではわかっていても、今は身体ができそうにない状態だ。


「前原! ファイト! 諦めんなぁ!」

「いけるいける! 対応してるよ前原! 集中!」


 川田と森畑が、思いっきり声を張り上げる。

 弱る前原に向かって、相手は容赦なく踏み込んできている。


   タタタタタッ シュタタタタタタ タタタタタ


「(まずいっ! また、どんどん攻めてくる・・・・・・。もう、一か八かだ!)」


   ばしゅ!  どかっ!


 前原は迫ってくる相手に対し、その動きを止めるため、全力で前蹴りを放った。

 蹴りは、相手が飛び込んできたと同時に中段へ入った。タイミングは申し分なかった。タイミングは。


「(や、やったか!?)」


 前原の表情は「手ごたえあり」といった顔。

 副審はひとり、青旗を真横にあげた。しかし、他の副審はバサバサと交差して下に振っている。


「川田先輩。い、いまの蹴りって、入りましたよね!?」

「いや・・・・・・」


 大南が潤んだ目で川田の腕を引っ張るが、川田は眉間に皺を寄せたまま、Aコートへの視線を動かさない。

 

「止めっ! ・・・・・・。・・・・・・。とりませんっ」


 タイミングは申し分ない蹴りだったが、威力とスピードが足りなかったのだろうか。主審は、副審に再度確認をしたが、副審は「不十分」の判断。

 前原が全力で放った蹴りは、ポイントとしての判断を下されなかった。


「タイミングはいいけど、スピードもキレもない蹴りだから、単に足で押しただけのような印象で見られたなきっと。押すだけみたいな蹴りはさ、不十分で取らないんだよね審判は」

「そ、そうなんですかぁ。えー、惜しい! 残念ー・・・・・・」


 川田は、歯痒そうな表情で大南へ答えた。

 そうこうしているうちに、相手の足先は、前原の右側頭部へと迫っていた。


   パカアアァァンッ!


「止めっ! 赤、上段蹴り、一本っ! 赤の、勝ち!」

「「「 あぁー・・・・・・っ! 」」」


 悔しいけども、力及ばず。

 終了まで残り三十二秒というところで、前原は相手の左上段回し蹴りを食らってしまった。

 見えてはいたが防ぐのが間に合わず、結果として1ポイントも取れずに負けてしまったのだ。

 前原は、がっくりと首を垂らした。


「ご、ごめん。みんな。太刀打ちできなかったぁ・・・・・・」


 そしてコートから戻るやいなや、前原は膝をついて座り込んでしまった。


「だいじだ、前原。いい勝負だった! ギア上げた前原、よかったぞぉ! よくやったよ」

「悠樹、ナイスファイト! だいじょうぶ、だいじょうぶ!」

「勝敗はいずれにしろ、いい勝負でみんな熱さを注入されたぜ」

「前ちゃんの先鋒は、いい仕事したと思ってんぞ! さっ、次は俺だ! いってくるぜっ!」


 田村、井上、中村が前原の肩や背中を叩き、励ましている。

 神長は、メンホーを装着し、前原へ力強い声をかけた。


   ~~~選手!~~~


 続く次鋒戦は、神長が出陣。

 相手も神長と同じようなパワー&技巧派タイプの選手らしく、実力は拮抗した。

 序盤は迫力ある突き技の応酬で、取った取られたのシーソーゲーム。試合時間もあと十五秒というところで、神長が開始早々に仕掛けた。


「すああああーっ!」

「であぁぁーい!」


   ダダダン! ドパパパァンッ!


「止めっ! 赤、中段突き、有効っ!」


 床に膝がつくほどに低く両者は飛び込み、中段突きでぶつかった。

 しかしほぼ相打ちに見えたが、ほんの僅かの差で日新へポイントが入った。残り時間健闘したものの、決め手に欠け、時間終了。

 神長は最後、追いつくことが出来ずに敗れてしまった。これで、先鋒、次鋒ともに、日新学院がリード。


「くうっ、あと少しだったのに、すまん。尚ちゃん、あとは頼む・・・・・・」

「神長君いい試合だったよ! 日新と3対4。すごかった。おつかれ!」

「やべぇな、これでおれ達、もう後がないな。頼むぞ田村!」

「気にすんなぁ。俺が二斗を止めれば、まだつながる。まだまだ、わかんないんだから」

「尚久、二斗は半端じゃないパワーだけど、また一段と強そうだぞ・・・・・・」


 次は中堅戦。ついに、両校の主将が大激突となる。もう一敗も出来ない柏沼高校には、この中堅戦は大切な一戦だ。


   ~~~選手!~~~


「「「「 ファイトオオォーッ! 」」」」


 前原たち四人は、それぞれの思いを田村の背中へ掌で乗せ、力いっぱいコートへと送り出した。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ