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青春空手道部物語 ~悠久の拳~ 第1部  作者: 糸東 甚九郎 (しとう じんくろう)
第8章 頂上決戦! 激闘賛歌! 
67/80

67、先鋒の仕事

   ~~~ただ今より、男子団体組手決勝戦。本日の最終試合を行います!~~~


   ワアアアアアアアアアアアアアア ウオオオオオオオオオオオオオオオオオ


「「「「「 にっしぃぃぃーんっ! ファイトォォォォォ! 」」」」」

「「「「「 二斗先輩ぃぃぃ! 白井先輩ぃ! 東畑先輩ぃ! 清水先輩ぃ! 」」」」」

「「「「「 畝松先輩! にっしぃぃん! ファイトォォォーーーーッ! 」」」」」

「「「「「 かしぬまこうこう、ファイトォーーーーーーーーーっ! 」」」」」

「柏沼ーっ! 中村ぁ! 前原ぁ! 神長ぁ! びびんなぁ井上ぇ! 長谷川がんばれぇ!」

「「「「「 にっしぃぃぃぃんっ! ファイ! ファイ! ファイ! ファイ! 」」」」」


   ~~~ 赤、日新学院高校! 青、県立柏沼高校! ~~~


 館内は地鳴りのような大声援に包まれた。

 日新学院と柏沼高校、両校の熱い声援が一気にぶつかった。その声量は、呼び出し係の声が聞こえないほど。


「選手っ! 正面にぃーっ、礼ーッ! お互いにぃー、礼ッ!」

「「「「「 うっしゃああああぁーーーーーーーーーすっ! 」」」」」


   シュンッ ドドドォーンッ! シャアアーッ!


「「「「「 ああぁいっしゃぁーーーーーすっ! 」」」」」


   スッ  ダンッ  ドドォンッ!  オオオーッ!


 両校のメンバーはコートの開始線付近でまた円陣を組み、床をみんなで足踏みしたり、組んだまま跳ね上がって腰を叩き合ったりし、各校独自の気合いを全員で入れる。

 そして、この館内の声援が選手一人一人の士気をますます高め、目に火花を生み出し、それぞれの選手達は闘気が身体の隅々にまで巡り巡って漲ってゆく。


   ワアアアアアアアアアアアアアア ウオオオオオオオオオオオオオオオオオ


「「「「「 にっしぃぃぃーんっ! ファイトォォォォォ! 」」」」」

「「「「「 かしぬまぁぁぁぁーーーーーーーーーーっ! 」」」」」


 インターハイ出場を決める、運命の対決。

 両校の対戦者が、コート脇のボードに張り出された。


先鋒   赤 日新学院  清水邦喜  ―  青 柏沼  前原悠樹

次鋒   赤 日新学院  畝松虎次郎 ―  青 柏沼  神長道太郎

中堅   赤 日新学院  二斗龍矢  ―  青 柏沼  中村陽二

副将   赤 日新学院  白井昇平  ―  青 柏沼  長谷川 充

大将   赤 日新学院  東畑 登  ―  青 柏沼  井上泰貴


「「「 (二斗と畝松が、次鋒と中堅だ! え!? 柏沼には田村がいないぞ!) 」」」

「「 (柏沼の副将、茶帯じゃんか! こりゃもう、だいたい勝負見えたろぉ) 」」

「「「 (日新が、茶帯のいるチームに負けるとは思えないよなぁーっ!) 」」」


   ワアアアアアアアアアアア  ワアアアアアアアアアアアアアア


 館内からは、はらはらと梅の花びらが落ちるかのように、オーダー表が発表されてから相手との勝負結果を予想する声が降ってきた。

 これは何とも、柏沼メンバーにとってはきつい戦いになりそうなオーダーだった。

 まさか二斗と畝松が次鋒と中堅という順で組んでくるとは、誰も思ってもいないことだったのだ。

 これで、柏沼メンバーは先鋒から星一つも落とせない厳しさとなる。長谷川と井上は、北国の冬風に吹き当てられたかの如く、ぶるぶると震え始めていた。


「井上君はやればできるにしても、こっちの主力三人のうち二人に畝松君と二斗君が当たってきたのは、ちょっと痛いね。でも、こうなったら、何としてでも倒して勝つしかない!」

「泰ちゃんも長谷ちゃんも、もう、震えてマナーモード状態だ。こりゃ、まじぃぞ!」

「おれは二斗か。ふん、面白い! 中堅までで一気に片付けたいな。県内一のやつを、斬って落としてやるさ。みんな、呑まれるな! おれたちが、勝つんだ! なぁ、前原!」

「そういうこと! 僕たちは、女子も男子も今日は波に乗ってる! 追い風を受けてるはず。このまま勢いを失わずに、みんな戦うよ! ここまできたら、やってやろうじゃないかっ!」

「悠樹ぃ、道太郎ぉ、陽二ぃ、た、頼むから俺までは、俺までは回さないでくれ。決めてくれ!」

「先輩ー。やっぱ、すげー恐いっすぅ・・・・・・ぶるぶる膝が止まらないっすぅ・・・・・・」

「ま、とりあえず、まずは先鋒の僕が一気に景気よくいかなきゃね! さぁ、始めようよ!」


 前原はメンホーをかぶり、仲間の声を肩と背中に受け、帯を締め直しながら主審の合図を待つ。

 個人戦はあと一つというところで手が届かずに、崖から転がり落ちた前原だった。この団体戦は何が何でも勝って、みんなで沖縄に行きたい。先鋒でいきなり落とすわけにいかない。落とせるはずがない。負けるわけが無い。そんな気持ちが前原の全身を熱い血と共に廻っている。


「「「「「 にっしぃぃん! 必勝ーっ! ファイ! オー! ファイ! オー! 」」」」」

「「「「「 にっしぃぃぃん! 全勝ーっ! ファイ! オー! ファイ! オー! 」」」」」


   どきっ   どきっ   どきんどきん  どぅんどぅんどぅん・・・・・・


 前原の心音が高鳴り、次第に心拍数が上がってゆく。

 相手も準備が整ったようだ。主審も試合時間の確認をし、主審線へと立った。


   ~~~選手!~~~


「「「「「 ファアァイトォォーーーーーッ! 」」」」」

「「「「「 ファイトォォォォォォーーーーッ! 」」」」」


   ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア


「前原ぁーっ! アタシらも田村も、ここにいるぞ! ファイトだ先鋒前原ぁーっ!」

「「「「 前原せんぱーーーーーいっ! ファイトでぇぇぇすっ! 」」」」

「「「「「 清水先輩ッ! 清水先輩ィィッ! 清水先輩! 」」」」」

「よっしゃーっ! 行ってくるよっ!!」


 主審の合図が聞こえないくらいに、両陣営から大歓声が飛び交い続ける。

 前原は雄叫びをあげてから、一気に開始線まで駆け込んだ。相手の清水も、勢いよく開始線まで入り、拳を腰の高さに用意して待っている。

 その目には鋭い光が輝き、前原を睨んで立っている。個人戦のリベンジをしたいってことだろうか。


「勝負! 始めっ!」

「とあああああああああああーいっ!」

「しゃあああ・・・・・・」


   ダダダダァッ!  ギュウンッ!  バアッシィィィィィッ!

   ババッ  ババッ  ババッ

   ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアーッ


「止め! 青、中段蹴り、技有りっ!」

「いいぞぉぉぉ! ナイス速攻! 前原ナイスだぁ!」

「「「「 前原先輩、ナーーーーーイス中段ですっ! 」」」」


 相手の立ち上がりのスイッチが入る前に、前原は早々に相手へ走って行くように踏み込んで思いっきり中段回し蹴りを叩き込んだ。相手は完全に虚を突かれたといった感じで、しまったという表情をしてメンホー越しの目で前原の足元を見ていた。


「よぉっっしゃぁぁぁーっ! (まずは、速攻作戦成功だ!)」

「続けて、始めっ!」

「とあああああああああああああっ!」

「しゃああああああああああっす!」


   シュバン!  シュバババッ  シュタンシュタンシュタン

   ババッ!  ダダン ダダダダン  ダダダダダダン  ダダダン


「とああああーい!」


   シュババババッ!

   ・・・・・・バチン! バババチンッ!


「しゃああああい!」


   バシュン! バババシュッ!

   ・・・・・・パシイッ! パシンパシイッ!


 お互いにステップを使って間合いを詰めたり切ったり、コート内を動きまわる。

 自分の技が最大限に活かせる距離に入った瞬間、前原はワンツーの二連打で踏み込んだ。

 相手の清水はそれを腕でブロック。すぐに清水は上段中段上段の波打つ三連打を返すが、前原は間合いを切りながら前拳の掌で三連打を左右にうまく弾き飛ばした。

 先程までの、個人戦での勢いがまだそのまま前原の身体には残っている感じだ。


 「とぉああああああーぃ!」


   グウッ ギュンッ!    ドバアアァンッ!


「止め! 青、中段突き、有効っ!」

「「「「「 おっしゃーぁ! ナイス上段、前原ーっ! 」」」」」

「よぉぉっしゃぁーーーーーっ!」


 前原は心の中で自分を奮わせていた。相手の動きがよく見える。攻撃をもらう気がしない。あの二斗や畝松と対戦した個人戦の集中度合が、さらに研ぎ澄まされた感じなのだ。

 責任重大な決勝戦での先鋒戦。しかし前原は、勝とうとか勝たなければなどという気持ちは無意識に飛んでおり、いつの間にかこの大歓声と、数多のライトを浴びた中央のコートでの試合を思いっきり楽しんでいた。


「よっしゃ! 前原、いーぃ動きしてるじゃないのぉ! アタシもこりゃ、先鋒戦は安心して見ていられるわ! 前原ーっ! そのままいけぇぇ!」

「へぇぇ。これがぁ、チームの応援する雰囲気の中なのかぁ・・・・・・なんか、楽しいなぁーッ」


 川田と小笹が、手すりから落ちそうなくらいに身を乗り出して前原の試合を見ている。


「続けて、始めっ!」

「とぅああああああーーいぃぃっ!」


   ダダダァッ!  シュババババッ! ババババババッ!  シュバッ!


「(こ、この柏沼の前原! 個人戦よりすげぇ! ま、まずい!)」


 相手の清水は、前原の得意な速攻の連撃に防戦一方の様子。

 上段にあえて相手の意識を集めておいた前原は、清水が構えを高くして顔の前を両手で防いでいるのを見逃すはずがなかった。


「とぉあああああああああっ!」


   シュバアアアッ!    バアッシィィィィンッ!

   ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア


「「「「 前原先輩、ナーーーーイス中段ーっ! 」」」」

「止め! 青、中段蹴り、技有りっ!」

「ぅるおああぁっしゃーーーーーーーっ!」

「だはははっ! すっごい雄叫びだなぁ前ちゃん! 二斗みたいじゃんかよぉ! めっちゃ調子いいみたいだし、すごいな!」

「前原ナイス中段! 良い流れ! このまま自分から自分から! おれらも続くからな!」


 相手の清水は、前原の勢いに圧倒され、冷や汗をたくさんかいている。

 二斗や畝松に比べると今の前原には、清水の実力は数段レベルが落ちる感覚なのだ。清水も日新メンバーの中では弱くはない。弱くはないが、今の前原には強く感じない。


「「「「「 いけいけ前原!  いけいけ前原!  いけいけ前原! 」」」」」

「清水ぅ! 冷静になれよ! 見えない相手じゃないぞぉ! 個人の雪辱戦だろぉ!」

「「「「「 清水先輩ファイトでーす! 取り返しましょうっ! 」」」」」


 日新メンバーから、清水に声援が飛びに飛ぶ。二斗と畝松は、鋭い目付きのまま試合を見て待機している。それは、獲物を食い殺すかのように鋭い。次鋒と中堅で取り返す気満々の目だ。


「しゃああーっ!」

「か、変わったなぁ前原のやつぅ。まるで日新のお株を奪うかのような雄叫びや気合いじゃんかぁ。県内ベスト4に入った自信が、変えたかぁ? ま、いーぃ気合いだから、頼もしいねぇー」

「もともと、前原は大人しすぎるんだよ。武道や格闘技やってる人間にしてはね」

「そうだねぇー。ま、そこが前原らしいんだけどねぇ。スーパー前原の覚醒かねぇー」


 田村と森畑は試合を見ている中で、前原の変貌に驚きを隠せないようだ。

 阿部は拳を握って両脇に大南と内山を従え、全力で前原へ声を飛ばしている。


   ワアアアアアアアアア オオオオオオオオオオ ワアアアアアアアア


「続けて、始めっ!」

「しゃああああああす!」


   ダシュンッ!   ババババン  バババァンッ!

   トォントォーン・・・・・・  パチインッ!  パパァンッ!


「とああああああああーいっ!」


   シュウンッ!   パチイイイインッ!


「止め! 青、上段突き、有効っ!」

「「「「「 ナーーーーーーーイス上段だーーーっ! 」」」」」


 前原は仕掛けてきた清水の上段突きを、バックステップで退がりながら払いのけた。

 するとすぐさま、相手を自分の懐へ引き込むようにして、上段逆突きのカウンターを入れたのだ。


「(よ、余裕で見える! 間合いも、攻撃も、何もかも、余裕でわかるぞ!)」

「(な、なんだこいつ。個人ベスト4は伊達じゃないのか。でも、このまま負けられっか!)」

「続けて、始めっ!」


   シュババババババッ   シャシャシャシャッ!


「とぉああああああーいっ!」


   バッッシィィィィンッ!


「止め! 青、中段蹴り、技有りっ! 青の、勝ち!」

「「「「「 (先鋒戦は、柏沼が完勝したーーーーーっ!) 」」」」」

「「「「「 (まずは勝ち星、柏沼が先制だ! すっげぇぇぇぇ!) 」」」」」

「しゃああああああーーーーーーーっ! ぃやああああっ!」


 前原は勝ち名乗りを受け、メンホーをはずして天井へ向かって思いっきり叫んだ。

 前原はもう、叫ばずにはいられなかった。

 前原はとにかく、気が昂ぶって、じっとしていられなかったのだ。


「うおおおおおおお! 前ちゃんやったなぁぁ! ナイスだぞぉーっ!」

「お疲れ! あっという間に決めたな! 先鋒の仕事として最高だ! 前原、お見事! あとは、おれたちにまかせろ!」

「よっしゃよっしゃ! このまま三人で決めてくれな! 俺まで回すな! ナイスだーっ!」

「ま、前原先輩・・・・・・すごいっす! ・・・・・・うわー、緊張してきたぁ!」

「「「「「 いぃやったぁーーーーーっ! ナイス中段ーっ! いいぞ前原! 」」」」」

「前原ーーっ! やったねぇっ! アタシも菜美も、みんな気合いたっぷりだぁ!」


   ワアアアアアアア ワアアアアアアア

   オオオオオオオ! オオオオオオオ!!


 湧きに湧く柏沼陣営。身内のみならず、館内にいる他の学校もみな、この決勝戦に大注目で全員がこのコートの試合を見ているのだ。

 あちこちから湧きおこっているどよめきと歓声は、前原が清水をわずか一分で完封して勝つとは思ってもいなかったということなのだろう。

 ものすごい歓声とどよめきが混ざった声が、センターコートへと五月雨のように降り注ぎ続ける。


   ざわざわざわ どよどよどよ ワアアアアアアアアア

   どよどよどよ ワアアアアアアア ワアアアアアアア!!


「「「「「 (日新が先鋒取られた! あの柏沼の前原、あんな強かったのか!) 」」」」」

「「「「「 (田村がいなくても、他のメンバーで一気に決める気だぞあれ!) 」」」」」

「「「「「 (次は日新、畝松と二斗だよ! 柏沼でもこれは倒せないでしょうよ) 」」」」」

 「ふぅーっ、時間にして、一分くらいだったのか! やったよ、まずは先鋒戦はとったぞ!」


 前原は、一気に表情が柔和になり、安心した顔で柏沼メンバーのもとへと戻る。

 清水は肩を落とし、うなだれながら日新メンバーのもとへ戻っていった。


「・・・・・・す、すまん、二斗。あいつ、思った以上の強さだった。すまん・・・・・・」


 その清水と入れ替わるようにして、畝松がぎらりと瞳を燃え上がらせてメンホーをかぶった。

 柏沼メンバー側では神長がメンホーを既にかぶり、スタンバイ済みだ。


「俺の相手は畝松か。せっかく前ちゃんが獲った先鋒戦、俺が無駄にするわけにはいかんな!」

「ファイト、神長君! 相手はサウスポーの実力派だけど、いけるよ神長君なら!」

「道太郎。と、とにかく、十秒くらいで終わりにしちまえ! 一本! 一本! 技有り! おわり、ってな!」

「が、頑張ってください神長先輩!」

「とにかくリラックスだ。頼んだぞ神長。おれたちは、全員一体で勝つんだ!」

「ああ。ありがとなみんな! だっはっは! さーて、いっちょやってみっかぁ!!」


 神長は首をこきんと鳴らし、両拳をぷらりと振って主審の合図を待つ。


「畝松。柏沼高校はそこらの私立より実力は上だ。頼んだぞ。・・・・・・本当に、俺が負けてしまってすまない!」

「清水先輩、いいっすよ! ま、見てて下さい。ここからが本番ってことですから・・・・・・」

「・・・・・・畝松・・・・・・」

「ん? なんすか、二斗先輩?」

「清水の言うとおり・・・・・・柏沼は、一介の県立レベルではない・・・・・・。・・・・・・迷い無く、全力で叩いてこい・・・・・・」

「はっはー! 了解です。ま、取り返してきますよ。日新学院の底力、見せてこないとね!」


 コート両翼に立つ神長と畝松は、既にコート両側で火花を散らせている。

 今大会個人三位の畝松と王者の二斗がここから連続で出陣してくる。

 柏沼側だけでなく、日新側にも先鋒戦でさらに火が点いたようだ。


「道太郎ーっ! 前原に続けーっ! アタシらの声をパワーにしろーーーーーーーっ!」


   ~~~選手!~~~


 快勝の先鋒戦に続く次鋒戦。

 神長は主審のコールで目がキリリと尖り、「しゃあっ!」と気を吐いて力強い足取りでコートへ入っていった。


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