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青春空手道部物語 ~悠久の拳~ 第1部  作者: 糸東 甚九郎 (しとう じんくろう)
第7章 四強激突!!
58/80

58、等星女子高主将 崎岡有華

   ずごっごごごぉん・・・・・・

   ごっごごごごぉぉぉん・・・・・・


 雷鳴が遠くから響いてくる。雨は益々強くなってきているようだ。


「このときを待っていたよぉ。等星の主将! ワタシが間もなく、跪かせてやるからねぇぇ!」


 田村の試合と同時に進んでいたBコート。

 川田と朝香の死闘を終えた次は、等星女子高の主将である崎岡と、打倒等星に異常なほどの執念を燃やす小笹が激突。この勝負も、目が離せない注目の一戦だ。


「赤、海月女学院高校、末永選手!」

「はぁぁいっ!」

「青、等星女子高校、崎岡選手!」

「はあいっ!」

「「「「「 崎岡先輩ーっ! 等星ファイトォォォーーーーッ! 」」」」」

「崎岡ぁぁぁあ! そんな新参者ぉ、瞬殺せぇい! 格の違いをみせつけろぉぉ! いいな!」


 観客席から、瀧本監督の嗄れた声が響き渡る。崎岡は黙って小さく頷き、メンホーをつける。


「相変わらず・・・・・・ワタシを馬鹿にしやがって。等星めぇぇぇっ! 見てなさいよぉッ」


   がぽん  びびーっ びっ  ぐうっ  びーっ


 小笹は相手の崎岡を刃物のような視線で睨み、メンホーをかぶり、ベルトをややきつめに留め、がっちりと装着した。


   ~~~選手!~~~


「「 崎岡せんぱぁーーいっ! 余裕でーす! 余裕ですよぉ! ファイトーーッ! 」」

「「「 崎岡せんぱいーっ! 余裕で勝ちましょおーっ! ファイトォ! 」」」


 館内のあちこちにレギュラー以外の等星メンバーが数名散らばり、Bコートへ四方から声援を送っている。その声が届くごとに、崎岡は目を燃え上がらせ、臨戦態勢になってゆく。

 等星女子高の二枚看板の一角がコートにいま、力強い足どりで入り、開始線へ立った。

 一方の小笹は、軽く両足で跳びはねてから、駆け込むようにコートへ入り開始線に立つ。

 両者の闘気が既にぶつかり合い、電撃のような火花が静かに散っている。


「勝負、始め!」

「せやあああぁぁぁぁあいっ!」


   シュルウゥ! ドオオンッ!  ガッシィ!

   タタタタタタタッ タタタタタタタッ


「ツアアアアアーーーーイッ!」


   シュウゥ  シュルルン シュルン

   シュルシュルシュル シュルウン・・・・・・


 Bコート女子個人組手準決勝、第二試合が始まった。

 崎岡は円を描くように両腕を回し、力強く腰を落として拳を握り込みどっしりと構えた。

 下半身はまるでミシン針の動きのような高速で細かいステップを踏む。

 小笹はいつも通りの真横に構えた独特の構えで、滑るように円を描いて移動。森畑との試合より、その動きはやや速いようだ。


「(等星め! ワタシの空手を否定し、門前払いで恥をかかせやがって! 等星めぇーっ!)」

「ツアアアアアアーーーーーイッ!」


   ギュルウン!  シュバババッババババッ! シュバアアッ!


 小笹は遠い間合いから一気に飛び込み、上段回し蹴りをフェイントにして回転を加え、後ろ回し蹴りを蹴り込む。


   キュン・・・・・・ッ  ドキュンッ!

   ドガガガガガガアアアアアアッ!  どしゃ

   ワアアアアアアアアアアアア  ワアアアアアアアアアアアアアアア


「止め! 青、中段突き、技有り!」

「(な! なにしやがったぁ等星!? ワタシの蹴りを見切って、背中を・・・・・・!?)」


 目の前で繰り出された小笹の変則攻撃に、崎岡はまったく動じず対応。

 蹴りを紙一重で見切り、小笹が後ろ回し蹴りを繰り出そうと回転した瞬間、踏み込んで背面へ機関銃のような連突きを浴びせかけた。

 小笹はその威力に撃ち墜とされ、墜落するように床に落とされた。


   ズウウウゥ・・・・・・ン


「(こ、このぉぉっ! ワタシを、上から見下すなぁッ!)」


 起き上がろうと床に座った小笹を、崎岡は鋭い眼光を光らせ、睨みつけるように黙って見下ろしている。

 その迫力は、涼やかで冷ややかな朝香とは対照的。どちらかと言えば、二斗に近いか。


「「「「「 (いやぁ、さすが崎岡だ。あの子の動きすら、軽く見切ってるんだ!) 」」」」」

「「「「「 (全空連の代表強化選手だもん。いくら海月の子でも、ねぇ) 」」」」」


 観衆も、これまで小笹の試合を見てきてはいるが、崎岡の不動のオーラと圧倒的スピードの手数を前に、まるで掌を返したかのように囁き始めた。


「続けて、始め!」


   キュキュンッ!

   タタタタタタタタタタタタタッ シュシャシャシャァァッ


「(あっという間にここまで間を詰めてきた! こぉのーっ等星めーっ!)」


   シュババッ シュバアアアアッ!

   キュウンッ!  ドババババババアアァンッ!  どしゃ


「止め! 青、上段突き、技有り!」

「「「 崎岡せんぱーーーーーーい! ナーイス上段ーーーーっ! いいですよぉ! 」」」

「「「 楽に仕留めましょおぉーーーーっ! 等星ーーーーっ! 必勝ーーーーーっ! 」」」

「(な、なんなのよぉ! ワタシをコケにしてぇ! 周りの声援も、かしまさぃ(やかましい)っ!)」

「「 崎岡先輩、ナイス上段でぇーーーーーすっ! 楽勝ですよぉーーーーっ! 」」

「よおおぉし! 崎岡ぁぁあっ! そのままねじ伏せろぉぉっ! そんな相手に時間をかけるなぁぁっ! お前は等星の主将だ。等星らしく勝てぃ! 等星の看板を見せつけぇい!」

「(うるさい! うるさい! うるっさぁいッ! 等星! ワタシに謝れ! このぉぉッ!)」


 小笹の四方八方から降り注ぐ、等星女子高陣営からの崎岡一色の大声援。

 蹴る瞬間に同じようにして猛連撃に撃ち墜とされた小笹は、ゆっくりと立ち上がり、唇を噛み締めて開始線へ戻る。

 朝香と組手スタイルは違えど、崎岡も全空連の日本代表が集うナショナルチームとして日の丸軍団に所属している実力は伊達ではない。突きが速すぎて、連打が入ると技有りをすぐに取れる。


「Bコートで末永選手やってますけど、さすがに相手が悪いみたいです。等星の崎岡さんじゃ、あの蹴りや変則攻撃すら、ただの曲芸になってます。でもなんか、やたら喧嘩腰ですよね?」


 阿部は観客席で森畑と小笹の試合を見ている。森畑はその阿部の言葉に頷くのみで、黙って小笹だけを見つめている。


「(ワタシは、ひとりだ。たった独りで今、等星のこいつと戦っているんだ。等星め、集団でよってたかってあっちこっちから声飛ばしてぇ! 集団で嘲笑った、あの時と一緒だぁぁ!)」

「ツアアアアアーーーーーイィッ!」


   シュルウッ シュルルッ   クルウッ  シュバアアアッ!


 小笹は独特のステップから、遠目に回転をして一気に後ろ蹴りを思い切って蹴り込んだ。


   ガシッ  パアアアアアアンッ!


「「「「「 崎岡せんぱぁーーーいっ! ひっしょぉぉーーーーーーっ! 」」」」」


 崎岡は、右拳で蹴りを難なく受け止め、思いっきりその足を叩き払った。その場から、少しも動くことなく冷静に、かつ、力強く。


「(ワタシの蹴り、こいつには通用しないの!? 悔しい! なんでェ! 悔しい・・・・・・)」


   シュウッ  タタァンタタタァン

   トォン トォン トォン・・・・・・


 蹴りを払われた小笹は、崎岡から一気に間合いを切ってバックステップ。

 様子を窺うようにその場で数回リズムをとる。


「相変わらず、すごいね崎岡は。朝香朋子と二枚看板なのが頷ける。あの猛攻と防御力じゃ、並の選手じゃ崩せないよあれは。末永小笹でさえ、あの苦戦っぷり。どうするの、ここから・・・・・・」


 森畑は、小笹と崎岡の試合を観客席で見つめ、一滴の汗を頬に伝わらせた。


「(ワタシの技はこんなもんじゃないんだぁ! 等星を倒すためだけに、ワタシは・・・・・・)」


   シュバババババァ!  シュバアアアアッ!

   ガシッ  ドカアアッ!  どしゃ


 何度蹴っても、小笹は崎岡に軽々と防がれ、見下ろされたまま突き飛ばされて、場外へ吹っ飛ばされる。


「止め! 赤、場外、忠告!」

「(気にくわない! 気に入らないよぉ! 等星め! 等星なんかぁ! このやろぉ!!)」

「末永小笹・・・・・・私と戦ったときは、あんな目でも表情でもなかったのに・・・・・・」


 森畑が、哀しそうな目をして、呟いた。


「おいーっ!! こらあーーーーっ!! 小娘小笹ぁ! こっち向け! 小娘小笹ぁッ!」


 その時、川田が一喝するように小笹へ叫んだ。その声量に驚いて、小笹は思わず振り向く。


「・・・・・・!?」

「なにしてんのあんた! 喧嘩しにここに来てんのっ? そんなんで等星の二枚看板が崩れるわけないでしょうがーっ! 何熱くなってんのよ? 頭冷やせないなら、水ぶっかけてやろうかアタシが!」


   ワアアアアアアアアアアアア オオオオオオオオオオオオオオ


 隣のAコートでは田村と畝松の試合も展開されており、歓声が館内に響き渡っている。

 そんな中での、川田から小笹への一喝だった。


「(よけいなことをー! ワタシにいちゃもんつけないでよ! わかってるってばッ!!)」


 小笹はまた、何も言わずに開始線へ。

 首を何回かふるふると振り、下を向いたままぱちんっと片手でメンホーを叩き、顔を上げた。

 その目には、濁りも迷いもなく、何か吹っ切れたような感じのオーラが光っている。


「(む! ・・・・・・目が、変わった?)」


 崎岡も、雰囲気の変わった小笹の様子を察知したようで、目元がぴくっと動いた。


「「「「「 崎岡せんぱあああーいっ! 楽勝でぇす! 終わりにしましょうーーっ! 」」」」」

「(水ぶっかけるなんてぇ、ひどいこと言うのね川田センパイめっ! くすっ。でも、おかげでちょっと、アタマ冷えたかもぉ。ワタシ、ちょーっと熱くなりすぎだね。 じゃ、いくか)」

「続けて、始め!」

「ツアアアアアアーーーーイッ!」


   ヒュルッ パササッ・・・・・・

   ザザッ ガッ  ストォンッ ダァァン!


 小笹は、蹴り技中心の変則横構えから、純然たるオーソドックススタイルにシフトチェンジ。

 森畑との試合で見せた、まったく無駄のない右構えだ。


「(どういうことだ・・・・・・?)」

「(くすっ。等星の主将サン! ワタシが磨いてきた技、アナタにお届けするよぉっ!)」


   シュシュシュシュシュシュッ・・・・・・


 まったく構えを崩さず、後ろ足を前足へ寄せて継いでゆくような足捌きで、小笹はあっという間に崎岡の間合いの中へ。あの機関銃のような連射砲が飛んでくることを知りながら、恐ろしい程の集中力をもって、崎岡に接近して構えている。

 崎岡の両拳は、小笹の顎先、そして胸元を狙うように放たれた。


   キュンッ!   シュパァァッ

   ガカッ!  フワアアーッ  グラグラアアッ


「(な、なにっ! ・・・・・・なんだこの技術は!)」


 崎岡の右上段突きの初動を見切り、小笹は前拳の手の甲で受け流しながら踏み込み、同時に掌で突きの付け根となる右肩部分へ体重をかけた。次の突きが出せずに崎岡は大きく身体を開かれ、横へぐらっとよろめいた。


   ヒュウウンッ  パカアァァァァァァンッ!

   ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ


「止め! 赤、上段蹴り、一本!」


 上段回し蹴り一閃。

 よろめいた崎岡へ、身体の下から擦り上げるように顎先を小笹の蹴りが捉えた。

 両手で相手を崩すのと同時に、下半身は別の生き物のように動かせる小笹ならではの動き。蹴りを決めた小笹は、大きく口元が弛み、笑みを浮かべていた。


「ばっかものぉぉぉ! 崎岡ぁぁぁ! 貴様は全空連の指定選手だろぉぉ! そんなどこの馬の骨かもわからん奴の空手にやられおってえぇぇぇっ! 恥を知れぇぇぃっ!」

「(くすくすくす。やったぁ。どーお? アナタたちが馬鹿にした、ワタシの空手の技術は!)」


 あの崎岡に上段蹴りを決めた小笹。その瞬間を、観客席では井上たちがしっかりと見ていた。


「お、おい、道太郎。あっちのBコート、いま見てたか!? 崎岡が見事に蹴られたぞ!」

「見てた! 崎岡に連打を出させることなく、一瞬で崩して蹴り込みやがった! すごかった!」

「お、おれも見てたが信じられん。あの崎岡が、上段を蹴られた、だと!? 本当に冗談のようだ」

「おい陽二! シャレ言ってる場合かよ! 崎岡がまさか、蹴られるなんて信じられねーことだ!」


   ワアアアアアアアア  ワアアアアアアアア


「「「「「 崎岡せんぱぁい! 相手まぐれでーす! まぐれ! ファイトでーすッ! 」」」」」

「続けて、始め!」

「せやあああぁぁいぃぃっ!」

「ツアアアアアーーイッ!」


 貫禄ある崎岡の気合いと、アニメキャラのような声の甲高い小笹の気合いがぶつかる。

 上段蹴りを取られはしたものの、崎岡はいまだ1ポイントリード。

 だが、相変わらず謎の技術をまだまだ小笹は隠しているようだ。その引き出しの多さは、いったいどれくらいあるというのか。


「さっきの崩し技、私がやられたやつに似てた。まさか、なにか和合流の技法なのかなぁ!?」

「小娘小笹、面白い技いくつも使うね! しかし、先が読めない試合展開だ。崎岡は残り時間、どうするつもりなんだ? 攻めるのか、守るのか」


 森畑と川田もそれぞれの場で、試合をじっと見つめている。

 隣のコートの盛り上がりに負けず、Bコートも益々盛り上がってゆく。


   キュンッ!  ズパパパパパパパパパパ ドガガガガガガガガガァッ

   スルウゥゥーッ・・・・・・


「「「「「 (なんだあの子! 崎岡の連突きをすり抜けたぞ!) 」」」」」

「「「「「 (なんか、ふわっと! するーっと! なになになに? 何したの?) 」」」」」

「(なっ! ・・・・・・いない! 消えたっ!?)」

「(ふふっ。驚いてますねぇっ? ここですよぉ!)」

「(!)」


 小笹は崎岡の連突きを散歩するかのような緩さでふらりと横へ歩いて、力を流して躱した。

 真っ向から受け止めるわけでもなく、バックステップで対処するでもなく、ただ、するっと歩くようにして。目から鱗が落ちるような、驚きばかりの攻防を見せる小笹。


「(末永小笹! いったい、何を・・・・・・!)」

「(くすっ! あははっ!)」


 肩を合わせ、まるで内緒話でもするかのような近さで密着していた小笹。崎岡には、目の前から消えた瞬間に横へ現れたような錯覚に陥ったことだろう。


「(その邪魔な連打と、防御が使えないよう、止めちゃいまーすっ。ふふふっ)」


   ぎゆぅっ ギュキュウッ ギュルウンッ!

   グウンッ!  ボグオォォッ! (めきっ!)


「(かぁ・・・・・・っ。ごほっ! な、何だ! 今のは・・・・・・)」

「(いかがぁ? ワタシの拳はずっとずーっと、等星を痛めつけるために磨いてたのよぉッ!)」

「(み、右脇腹・・・・・・。骨が、いったな・・・・・・。けほっ・・・・・・)」


 小笹は審判にも見えないほど密着した状態から、千鳥足で横の崎岡へもたれ掛かるようにし、内股の筋肉を締め上げるようにして腰をその場で捻った。そして身体をくっつけた瞬間、ものすごく小さく肘を折りたたんだ鉤形の短い突きを、全力で崎岡の右脇腹へ捻り込んだ。

 鈍く響く音と、骨の軋む音がコートから聞こえた。


「止め! 両者、もとの位置!」


 主審は技に対しての宣告は何もせず、両者を開始線へ戻す。

 ただ単純に間合いがくっついて、もみ合っただけと判断したようだ。


「「「「「 崎岡せんぱぁーーーいっ! ひっしょぉぉーーーーーーっ! 」」」」」


   ずきっ  ずきっ  ずきん ずきん  ずきぃっ


「(な、何をした、こいつ。この激痛。息を吸うと電撃が走るような激痛は・・・・・・)」


 激痛に表情を歪ませる崎岡と、瞬きをせずに口角を上げて笑う小笹。

 観客席から見ていた井上には、何が起こったのかがはっきりとわかったようだ。


「いま、あの子、くっつきながらとんでもないことやったぞ! ありゃ、内歩進(ナイファンチ)(かぎ)突きだ!」


 井上がBコートを見ながら後輩達に話す。目を見開いて、すごく驚いた顔で。


「ないふぁんち、って、なんですか?」

「糸恩流にもある、空手では基本とされる形だ。でも、基本にして至高と呼ばれる奥の深い形なんだよ。松楓館流だと、その馬にまたがったような独特な動きから鉄騎(てっき)って名称だけど。あの千鳥足のようにして強力な鉤突きを捻り込むなんて。しかも、崎岡の様子が何か変だぞ?」


 ぽかんとする内山に、井上君が答えた。

 組手試合の中で形の動きを応用させて、小笹は何かをしたようだ。

 崎岡は、背筋を真っすぐにすることができず、脇腹を片手で押えて呼吸を乱しているようだ。


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