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青春空手道部物語 ~悠久の拳~ 第1部  作者: 糸東 甚九郎 (しとう じんくろう)
第7章 四強激突!!
53/80

53、仁王像 不動明王 閻魔像

   ~~~ただ今よりAコート、Bコート。男女個人組手競技、準決勝戦を行います~~~


   ワアアアアアアアアア ウオオオオオオオオオオオオ


「「「「「 にっしぃぃぃーんっ! ファイトォォォォォ! 」」」」」

「「「「「 二斗先輩ぃぃぃ! 畝松先輩ぃぃぃ! 」」」」」

「「「「「 朝香先輩! 崎岡先輩! 等星ファイトォォォーーーーッ! 」」」」」

「真波ガンバレーッ! 田村ぁ! 前原ぁ! ガンバレェェェェ!」

「「「「「 田村せんぱぁい! 前原せんぱぁい! 川田せんぱぁい! 」」」」」


   ワアアアアアアアアア ワアアアアアアアア


「選手っ! 正面にぃ、礼ッ! お互いにぃ、礼ッ!」

「「「「 しゃぁーーーーーーーーーすっ! 」」」」

「「「「 おねがいしまーーーーーすっ! 」」」」


 AB両コートの審判団が号令をかけると、選手はみな国旗、県旗、高体連旗の掲げられた本部席へ一礼、そして各コート中央を挟んで相手へ一礼。

 いよいよ、県下四強の大激突。全国への足掛けとなっている男女それぞれ四人が一気に闘気を漲らせ、全身からさらなる熱を発する。館内のライトは、今までよりもさらに眩しく煌々と照る。

 両コート同時に試合開始となるが、まずはAコート。前原の試合だ。


「前ちゃんファイトォ! 一気に思い切っていけぇぇ!」

「悠樹、勝ってくれ! 今日のお前なら二斗でも倒せる!」

「前原、おれの分まで全力でーっ! ファイトォォォッ!」


 観客席からは、神長、井上、中村の三人が一斉に前原へ声援を送っている。

 前原は拳を胸に当て、数回叩くようにして気持ちを整え、メンホーをつける。

 目の前に仁王立ちで佇む二斗の向こうに見える田村も、前原へ声援を送っているのがわかる。


   ズゥンッ・・・・・・


 ゆっくりと、太く逞しい脚がAコートを踏みしめた。相手の二斗がメンホーをつけ、コート脇に一歩踏み出した。その迫力たるや、凄まじいものがある。


「赤! 日新学院高校、二斗選手!」

「しゃあああっ!」

「青! 県立柏沼高校、前原選手!」

「はいっ!」

「「「「「 二斗先輩ぃぃぃっ! 」」」」」

「「「 柏沼ファイトォー! まえはらぁー! 」」」

「(二斗君か。こうして当たるのは初めてだ。団体戦もあるし、ここで戦えるのはありがたい!)」

「(・・・・・・。)」


   ~~~選手!~~~


   どくん どくん  どくん どくん


 前原は心音が高鳴っている。これに勝てば、インターハイ出場確定だ。前原は森畑にぜひ続きたいところ。

 主審の合図で、両者が開始線に立ち並んだ。前原の正面に立つ二斗は、天に聳える巨塔のよう。


「勝負! 始めっ!」

「とあああああぁぁぁあっ!」


   シュバッ ババッ タタァン!


「うぅっしゃあああああっ!」


   ズウンッ  ダアアァン!


 男子個人組手準決勝、第一試合がついに始まった。

 前原は開始早々に素速く構え、やや腰高に膝の力を抜いての右構え。対する二斗は、巨木のような胴体に丸太のような両足で、ずしんと腰を落として構えた。

 お互いに、メンホー越しの目から線香花火のような火花が散る。


「あ、阿部先輩! Aコート、前原先輩始まりましたよ! わたしとうちやまは、どっちの試合を見れば・・・・・・」

「えっ? あぁーもう! こっちのBコートも川田先輩始まったし、大変だぁ! ど、どっちも頑張れーっ!」


 同時刻に、Bコートでも川田の試合が始まったようだ。


「とあああああああーーーぃっ!」


   ギュウッ  ダダアァッ!  シュパパパパパァンッ!  シュパァァンッ!


「ま、前ちゃんから二斗に仕掛けたっ!」

「マジかよ、悠樹!」

「い、意外なことだこれは。前原が!」


 前原に上背で勝る二斗に対し、小細工無しに一気に床を力強く蹴り、逆突きの連打を七発打って出た前原。まったく負ける気はせず、気分が乗りに乗っているようだ。

 二斗の威圧感も、前原には心地よいくらいにピリピリと感じる程度。その威圧感と怖さは、今の前原には全く感じていなかった。


   バチイッ!  バチバチィィッ!  バチンバチン!

   シュタタッタタタッ  タァンタァン   シュバァァッ!


「とああああああーーーっ!」


   ベチィィンッ!  バシィィッ!


 連突きに対し、二斗は正面から太い腕と大きな掌でしっかりブロック。

 前原は矢継ぎ早にサイドステップを駆使して斜め左からの中段回し蹴りを放つも、これもガッチリとブロックされる。まるで、城塞を守る太い丸太の壁が立ちはだかっているようだった。


「いいよ悠樹ぃ! そのまま二斗を圧倒しちゃえ! いいリズムだぜーぇ!」

「前原ファイトォ! 主導権とれーっ!」

「前ちゃん、その調子! 二斗は防御で手いっぱいだ!」

「とああああーーーーーっ!」


   タタッタァン!  ギュンッ!  シュパァッ!


 間合いを一旦切り、一歩踏み込んで大きく腰を下げて前原は中段逆突きを仕掛けた。

 二斗君の太い両腕が、その中段逆突きを止めるため、城門を閉めるかのように一気に動く。


   ベシイイィィィィッ!

   ワアアアアアアアアアアアアアアッ


「止め! 青、中段突き、有効!」

「(いよぉおおおーしっ!)」


 二斗がガードするより一瞬早く、前原の突きが左脇腹付近へヒット。

 いいタイミングで先制点を取ることができた前原は、拳をぎゅっと握る。


「(・・・・・・。)」

「よしゃあああーーーっ!」


 前原は青の拳サポーターを両拳合わせて数回バシッと叩き、大きく叫んだ。

 

「(先制点で流れをこっちに作れば、一気に勝てる気がする。そのためには、相手のエンジンがかかる前に、せめて五点はリードしておきたい!)」

「(・・・・・・。)」

 

 先制点で勢いに乗る前原だが、眼前の二斗は表情すら変えていない。


「珍しいな、本当に。前原が開始線で雄叫びを上げるなんて!」

「悠樹、普段はもっと静かに優等生のような試合なのにぁ」

「それだけ、前ちゃんには大きな先制点だったんだろうな! だははっ!」

「続けて、始め!」

「とぉぉあああああああああっ!」


   ギュウゥ ダシュッ!   シュバッ バシイイイイッ!


「「「 ナイス中段! いいぞ前原ぁ! 」」」

「止め! 青、中段蹴り、技有り!」


 速攻で仕掛けた中段前蹴り。二斗はゆっくりと腕をその蹴りに向けて下げたものの、間に合わなかったのかそのまま見事にみぞおちへ前蹴りは決まった。これで一気に、点差は3対0。


「(準決勝なのに、こんなにスタミナも維持できて調子いいなんて。猛稽古の成果だ!)」

「(・・・・・・。)」


 二斗は自分の掌を何度か見つめたが、また静かに巨木のように開始線で佇んでいる。


「続けて、始め!」

「「「「「 二斗先輩ぃっ! ファイトォォォォォォ! 二斗先輩! 」」」」」

「「「 前原ファイトォ! このまま行けーっ! 」」」

「とおああああああああーぃっ!」


   タタァン タタタァン  シュパパパパァン!


 軽快なステップから、一気に再び連突きで二斗へ仕掛けてゆく前原。

 しかし、ついに、二斗の拳がゆらりと動いた。


「うるるおおおおぁぁーーーぃゃああっ!」

 

  グウーッ・・・・・・ ドシュンドシュンッ!  ドガガガガァァッ!


「(うわっ! ま、真っ向から来た?)」


   バチバチバババババッ

   ドオオンッ ドドンッ  グラアッ・・・・・・


 前原の連突きに対し、二斗が同じように連突きで猛突進。

 真っ正面からお互いの突きがぶつかるも、パワーで上回る二斗の圧力は相変わらず凄まじい。

 正面衝突のようにぶつかった感触は、まさに、トラックと軽自動車がぶつかったかのような感じだろう。

 前原は体重で当たり負けし、そのまま後ろへ吹き飛ばされ、体勢と重心を崩してしまった。


「るぅああいっしゃぁぁ!」


   バヒュウッ   ベシイイイン   ダダダァン!


「(う、うわーっ!!)」


 前原は重心が崩れ、体勢がよろめいた。すると、その前足へ、二斗は強烈な足払いを内側からかけてきた。そのまま、前足を大きく外側に弾き飛ばされた前原は、床に突っ伏すように叩き落とされてしまった。


「うるるるうおあああああーっ!」


   ギュウウンッ!   


「(うわぁぁぁぁ! あぶないーーーーっ!)」


   ゴロンゴロンゴロンゴロンゴロン・・・・・・

   ドガアアアァァァァッ!


 まさに間一髪。前原は床を転がり場外まで辛うじて逃げた。

 二斗の強烈な重い突きは、前原を捕らえることなくそのまま床へ突き刺さるように振り下ろされた。

     

「止め! 青、場外、忠告!」


 前原は起き上がって場外から開始線まで戻ったが、上から叩き落とされる突きにあれほどまでの迫力と恐怖を感じたのは初めてだったようだ。

 一応これは寸止めで行う競技のはずだが、床をも叩き割るほどの、ものすごいパワーの突きだった。


「「「「「 ナイスでーす! 二斗先輩ぃぃっ! ファイトォォォォ! 」」」」」

「(あ、危なかった。あんなのもらったら、たまったもんじゃないよ・・・・・・)」

「(・・・・・・。)」

「続けて、始め!」

「ううあああああーーーーっ!」


   タタァン タンタタァン タンタタタン タタァン  タッ・・・・・・


「うるるおあっしゃあぁぁぃ!」


   ドヒュウウッ!   ズドオンッ!


「(ううわぁ! な、なんて重い刻み突き! 受けが効かなかった!)」

「止め! 赤、上段突き、有効!」

「「「「「 二斗先輩っ! ナイス上段だぁ! ナイス上段だぁ! ナーイス上段っ! 」」」」」


 前原が刻み突きを突き込むのとタイミングを同時にして、二斗君が刻み突きを一発放った。

 タイミングが同時であったがために、リーチ差と体格で勝る二斗の突きが先に命中。喰らったものには、それは棍棒で殴られたかのような衝撃の刻み突き。

 弾こうとした前原の掌を吹き飛ばし、そのまま一直線に顎へと入ってきた。


「前ちゃん、すごくいい動きだ。だが、ちょっと真っ正面から行き過ぎかもな」

「二斗もきっと、悠樹の動きに慣れてきやがった。見切って仕掛け始めたしな」

「あの身長差と、あの防御力。おれならどう崩すか・・・・・・難しい相手だ」


   ワアアアアアアアアアアアアアア!


「続けて、始め!」

「ううぅるああああぁぃ! うるるあしゃぁぁぁ!」


   ズバンズバンズバァン ドドドドォドドンッ!  バアシィィッ!


「(う、うああぁ! 防ぎきれない!)」


 二斗は、試合前半はエネルギーを溜めていたかのように静かだったが、ここにきていきなり猛突進を見せてきた。

 パワーのあるその連突きを防ぎきれず、前原はついに二斗の攻撃をもらってしまった。


「止め! 赤、上段突き、有効!」

「「「 前原だいじだぁ! 守りに入るな! 自分から自分から! 」」」

「続けて、始め!」


   ズシャッ ズシャッ ズシャッ ズシャッ・・・・・・


 二斗が大きくゆっくりとしたリズムでステップを踏み始めた。

 上下にゆさゆさと動くためか、さらに体格が大きくなったように感じるほどだ。間合いの感覚も、おかしくなってくる。

 二斗の目が上からぎろりと前原を見下ろす。それは仁王像、いや、これはもう不動明王か閻魔大王のごとき様相だろう。


「悠樹ぃ、時間減ってきたぞ! 集中! 集中!」

「(真っ正面からはいけなさそうだ。ならば、これだ!)」


   シュウッ シュタァシュタァシュタァン  シュバッ


 真っ正面からは行けそうにない威圧感。そこで前原は作戦変更をし、ジグザグにステップを踏んで、その移動に合わせて横から二斗の前足へ足払いをかけた。


   ・・・・・・ガツンッ


「(い、いったぁ! え? き、効かない!)」


 前原の足払いは二斗のくるぶし付近へ入ったが、根を張る大樹のようなその太い脚はどっしりと重心がかかっており動かない。

 逆に前原は足首をぶつけただけで、まったく崩すことができなかったのだ。


   ギュウウウンッ   ブウウウウンッ   ベシイイイインッ!


「うるおあっしゃぁぁぁぁ!」

「止め! 赤、上段打ち、有効!」


 足払いの不発で動きが止まった前原の側頭部へ、二斗の豪腕が円を描いて振り回され、後ろ向きに返された手首はそのままガードを越えてヒットした。

 握った拳を背刀のように振って円運動で決める「振り打ち」だった。


「「「「「 いいぞぉ! 二斗先輩ぃぃぃっ! ナイス上段だぁ! 」」」」」


 まったく動じず、じわりじわりと強力な打撃をもって二斗はあっという間に前原に追いついた。

 点差はこれで3対3。時間は残り三十秒。


「あとしばらく!」


   ワアアアアアア ワアアアアアア

   ウオオオオオオオオオオオ オオオオオオオオオ


 隣のコートの歓声もさらに大きく聞こえた。なにか大技が決まったか、驚きの何かが起こったようだ。


「(まずいな。ここまで二斗君が三連続で取ってる。流れを変えられちゃう・・・・・・)」

「続けて、始め!」

「とああああああーっ!」


   パパパパァン! シュパパパパァン! パパパァン!


「(神経を集中させて、不用意な一発をもらわないようにして、仕掛けていけば!)」

「うるるぃやぁぁぁ! うあしゃああああぁ!」


   ズドン ズドォン  ドバァン ドバァン ドドドォン!


 前原が突き込めば二斗はガッチリとブロック。二斗の猛攻に対しては、神経を研ぎ澄ませて前原はひたすら躱し続けた。

 突きも蹴りも、二斗は驚異的なパワーだ。プロレスラーでも相手にしているかのような感じだ。とても同級生のパワーとは思えない。

 残り時間、十三秒。


   ドバァァァン!


「止め! 赤、中段蹴り、技有り!」


 なんということだ。ここまできて、前原は二斗の強烈な中段蹴りをもらってしまった。


「(の、残り時間は・・・・・・六秒? そ、そうだ! これを最後にやるしかない!)」

「続けて、始め!」

「とああああああああーーーーーーーーいっ!」


   シュタタタタッ  シュタタタタッ  シュバァァァァァッ!


 高速ステップから思いっきり飛び込み、中段前蹴りを放つ前原。二斗はその蹴りを掌で防ぐ姿勢だ。


   シュバアアアッ・・・・・・  ピタッ!

   クイィッ  シュバァァァァッ!


 二斗はやや前屈みとなり、前拳の掌で叩き落とす体勢に。それを読み、上段回し蹴りに切り返す前原。


   バアッシィィィィィンッ! パアアアアアンッ!


「(や、やった!)」

「「「「「 二斗先輩! 二斗先輩ぃっ! 」」」」」


   ・・・・・・シュゥゥ・・・・・・  ガチイッ・・・・・・


「(あ・・・・・・)」


 二斗は完全に中段前蹴りの軌道で誘われた。そこを前原は上段回し蹴りに切り返して思い切り蹴り込んだが、その触れた感触は、メンホーではなく二斗が紙一重で受けたもう片方の掌だった。

 空気を切り裂き、炸裂した破裂音は、二斗が僕の蹴りを大きな掌で防いだときに生じたモノだったのだ。起死回生の上段蹴りは、届くことなく防がれてしまった。


   ピーッ! ピピーッ!


「「「「「 おおおおおっ! 二斗先輩ぃ! ファイ! ファイ! ファイ! 」」」」」

「「「「「 うぅうわぁぁーーっ・・・・・・惜しかったのにぃ・・・・・・ 」」」」」

「(と、届かなかった・・・・・・のかぁ・・・・・・)」


 試合終了。

 最後の数秒にかけた前原の逆転技は、二斗へは、届かなかった。これで、前原の個人戦でのインターハイ出場は目の前で崩れ去った。


「(まだ心拍数があがっている。敗れた実感が湧いてこない。こんな・・・・・・)」

「止め! 5対3。赤の、勝ち!」


 お互いにメンホーをはずし、一礼。向かい合った二斗は、なんと意外にも、のしのしと前原へ歩み寄ってきた。


「・・・・・・。・・・・・・これで、さっきの借りは返してもらった・・・・・・」

「はぁ・・・・・・。強かったよ二斗君。次は、団体では、絶対負けないから!」

「・・・・・・ふん」


 二斗は目を瞑ってふっと微笑し、くるりと踵を返してコートから出て行った。

 ここまで勝ち上がってきたのに、もうそこにインターハイが見えていたのに、届かなかったという事実。前原はだんだんと、その敗れたという事実を心が勝手に受け入れ始め、悔しさと虚しさと心苦しさが入り乱れていた。

 県北体育館の北側の窓からは、沸き立った雨雲がさらに濃く黒々としている。

 雷光が時折輝いたかと思うと、また、激しく大粒の雨が横殴りに降ってきていた。


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