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大陸情勢は複雑怪奇
<1655年>
スウェーデンはポーランドと開戦。当時スカンジナビア半島南西端を領土としていた北海連合は参戦せず領土を確保。
<1661年>
スウェーデンは東向きに拡大し、フィンランド、エストニア、リヴォニア、クールラント、インゲリアを版図に収めてバルト帝国を形成。ポーランド・リトアニアは衰退。
ロシアはバルト海への出口をスウェーデン・バルト帝国に押さえられた形となる。そのかわりにウクライナ東部を得て黒海方面に向かい、オスマン・トルコとの関係が悪化。
<1665年>
清教徒革命が起きていないので、英蘭戦争は発生せず、ニュー・アムステルダムはオランダの植民地のまま。ニューヨークは生まれない。
<17世紀後半>
フランスは繰り返しドイツやオランダに侵攻する。神聖ローマ帝国とスウェーデン・バルト帝国はあるいは同盟、あるいは交戦しつつフランスと揉みあいを続ける。
いずれの国とも利害が対立する北海連合としては、中立の構えをとる。
その結果、フランスはフランドル方面に領土を拡大する。スウェーデンはプロイセンにおける権益を維持。