帝政は夢か幻か
<1802年>
アカディア共和国政府に逆らうアンドレジャックを倒したボナパルト。しかしその勢いはとどまるところを知らず、ついにボナパルト自身が南部連合の盟主と化し、第一統領の地位につく。
<1804年>
ボナパルトは古代ローマに倣い、正統アカディア帝国皇帝ナポレオン1世と称する。首都はグランバジエのサントエレーヌ。
スペインの弱体化に乗じてナポレオンは南へ領土を拡大していく。しかしユカタン半島の高温多湿に苦しめられ、共和制フランスと結んだアカディア共和国に背後から攻められる。
<1814年>
ナポレオン大敗。アンティール島に流される。
戦後処理のため、バージニア州のヴィエンナにてアカディア、フランス、スペインの国際会議が行われる。
<1815年>
ヌエバ・エスパニョーラはスペインに復帰、南部諸州はアカディアに服従、ハイチはアカディアが制圧してフランスに返還することが決まった。
しかしハイチ制圧の混乱に乗じてナポレオンはアンティール島を脱出。故郷のキューバからフロリダに上陸し、グランバジエでは歓呼をもって迎えられるも、わずか100日足らずで再び大敗。ミシガン湖のビーバー島に流される。
ミシガン湖って大きいんですねえ。