ファンタジー風味 単位と単価など
最近ちょこちょこと物語の下書きなどを書いているのですが、
どこまで現代語で表現するのか?していいのか?
単位をどこまで使ってよいものやら?迷っています。
異世界の物語を書く前提ですが、この辺をきちんとしていないと
その都度いい加減な表現になりそうな気がしますので
最初に定義を決めたほうがいいのでしょうか?
例えば戦闘シーンの距離の表現ですが迷っているのはこんな場面です。
(メートル法)
隊長「まだだ、まだ引き寄せるんだ、もう少し……」
兵士「隊長!もう50メートル切りました!」
隊長「……よし!今だ!全軍突撃!
隊長が振り下ろした刃渡り80センチの剣のきらめきと共に全軍突撃した。
こんな緊迫した場面で、ん?メートル?センチ?と違和感を
感じる読者がいるのではないでしょうか。
考えすぎ?
現代の単位のメートルを使っていいのだろうか。迷います。
色々と凝った単位にするのは出来るのでしょうけども、
読んでくれる方々に理解しにくい架空の単位を出すのもどうだろう?
でも現代の単位をそのまま使うのもどうかと思う。
この辺りで迷っていてちょこちょこ書いている物語が止まってしまうのです。
他の作者様の距離表現ではメートルを連想させる造語を使い、
単語を入れ替えたり単語を足してみたり、のなるほど、といった感じ入る表現です。
その表現が素晴らしすぎるのでのでさらに迷ってしまうのです。
結局はメートル法が理解しやすいのかなと思いますが、
mondenは日本古来の尺貫法の尺寸はある程度知っていて、そちらの表現も出来るので
尺貫法で表現してみましょう!
(尺貫法)
隊長「まだだ、まだ引き寄せるんだ、もう少し……」
兵士「隊長!もう27間切りました!」(49.14m)
隊長「……よし!今だ!全軍突撃!」
隊長が振り下ろした刃渡り2尺6寸4分の剣のきらめきと共に全軍突撃した。
ううむ、さらに距離感が解りませんよね。時代劇みたいになっちゃいますし。
mondenが作ってみた造語は以下の通り。
メートルはメルトル、メルタ、メルトー、トーメル、ルメート。こんな感じ?
もう他の作者様が使っているかも……。
センチは……どうすればいいんだ?
チンセ、セチン、変かな?
次は貨幣ですが、こんな感じです。
その時、俺は革の巾着袋から小銭を出した。
「お前らケンカするな、これで飯でも食えや」
この世界での銅貨一枚は100円と同じ価値があり……
この貨幣価値はわかりやすいので良いのでは。
私の物語の世界でも銅貨一枚=100円位の設定で行こうと思います。
銅貨=100円
銀貨=場合によっては1万円位もいいんじゃないかと思う。
金貨=庶民には縁のない物。 monden的には江戸時代の小判位?
時代で変動しますがたしか5万円から12万円位の小切手?扱いなので
悪代官が賄賂でもらっている切り餅と呼ばれる和紙で包んだ小判、
確か25枚入りなので一つ125万円から300万円位のはず。
価格変動すごいな……。
金貨一枚5万円
ちょっと安いかな?
他の作者様よりももっと貧しい世界観の物語を考えていますので
この位でもいいのかな?