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渡世式落とし物掲示板 / 飲んでも呑まれるな

二本立て。爆発オチなのにオチてない。

「あー・・・考えてみればたかが財布で随分な思いしたわね」

「私なんか筆箱よ。他に行く人がいるんならなんて気軽に考えるんじゃなかったわ」

戦慄の夜間行軍の翌朝、偶然下駄箱で顔を合わせた立花照真と三浦穂波。昨晩の思い出を語りながら、二人は教室に向かって歩き始めた。

「にしても、片付けもしないまま帰ってきちゃったけど・・・本当によかったの?」

「だって、人がいなくても毎晩出歩いてるのよ?それでも朝来たらいつも通りな辺り、真崎の言った通り帰巣本能とか仕込まれてるんでしょ」

理科室の騒ぎが一段落すると立花の携帯電話に真崎からの着信があり、その内容は片付けは不要というものだった。そもそも散らかりまくった備品を回収するために校舎をもう一周する余裕もなく、これ幸いと逃げ帰ったのである。

「でもまあ、間違いなく照真と吉岡がいたから何とかなったんだよね。ほんと、ありがとね」

ちなみに使用した金属バットと対戦車ライフルは、ちゃんと帰り際に傘立てに戻している。

「吉岡・・・あいつ、普段はただのバカなのに意外と頼れるんだよね。なんか、格好良かった」

「同感。なんなら本人にそれ、言ってあげたら?」

「い、嫌よ。絶対に調子に乗るもん。・・・でも、お礼くらいはしなきゃね」

そう呟きつつ2ーEの扉を開けると、吉岡義仁が磔刑の憂き目に遭っていた。

「吉岡ーっ!」

十字架にくくりつけられ、足元には火。中世の異端審問を彷彿とさせるビジュアルだ。横で謎の呪文を唱えるローブ姿の二人はおそらく相原智樹と坂本弾だろう。

「・・・何事?」

ごく当たり前な三浦の疑問符に、入り口付近に立っていた真崎が答えた。

「誰から言い出したのかは知らんが『理科室にパンツが落ちてた』って話題が出てな」

「あー、それで昨日のこと喋っちゃったんだ・・・」

吉岡を張り付けた十字架の周囲は、男の嫉妬と怨念渦巻く負の空間と化していた。

「殺す・・・女子と夜の校舎に赴くような異端はブチ殺す・・・」

「ちょっと頼れるところ見せつけて女の子をオトそうなんて甘いんだよ・・・」

「ごめんね・・・昨日のことをうっかり喋られたらもう終わりなんだ・・・」

箒で吉岡を突く二人の側では、檜原花梨が淡々と燃焼物を補給していた。察するに、この火を着けたのも彼女だろう。

「なにやってんの花梨・・・あんたまで・・・」

「吉岡ってさ、割とヌケてるところあるじゃん?もしも口を滑らせて、理科室のパンツの持ち主なんかが分かっちゃった日には・・・あはは」

「ストップ花梨。ちょっと落ち着・・・熱っ」

檜原の肩に手を置こうとして、今の彼女が炎の塊と言える状態であったことを思い出す三浦。周囲の温度はそろそろ50度を越えようかという辺りに達していた。

「・・・やめて花梨!吉岡が死んじゃう!」

とにもかくにも、まずは十字架を銃撃で分解して吉岡を救出する立花と真崎。

「夜の校舎?それのどこが恵まれたシチュエーションだって言うんだよ!」

解放された彼の第一声は、自身の扱いと実情の乖離に対する抗議だった。

「女子見てる余裕なんかあるか!自分が一番大事だ!」

「うん、私たちと一緒にビビりまくってたもんね」

「そういうことを仄めかす余裕すらなさそうだったわね」

ちなみにこの3人が最も恐怖したのは満場一致で理科室のイフリート檜原だったが、誰もそれを口にはしなかった。

「ところで、そのパンツは今どこに?」

「さぁ?そもそも噂の出所もはっきりしてないし、第一そんな物見つけたら・・・どうする?」

「入手!」

「確保!」

三浦の問いに予想通りの反応を示した相原と坂本。一方でまずトラウマが優先処理されたのか、吉岡が死んだ魚のような眼になっていた。

「って感じで、多分もう誰の手にあるか分かったもんじゃないわよ」

「皆が皆そこまで本能に忠実に生きてるわけじゃないと思うんだ」

2-Eらしい暴論を前にしてさすがに異議を唱えた真崎。というより、ここまで本能全開なのは基本的にこのクラスのメンバーだけだ。無論、その偏りには理由がある。

「そういえばさ、こんな話してるのに・・・『奴』がいないよね」

「ああ、俺もそれを考えてた」

まるで口にすれば災いでも起こるかのように、立花が恐る恐るその名を言った。

「・・・幹本、が」

「呼んだ?」

「ほらもうやっぱり出たぁ!だから言いたくなかったのに!」

「諦めろ。どうせいつかは訪れる運命だったんだ・・・」

幹本英次、絶対防御の能力者にして『感染る18禁』の異名を持つ変態だ。このクラスの男子生徒の有様は彼から伝染したものであり、つまりこのクラスに変な人間が集まったのではなくこのクラスで変な人間が量産されたというのが正しい過程である。

「しかしどういう過程で理科室にパンツだけが置き去りになったのか。気になるね」

「理科室には量産型幹本みたいなフランス人形があるからな。大方ビビって腰でも抜かしたところを囲まれて脱がされたんだろ」

まるで現場を見ていたかのような正確な真崎の推論に思わず身を竦ませる檜原。

「女の子のパンツが落ちている。そういう結果にも十分すぎる価値があるけど、そこに至るまでの過程を想像するのも非常に有意義なものだね」

「幹本、あんたまさか持ってないでしょうね?」

「残念なことに僕の手元にはないよ。非常に残念だ」

「だろうな。もし持ってたら間違いなく被って登校してくることだろうし」

ちなみに数回ほど前例もある。一回目だけは頭、以降は全て顔面にだ。立花の懸念も至極正しいと言えるだろう。

「まあ最悪の事態は逃れたとして、こうなると誰かが届け出てる可能性の方が高いな」

「え・・・」

「あー、その方が悲惨ね・・・」

渡世学園内で発見された落とし物は大体専用掲示板に張り付けられる。この掲示板の表面はどんな物体でも自由に貼り付けられる仕様だ。どんな原理かはほとんど誰も知らないが、一部の人間によるとド○えもんの手に近い原理ではと言われている。ただし今回重要なのはその構造ではなく、落とし物のほぼ全てをそこに張り付けるという管理体制だった。

「まずいわね。そういえば掲示板なんか見てなかったわ・・・」

「一回貼られたらもうアウトよ、あれは。人通りめちゃくちゃ多いし」

「・・・・・・」

急きょ寄り集まって対策を練る立花、三浦、檜原。これも夜の学校を共に探検したことからくる一種の連帯感なのだろうか。ちなみに吉岡は死んだ目のまま微動だにしない。

「何でもかんでも容赦なく張り付けるからね、今年の落とし物係・・・」

「まるで機械のような仕事っぷりだよね。素早いのはありがたいけど」

立花と三浦の台詞通り、今年の落とし物は届け出られたら即掲示だ。たとえ、それがどんなものであっても。

教科書や生徒手帳、電車の定期に家の鍵などは良いとしても携帯ゲーム機、名前入りの大人の保健体育の教科書、美少女フィギュア、モザイク必須のアダルトグッズなど普通に考えて他人には見られたくないもの、そもそも学校に持ち込んでいいのか分からないものまで何の疑問もなく張り付けられるのだ。彼女らも、数台ほどの据え置きゲーム機が掲示されていた時などはいくらなんでも目を疑わざるを得なかった。

「まあ、パンツの一枚くらいは平気で掲示するだろうね・・・」

「っていうか、忘れ物取りにいった結果が落とし物って・・・」

諦観気味の三浦と意気消沈する檜原。立花も有効な策を考えている様子ではあったが、どうやら今のところ何も思いついてはいないらしい。

「・・・想像してみたら、かなりシュールな光景ね。掲示板にパンツって」

「まあ、前なんか確かブラジャー張り付けられてたことがあったような」

「あー・・・あったね。胸パッドと一緒にやられてたやつでしょ?」

打開策がいいように思い浮かばないことからか、そろそろ八方塞がりな現実から目を背け始める三人。

「あーあ、瞬間移動でサクッと掠め取ってこられたらな・・・」

「瞬間移動かー。そう考えたら一番便利な能りょ・・・あ。瞬間・・・移動・・・」

その能力から誰かを連想したらしい立花が、錆びたロボットのようなぎこちない動きで檜原の方に視線を向ける。対する檜原も彼女の考えたことに気が付いたらしく、同様に表情が引き攣った。

「ま・・・まさか・・・ね・・・」

立花が凍りついた顔を戻そうとした瞬間、北里愛理が現れた。その頭に昨夜檜原の落としたパンツを装備して。

「もう分かってたけどさ!ちょっとは期待を裏切ってよ!」

「え、何!?なんでいきなり怒られるの!?」

「なんでじゃねえよ」

そもそも怒られること自体も若干おかしい。普通ならひたすらドン引きされるだけのはずだ。

「そう言えば変なのは幹本だけじゃなかったね・・・」

「・・・渡世の変人は、隙を見せぬ二段構え・・・」

檜原と三浦は、どうやら自分たちの読みの甘さを恥じているようだった。

「どこから拾ってきた、それ」

そんな真崎の問いに、北里はあっけらかんとした様子で答えた。

「落とし物掲示板に貼ってあったから、剥がして持ってきた」

「あー、やっぱり・・・」

落とし物係の容赦のない仕事っぷりに、改めておののく立花。

「ほう・・・これが噂の品か」

「なるほど、凝視せずにはいられない魅力があるな」

一方、北里の周りにぞろぞろと集まるいつものメンバーたち。隙があれば奪い取ってやろうという気概の見える彼らを前にすると、恐ろしいことに北里の頭が一番保管に適した場所にすら見えてきてしまう。

「っていうかお前ら、それが誰のか分かってやってんのか?元の持ち主が酷いブスだったりするととてつもなく悲惨な光景だぞ」

「何を言っている、この学校にブスなど存在しない」

「渡世の顔面偏差値の高さをナメるなよ」

真崎の問いに対する坂本・相原の答えのとおり、渡世では少なくとも顔面について言及される人間は皆無である。ただしあくまで顔についてのことなので、スタイルや個人の好みについては触れないこととしよう。ちなみに全体のレベルが高いので『ただしイケメンに限る』『可愛いは正義』はほとんど通用しない。

「でも真剣な話、誰のかはちょっと気になるな。顔が分かった方がより興奮するもんだろ?」

相原のその一言に、北里と幹本が意外そうな顔をした。

「何言ってんの、匂いで分かるじゃない。花梨のでしょ?」

「檜原さんのだろう?前にこれ穿いてるのを見たことあるから」

「いやぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」

教室に響き渡る檜原の絶叫。かくして、久々に爆発オチに見舞われた2-Eだった。



「奈良漬とかウイスキーボンボンとかお酒の入ったチョコとか、ほんの少しのアルコールで顔が赤くなったり言動がおぼつかなくなったりする人ってたまにいるよな」

「この町にも割といますね。でも先生、これはそういうこととは関係ないと思うんです」

現在2-Eでは、理科担当教師倉持の持ってきたチョコレートによって大量の酔っ払いが生産されていた。被害を免れたのは真崎、アルコール全般がダメだった御堂と張本人の倉持だけ。能力のおかげで異常に強靭なフィジカルが原因なのか吉岡義仁のみ酔いが回っていないようだが、あくまで表面上そう見えるだけなのかもしれない。うかつに近寄るのは避けた方が良さそうだ。

「先生、あのチョコレート・・・どこから持ってきたんですか?」

「科学部の生徒に貰った。一人で食えないようなら適当に分けてやれとも言われたな」

「まず数十個入りのチョコを一人で食うという前提から無理が・・・」

元がいくつあったのかを知る術はもうないが、少なくとも御堂を除くクラスの生徒全体に行き渡る量ではあった。おまけにその前に倉持自身がいくつか食べているというのだからなお驚きの数だ。

「そういえば、食ってから数時間分の記憶がなかったな」

「それを分かった上で生徒に振る舞うってとんだ暴挙ですよ」

「仕方ないじゃないか、こんな物体が存在するなんて思わなかったんだよ・・・」

「もっと警戒してください、渡世ではいつものことです」

本来ならアルコールを口にしてからものの数分でここまで泥酔するはずはないし、そもそも一口大のチョコレートに入っている量で酔うこと自体が微妙におかしい。しかし科学部由来の品とあればそんなもんだよと諦観する真崎であった。

「まあもう起きてしまったことだ。後の祭りとでも言うか」

幸いにも廊下に出ようとする者もおらず、被害はこの教室の中だけで済みそうな様子だ。

「しかしこう見ると、酔い方も結構個性があるな・・・」

「来いよ幹本!武器なんか捨ててかかってこい!」

「ああ!普段一番武器に依存してる人が何て発言を!」

御堂の視線の先で拳を握る『絶対照準』の能力者、立花照真。酔うと戦闘スタイルが肉弾戦になるようだ。おまけに異様に強い。襲い掛かっていった幹本英次がたこ殴りにされている。

「幹本はブレないな・・・」

「ついでにいつものタフさに更にブーストがかかってるような・・・」

「殴られてもびくともしてないな」

アルコールの恐ろしさをさっそく実感した二人の目の前を、相原智樹の首が横切った。

「ぎゃぁぁぁぁ!」

「しかもよく見ると五体バラバラに飛び回ってやがる!グレートジオ○グかお前は!」

空間に穴をあけ二点間を繋ぐ能力者、相原智樹。あちらこちらの空間に穴をあけ、五体をそれぞれ転送して遊んでいるようだ。

「し・・・心臓に悪い・・・!」

「どう見ても空飛ぶバラバラ死体だからな・・・」

息をつく間もなく、喚き声のような泣き声のような判別の難しい声が耳に飛び込んでくる。

「HEEEEYYYY!あァァァんまりだァァアァ!」

「・・・檜原は泣き上戸か」

「まるで腕を切り落とされて蒸発させられたかのように泣いてるけど!?泣き上戸で片づけていいの!?」

「熱を操る流法の使い手だからね、仕方ないね」

さらに追い打ちをかけるように二人の視界に入ってきたのは、虹色に輝く坂本弾だった。

「光を乱反射してるんだろうな、きっと」

「むしろ普段よりハイレベルな能力の使い方だよね、あれ」

やがて酔った三浦のばら撒いた幻覚が、教室の混沌にさらに拍車をかける。

「こんな中でもいつもと大して変わらないのは理性が酒に勝っているというのか、それともただ普段から本能むき出しで生きているだけなのか」

「多分後者と思う」

正気を保っているのを幸いと、ここぞとばかりに酔った女子生徒達の痴態を観察する吉岡。酒の力でオーバードライブ気味の幹本も全く同じことをしている。

「で、たった一瞬目を離した間に大変なことに」

真崎の横に立っていた御堂が床に押し倒され、その上に覆い被さるように北里愛理が絡みついていた。

「はぁ・・・はぉ・・・嬢ちゃん・・・いい体してるね・・・」

「うわぁぁぁぁ!変態だぁぁぁ!」

「あはは、何を今更」

どうやら北里は幹本と同じタイプの酔い方らしい。身体能力と耐久力の跳ね上がる彼と比べ、こちらは容赦のなさと変態性にブーストがかかるようだ。息を荒げて華奢な少女に組み付くその姿は、紛うことなき不審者である。

「そうか、酔っていれば何をしても許されるのか・・・!」

蹴り回されながらもひたすら女子生徒の身体を目指す幹本を眺め、吉岡がポツリと不吉なことを呟いた。

「おまけに俺だけ素面・・・なんだこの流れに乗り遅れた感は!」

それが理由なのかはたまた今なら何をしても許されると思ってか、箱に入っていたチョコレートを取り出して続けざまに口に運ぶ。

「酒!飲まずにはいられないッ!」

「それは飲み物じゃねぇぞ」

数個では全く効果は出ず、トレーを顔に被るようにして喰らい付く吉岡。かなりの数を摂取したように見えるが、箱の中にはそれをあざ笑うように大量のチョコレートが残っていた。いささか空間的限界を無視しているように見えなくもない。それから数秒、トレーを顔に乗せた吉岡が高らかに咆哮を上げる。

「URYYYYYYYYYYY!」

そのままくんずほぐれつの御堂と北里を見、さらに叫ぶ。

「YURYYYYYYYYYYYYYYY!」

「うるせえバカ野郎」

残念ながら被ったのは石ではなくプラスチックである。

「さて・・・いい感じに収拾がつかないな。酷い有様だ」

ある者はコマンドーと化し、ある者はサイコミュ駆動式モビルスーツと化し、ある者は柱の乙女と化し、ある者は吸血鬼と化し、ある者はレインボーフラッシュ。更にある者たちは自前の性癖が加速中だ。既に一人ほどエキセントリックセクハラの犠牲が出ているのは言うまでもないだろう。

「・・・舌入れられた・・・」

「・・・下に入れられなかっだけマシと思うんだな」

暴走する瞬間移動能力者は、また新たな犠牲を生み出していく。ここ最近特に被害もなかったのが全員の警戒心を緩め、結果としてこの惨事を招いているようだ。

「・・・じゃ、あとはいい感じにまとめてくれ!じゃあな!」

「逃がしませんよこの元凶め!」

真崎が逃走を図った倉持の襟首を引っ掴み、右腕を押さえる。

「行ってらっしゃい、めくるめく泥酔ワールドへ!」

そのまま変形一本背負いで教室のど真ん中へ投げ飛ばされた倉持。おまけに、すぐ側には立花の姿。

「お前は最後に殺すと約束したな。あれは嘘だ」

作画崩壊気味の立花の筆頭に、ぞろぞろと群れる特殊能力者たち。三浦の影響で衣装がとんでもないことになっていることやそれぞれの能力や酔い方のせいで姿形すら微妙におぼつかない生徒たちの集団は、世界の終焉とはかくありきという風景だった。

余談だが彼らの血液及び箱のチョコレートからアルコールは検出されず、代わりに現代では解析不能な謎の物質が見つかった。


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