表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
勇者のお供  作者: 御影
1/25

プロローグ

 皆さんは、転生というものをご存知だろうか?


 二次創作とかではよくあるよね。

 

 トラックに跳ねられて、気が付くと目の前に神様がいて云々とか。


 通り魔に刺されて、気が付くと目の前に神様が(ry


 自宅に隕石が落ちてきて、気が付くと(ry


 かく言う俺も仕事帰りに自動車に跳ねられて、気が付くとって口なんだが・・・。


「おぎゃあああああ!!(何これ!? 何なのこれ!?)」


 俺の場合は、真っ白な部屋で目を覚ます訳でも無く。目の前に神様が現れる訳でも無く。気が付くと赤ん坊になっていた訳でして。


 でも、まぁ。そうなってしまったものは仕方無い。輪廻転生かはたまたテンプレ宜しくかどうかは知らんけれども、第二の人生を謳歌するに至った訳ですよ。






 大陸の東。海の上にポツンと位置する島国、ヤマ。


 海に囲まれ、山の多い自然豊かな国。


 転生者である俺ことイズミ・ユウキ(7歳)は今日も今日とて屋敷の庭で魔法の練習に勤しんでいた。


 イズミが名前で、ユウキが苗字である。


 女の子の名前みたいとか思ったやつ、ちょっと出て来い。


 どうもここは、俺の知っている地球とはちょいと違ってるみたいで。日本は無いしロシアも無いし、アメリカなんぞもっての他。パラレルワールドとか、異世界って言うの? 魔法もあるし。思いっきりファンタジーな世界だと言う事を、3歳の頃に理解した。


 そんな俺が生まれ育ったユウキ家は、古くから続く名家とか呼ばれるやつで。


 この日本に似たヤマって言う国では、剣術の名門として名を馳せていた。


 え? 剣術の名家なのに、何で魔法の練習をしてるのかって?


 こまけぇ事はいいんだよ!!


 ドラ○エでもファイナル○ァンタジーでも、魔法使いが好きだった俺は4歳から家にあった文献を元に独学で魔法の練習を始めて。今では立派とまでは言えないけれども、魔法使いとしての一歩を踏み出すに至ったわけだ。


 いやぁ、最初は戸惑ったよ。何たって魔法ですよ魔法。


 魔力なんて欠片も分からなかったし、文献もほとんど何書いてるか分からなかったし。


 でも努力と気合と根性で何とか出来た分、才能があったんだろうね。


 勿論、両親(主に父親)からは毎日白い目で見られる訳だが。


 剣術の名家だか何だか知らんけど、俺は魔法を使いたいの。


 こう、ズババーンって敵を倒したいの。


 分かるでしょ? このロマン。


 え? 分からない?


 ならいいよ。後で分かる分かるって言っても駄目なんだからっ!!


 ・・・と、周囲の人達から『年の割りに落ち着いてる。もういっそ気味の悪い位に』と言われる俺が魔法の練習を続けていた時に。


 バン!!


 ってもの凄い勢いで屋敷の襖が開かれた。


 目を向けると、そこには阿修羅の如く憤怒に顔を歪ませた親父の姿が。


「何をしている!! イズミ!!」


 いや、こう、ファイアボール的な魔法の練習なんですけど。


「今日は大事な話があると言っておいただろう!?」


 えっ? そうなの?


「そうなの? じゃ無い!!」


 そう言えば、朝飯の時にそんな事を言っていた気が・・・。


「いいからこっちに来なさい!!」


 えぇ~。


 メンドクセ。


「いいから!! お願いだからほんっとにこっち来て!? ねぇ!?」


 今度は泣きそうな顔をする親父。


 厳つい顔の大人がそんな顔するなよ。


 キモいぜっ。


 とはいえ、このままだと本当に親父が泣きそうだったので、俺は渋々と屋敷に戻ったのであった。


 べ、別に親父が可哀想だとか思った訳じゃ無いんだからねっ!

勢いで投稿してしまったが、後悔はない。


なにぶん素人なもので駄文になる可能性大ですが、寛大な心でお楽しみ頂けたらなと思います。


よろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ