存在
もし君が生活に困らないけどその存在を抹消されたら、どう思うかな?
喜ぶだろうか、なんの罪にも問われないことを。
嬉しいだろうか、学校などに行かなくて。
楽しいのだろうか、社会というしがらみから逃れるのが。
僕はそうは思わない。
死ぬ時になって初めて気づくんだ、誰の記憶にも『自分』という存在が残らないその虚しさに。
だからこそ、君達には気づいて欲しい。
今過ごしている日常がいかに恵まれているのか。
それがいかに素晴らしいか。
それを放棄することがいかに愚かなのか。
感じて欲しいんだ。
悲しいのは僕だけで十分だから・・・