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存在

作者: 我狼 龍牙

もし君が生活に困らないけどその存在を抹消されたら、どう思うかな?


喜ぶだろうか、なんの罪にも問われないことを。


嬉しいだろうか、学校などに行かなくて。


楽しいのだろうか、社会というしがらみから逃れるのが。


僕はそうは思わない。


死ぬ時になって初めて気づくんだ、誰の記憶にも『自分』という存在が残らないその虚しさに。


だからこそ、君達には気づいて欲しい。


今過ごしている日常がいかに恵まれているのか。

それがいかに素晴らしいか。


それを放棄することがいかに愚かなのか。


感じて欲しいんだ。


悲しいのは僕だけで十分だから・・・



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― 新着の感想 ―
[一言] 私はうつで休職中です。存在しないことがこんなに快適とは思いませんでした。休職前のあの慣れ親しんだ苦痛。それを懐かしく思えばまた復職するでしょう。
[一言] とても考えさせられる文章ですね。 最後の一文を読んで、背中がぞわっとしました。 確かに、誰にも認識されない存在になったら、それが数時間なら楽しんでしまうかもしれないですが、誰とも関われな…
[一言] たまに、私なんていなければいいと思うことがある。 でも、あなたの小説を読んで、もっと自分の存在を認めていこうと思いました。
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