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孤独な世界から僕を救ったのは紛れもない僕だった  作者: 天内優
視界がぼやけたその先に
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手紙

 兄さんへ



 兄さんとはあまり話す機会がなく、照れくさいのもあり、言葉で伝えることより、手紙を書くことにしました。


 実は兄さんの部屋に勝手に入った時パソコンや昔使ってた物など、色々な物が箱に詰められたり無くなってたりして、驚きました。

 それに心配になりました。


 そして数日後に兄さんがどこかに行くという話を聞いた時、本当は色んな事を聞きたかった。

 どこに行くのか、どんな事をするのか。

 でも、母さんに止められたんです

「あの子も変わろうとしてる」って。

 だから、何も聞けなかった。


 兄さんには一つお願いがあります。

 兄さんの誕生日、二月二十日までに帰ってきて、祝わせてください。そして話をしたいです。


 そして、最後に。母さんは兄さんが変わる事を前向きに考えてるし俺も少しはそう思ってる。

 でも、無理に変わろうとしなくていいからね。

 兄さんの、自分より他の誰かを優先する性格、俺は好きだよ。

 昔から真似しようとしても真似できない、兄さんは凄いよ。


 この手紙、照れくさいので見たら捨ててください。


               風見優斗


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