表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
▷アグリーメント  作者: px-h
第5章 祝福と天呪
63/64

宝石箱の鍵(2)

最近投稿できてなくてすみません。

新しく別の小説も始めたので、ぜひ作者のホームページから読んでみて下さい!


「おい鈴!!これはどういうことだ!!?」


キイィィ、という高音が聞こえて、世界が固まったような錯覚を後に、上から低い声が聞こえた。


「クソジジイ……?」


うるっさいなあ、めんどくさい、頭に響くじゃん、引退した老害の分際で。

――でも、面白そう。

心の声は、そう言った。


「ここは人間界だろう!?何故我々はここにいるのだ、お前の仕業だろう!!」


「……はっ」


思わず鼻で笑ってしまった。

何言ってんだ、こいつ。

光兄がやったことだとして、そこまで騒ぐ必要は?

そこまで焦る必要は?

――自分の身くらい、自分で守れるじゃない。


「ええまあ、私の仕業ですけど……」


悪びれもなく光兄は白い羽をバサッとやって浮かんでいる。

え、本当に光兄が?

――なんか面白くなってきた。





「弘、弘」


僕を呼ぶ声が聞こえました。


「ねえねえ、あれどうする?」


「どうもなにも……高菜、変なことしないでくださいね?」


「えぇ~しないよぉ~?」


わざとらしくそうは言いますが、きっと、ええ何か考えているに違いありません。


「あれ、一応親子喧嘩なわけでしょう?義理の姉妹とはいえ、僕らが入り込む余地なんてないじゃないですか」


「……そう?」


「はい、そうです。じっとしててくださいね?」


「ええ……」


「――それに」


思わず、俯いてしまったので顔を上げました。


「天界が消えたのなら、僕らは人間界でこれから生きていかなくてはならないのですよ?」


「……んーまあ、何とかなるんじゃない?あと光兄、作ろうと思えばまた天界作れると思うよ?」


「……なるほど、確かに」


「うん、そう思うでしょ?」


兄様が凄いのは事実なので、否定することはできませんでした。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ