エレメンタル・コア(5)
お久しぶりです!ものすごく!
新しく始まった新学期……。
いや本当全然時間なかったよ。
丸一日何もないはずの春休みに休みがたった1日しかなかった。
……え?その一日は何をしていたのか?
親がいたんだよ親が!
テレワークなんかがなければ……!!
つまりコロナのせいだな?
ちくしょー!!
天界とは。
『核』を中心に広がる世界です。
中心と言うだけあって、壊されたら天界は消滅します。
ですから『核』が選ぶ天界の最高権力者である天主は、『核』を守るという大事な役目があります。
約100年ぶりの世代交代なので、天界は浮き足立った様子です。
『核』のある城周りの通路には屋台やお店が立ち並び、広場では看板を掲げた人が何人も。
僕らは彼女が家を訪ねて来たあの日が最初で最後の対面になってしまい、結局【鈴】という人物と会えていません。
……天主の顔を拝める最初のチャンスである戴冠式は、高菜が眠りにつき、いつ起きても良いよう近くにいた間に終わっていて。
新聞でその事実を知った時は目眩がしました。
本当だと分かったあの日の衝撃と言ったら、もう言葉で表現することなど不可能でしょう。
そして天主が『核』に魔力を納めるという第二のチャンスは理桜瑠さんと精霊探しに行っている間に終わっていました。
『光棄から頼まれている仕事』と言われ連れ出された訳ですが、兄様なりの気遣いなのでしょうか?
「あははははっ、ねえ見て見て弘!!」
大声で笑いながら笑顔でこちらを見ている高菜。
城下の道を歩きまわる僕らは、浮足立った天使の一人でした。
「ちょっと待って下さい高菜!」
「ふふっ、はー……ごめんごめん、でもこの人達面白くなーい?」
「……そうですね」
「反応薄いなぁ〜、まったく!」
高菜が見て笑っていたのは大道芸の集まりでした。
「高菜は今、誰とも糸が繋がってないんですよ?何かあったらすぐに死んでしまうんです!」
「分かってるって、そんなこと……でも、楽しい方が良いじゃない」
小声でそう注意しましたが、高菜は少し寂しそうな顔をしただけですぐに歩き始めてしまいました。
「あ、ちょっと!――まったく……」
どうでも良さそうで実は思い詰めてるなんてこと高菜はよくありますし、しっかり見ておかなければ……!!
▷
「鈴」
「――何でしょうか、理桜瑠?」
「ごめんね?実はなんだけど、あそこの森で精霊が一匹残ってるの見つけちゃって、捕まえたんだ。話そうとする気はなかったと思うんだけど、どうすりゃいー?」
「それでしたら、『欠片』のようにでもしておいてください、後で会いましょう」
「お願いするね、それじゃあー!」
「それでは」
▷
「――し、もしもし?聞こえておりますか?」
少し放心状態になっていたようで、隣りにいた、おそらく天使であろう彼女は、少し困惑していた。
「ああ、大丈夫だ」
「では質問をさせていただきますが――この痣に、見覚えは?」
「……麗華が7歳の時に出たやつだ、間違いなく。治っていないとは思わなかった……」
「7歳……そう、ですか。ありがとうございました」
彼女は何かを確信したようで、そのまま部屋から出ていった。
お前はここにいろ、ということなんだろう。
「早く目を覚まさねえと、今度こそ死んじまうぞ麗華……」
俺は、誰も聞いていないそこで、頭を抱えた。
遅くなってごめんだけど、超特急で終わらせることについては努力するんだけど、いまスマホが使えないからしばらく出せないですごめんなさいっ!
あといつの間にか評価が12になってた……。
ありがとう!
こんなに全然出してないのにありがとね!
がんばるよー!




