奇跡の出会い(2)
ナレーターさんが、大分変わっちゃいます…スミマセン。
「あれ、何してるの?霊。」
次に出てきたのは、女。いや、男か?
「あ、麗華君も久しぶ─」
「母様、そろそろ詳細を。」
「早く話して楽になろうか、花?」
第二の人物が出てきたことで混乱していた弘と光棄だったが、花の久しぶりという単語を聞き、調子を取り戻した。かわいそ、花(笑)。
「ねーねー母様、知ってます?嘘っていけないんですよ?」
「や、嘘じゃ…」
「冗談でしたってか?あ?」
弘の言葉を否定しようとした花だったが、すぐにそれも光棄に突っ込まれてしまう。
「あ、あの…。」
「あ?黙ってろ他人。」
「た、他人…。」
「ちょっ、光棄!そりゃないでしょ!!」
「母様、弁明はもういいですか?」
「てか、それを伝えていなかったのは誰だっての。」
「うぅ…。」
もはや、これを止められるのは高菜くらいだろうか。となれば高菜が変えるまでこれは続く…と。うん、カオス。想像したくないね!はよ高菜帰ってきて~!!
「なにやってんの?オメーら。」
おっ、この声はー?
「「「高菜!」」」
弘と光棄と花が被ったね、さっすが家族。
「おい、高菜。お前俺らに兄ができるってこと知ってたか?」
「え?」
「母様ってば、それを隠してたんですよ。」
「え?え?」
「や、だから!」
「だから?なに?ん?」
「え、ちょっと待って…理解が…。」
「だよな、そうなるよな」
「まあ、普通はそういう反応ですよね。」
「俺達花のこと殴らなかっただけ偉くね?」
「ちょっと待ってよぉ~。」
「え、ってことはー、隠し子ってこと?」
「は?」「え?」「ん?」
何でそうなった、高菜。
「なに言ってんのお前?」
いや、ほんとにその通りだよ。高菜ついに壊れた?
「だって、うちらのお兄ちゃんでしょ?てことはお母さんが浮気して生んだ…??」
「「「違う!」」」
「高菜!?大丈夫!?疲れてるの!?」
「え?」
「おまっ、とうとう壊れたか!?」
「高菜ぁー!ごめんなさいぃ!僕たちのせいでぇぇ!!」
「は!?え!?てか困らせてる自覚あったの!?」
「あ、の…。」
「ねえ霊、これどういう状況?」
「わ、かんない…。」
そりゃそうでしょう。ドアを開けたらなんか喧嘩してて、目の前で喧嘩されまくるっていうこのカオスっぷり。霊がかわいそうになってきた…。
「あ、すまん。巻き込んじまったなー。」
珍しい。光棄が謝った…。
「あ?」
「兄様?」
「ん?わりぃなんかイライラした。」
やべっ、気づかれたかな??いや、さすがに光棄といえどもないよな、ウンウン。
「えーっと、んで?名前聞いてもい?」
「あ、えと…渡辺 霊、です…。」
「同じく麗華、よろしくね。」
「よろしくっ!」「応。」「よろしくですっ!」
上部だけなら仲のいい兄弟なんだけどな…。
「ん?」「あ?」「は?」
もう怖いよ…何でそういうのだけ察知するの…。
「だ、いじょぶ?」
「応、てかホントに家族なんだな…。」
「最初から言ってるじゃん!」
「ちなみに俺が光棄。名字は要らねーだろ?」
「無視ぃー!」
花ww
「で、僕が弘です。」
「私は高菜だよっ」
いやぁ…波乱の予感しかしないねー。
ども、こんにちわ。ナレーターさんです…。光棄の「あ?」ってやつが最近怖いです…。仕事はしますよ、ハイ。




