表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
▷アグリーメント  作者: px-h
第4章 天使と精霊と人と神
38/64

神子

すっぽかしたァ~!!

だがしかし!!

私はサボりたいんだ!!

……っていうか本当にどうしよう。


仮に今、私に星が舞い降りたとして?

なんだというのだ。

星なんか要らない。

だからお父さんを返して。

私の星くらいならいくらでもあげるから、星に溢れて暮らしてた、蘭の。

お父さんを、返して。





勘違いかもしれません。

けれど確かに、高菜の目が水色に戻りました。


「【陽葵(ひまり)】……ですか?」


「うん……だけどもう、ちょっと――」


「分かりました」


高菜の目はまた紅く染まります。


「絶対……助けますから」



▷side:神子のメイド



「シンシア様」


ずっとずっと前の。


「いい加減に機嫌を直してください」


誰もが不幸だった、星なんかなかった頃のこと。


「嫌よティー」


彼女は、全く知らない他人でも、


「私は少しでも滅びる種族を減らすために、星を増やすために……」


種族という大きな隔たりを越えて、手を差しのべられる、心優しい御方でした。


「きっとラスカニア様もシンシア様が仰っていることは分かっておられます」


「……知ってるわよ」


平和を願い、祈りを捧げる。


「―――けれど、私は全部助けたいの」


……それこそまさに、聖女のような。


「無理だと分かって切り捨てるのは嫌」


「……ですが、あれではシンシア様に危険が及ぶではありませんか」


「今、命を賭けて戦って死んでいく者が山程いるのよ?」


そして彼女はまるで嘲笑うかのように窓の外に目をやって言うのです。


「世界の管理者であるアイツが、命を賭けなくてどうすんのよ、臆病者」


「……シンシア、様」


ええ、そうです。

私は少し嬉しかったのでしょう。


「ティー、お願い」


「―――っ」


「私と、私が救いたい沢山のことを……助けて」


やっと、貴女が私を頼ってくれたことが。

終わり方が決まらない!!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ