表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
▷アグリーメント  作者: px-h
第2章 いざ、学校へ
16/64

黒髪メンヘラちゃんともう1人の光棄

最近なんか1話1話を短くしてるから持て余してるんですよね!

これも7月中盤にあげてます!

次めっちゃ長くしよっかなー



「『光棄(こうき)』」



それは、10数年も昔の、懐かしい人の記憶。


「お前が前髪を伸ばすのは、現実を見たくないからか?

 逃げることを、目をそらすことを、()()()望むからか?」


とても悲しい、思い出したくない出来事──







「──っ!?」


久しぶりに、見た。

もう、最近は無かったのに。


「夢……」


なんて、愚かで、醜いんだろう。

涙は、流さないと決めたのに。


「……」


思い出しただけで、考えただけで、これだ。


───もっと。

 俺より、もっともっと。


苦しんでいた人を、俺は知っているのに。


どうしても、願ってしまう。




彼女は死んでなんかいないと。


──そして、それは断じて()のせいではないのだと。







「「学園交流会?」」


2日目、登校中の朝。


「そういうのがあるんだと。昨日帰りの会(ホームルーム)で言われなかったか?」


「聞いてませんでした」


「寝てた」


グシャッ

高菜(たかな)の持っていた紙が、潰れた。


「2人とも、何のために学校行ってるの?」


「言われたからですね」


「気分とノリと雰囲気で?」


パキパキッ

地面にヒビが入った。この地面って結構脆かったんだね。(笑)


「学費払わされてるママたち可哀想」


本当に、としか言いようがない。


「そうですか?」


「生活費自腹だし良くね?」


「あのねぇ…じゃあ、期末テストってのは?」


「知らん」


「知りませんね」


「お前ら大丈夫か?」


なんか高菜、呆れて面白がってる気がする。

いやしょうがないか、苦労人だし。


「てか夏休み開けたのになんで期末?」


「そういう感じなんだって、お前なら大丈夫だろうけど!」


()()()()()()、学力レベルってどんな感じなんですかね?」


「ほぼ同じ、お前も大丈夫だろ」


「頑張れよ~高菜」


「うっぜぇ余計なお世話だ」


光棄と(ひろ)存外頭いいからね、ムカつくわ、そりゃ。





「『昔、精霊の王は1人の天使に殺されました』」


何百万年と前のことだ。


「『そして、精霊の王と共に、沢山の精霊が消えました』」


この話が事実と少し違うと知っている理由なんて、限られている。


「『けれど、精霊は滅びませんでした』」


部外者じゃないなら、当事者。


「『その滅びなかった精霊が新たに創造したのが人です』」


───そして、関係者しか、あり得ない。


「というのが、人類が誕生するまでの歴史ですが──」


何もかも、変わった。

前見た地上は(精霊がいたときは)、植物しかなかった。

こうも、何も感じないものだろうか。

天使(angel)より、(fairyp)(rotect)の方が頭脳において優れていたと考えれば、自然でしかないが。


「光棄?」


「ん、あー何だ?」


「なんだじゃなくって!当たってるよ!」


「うぇ、どこ?」


全く聞いてなかった。


「どこって……練習2の…」


「答え言えゃいいの?」


「うん、分かる?」


「天使《angel》」


「正解だ光棄、授業真面目に受けろよー」


「はいはーい」


これ、あいつ気づいてっかな……





「むかつきました」


案の定、かー…


「よかったなー」


「なんも良くないです!」


そりゃあ、間違っていることでバカにされるなんて、気持ちの良いことじゃないだろうけど。


「ど、どしたの…?」


(りょう)ビックリしてんじゃん。


「何でもないです!」


「あ、う……」


「おい」


「いや、あの霊さんを責めているわけでは…」


「そーだそーだ、無視無視」


「えっ」


「それはひどくないですか!?」


「何やってるの、あなた達」


「メンヘラちゃんじゃん」


「!?」


「何よそれ!!」


「兄様、そのあだ名最高に不名誉だと思うのでやめたげてください」


本当、やめてあげて。


「えっと、天音(あまね)さん、どしたの?」


「こないだ」


「?」


「こないだ、あなたに自殺志望者って言ったの、違ったなら、ごめんなさい」


「あーやっと謝り方覚えたのか?」


「んんっ」


弘吹き出しそうww


「いや、あれは少なからずあなたも悪いわ!!」


「そうなんですか?」


「知らん」


「窓から飛び降りようとしてたじゃない!」


学んだね、天音ちゃん。

前と比べて声が控えめだもん。


「は?」


「光棄?」


「記憶喪失ですかね?」


「え、マジで?」


「転校初日の日よ!」


「うぇ?」


残念ながら、天音ちゃんが正しいよ。


「私に校長室の場所聞いたじゃない!」


「あーあの時のか!」


「思い出しましたか?」


「何で忘れてたの……?」


「そういや頭グルグルだった気する」


「なっ」


「光棄……」


「何でもいいのでそろそろ帰りません?」


なんと今は、帰りの会終わりの放課後なのでした。

見てくれてありがとう!

コメントが1番やってほしいですっ!!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ