お馬鹿な乗組員達とディャーヴォルの投降
リィブラ達は千島列島付近まで戻り今後の対策を練っていた、
内陸部に入ると確実にリディアの軍に狙われるのでそれは避けたい、
まあ戦えば余裕で勝てるのだが民衆を巻き込むのは避けたい考えだ。
「どうでしょうか?出来れば戦いたくないので委託したいのですが・・」
「そうですね、出来る事はやってみましょう」
リィブラはスサノオに委託の考え、ある程度この国とは交易があるらしい、
だが距離があるので直接出向いたが攻撃されたので話し合いは無理と判断、
そこで時間はかかるがスサノオの部下を使っての情報収集に切り替えた。
まず・・・
この国も通貨は銀が使われていたので大量の豆板銀を部下達に渡し依頼、
ちなみに部下達は一部乗艦してたのでここからは別れ内陸に向かって貰う、
尚船も迎えに来てたので根室辺りで落ち合う事となり別れた。
「さて・・これからどうしようかしら・・」
「まずは休んだらどうでしょう?皆疲れてますから島で休ませた方が・・」
「そうね、艦の中ばかりだと感覚が狂うからそれもアリかもね・・」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・・
リィブラは通信官達の進言を受け入れ無人島を探し艦隊を移動させた、
意外と条件に見合った島が内陸部から近くにあったのでそこに決めた、
そして艦隊は島の裏で碇を下ろし即座に偵察隊が島を探索していた。
「ご報告します!内陸には毒蛇などがいましたが湾岸は問題ありません、
さらに平地もありましたので休憩には最適と考えプレハブを建ててます、
もう少しで完成しますので指揮官達も休まれてはいかがですか?」
「そうね・・そうさせてもらうわ・・」
リィブラ達は疲れを癒やすためプレハブに移動ししばらく仮眠を取っていた、
だがタウロだけはなぜか空母に移動、乗組員達が何かを依頼し受けたようだ、
それはミニコンサート、酒●法子さんの曲を歌って欲しいと頼まれたのだった。
チャチャチャチャ~~~ン!!!
「タウロ!!!!!!!!!!!」
「LOVE LE●TER~白い~便箋が春●色に染まり~~」
オオオオオオオオオオオオオオ!!!!!
なぜか酒●法子さん大好きなライアン達が熱狂して歓喜を挙げ合唱、
タウロはその熱狂に応えようと蒼●うさぎやLOVE●ETTER等を熱唱する、
なぜかコンセ達も舞台に呼ばれ照れながらもカタコトで歌っていた。
ウワアアアアアアアアア~~~~~~~!!!!
ちなみに最初はミニコンサートの予定で1時間程で終わらせるつもりだった、
だけど燃えるタウロ達が次々と別の曲も歌うので皆熱狂し熱唱を繰り返した、
それは繰り返され夜明けまで続き翌朝全員バテバテで各部屋で爆睡していた。
・・・
むしろ疲労が増しただけだと思うのだが・・
・・・
お馬鹿さん達は当分ほっとくことにした。
そのころ・・
急いで逃げていたリディア達が例の海岸まで到達したが追っ手が迫る、
戦えばリディア達が勝つのだが・・さすがに部下と戦うのは気が引ける、
特に今回はリディアの不手際もあるのでさすがの彼女も戦意は無かった。
すると・・・
「おいお前達こっちだ!!急いでこの船に乗れ!」
!!!!!!!!
「で・・ディャーヴォル~~~~あははははは~~!(抱きつき)」
なぜかディャーヴォルが船を用意していてリディア達に乗るよう促す、
それを見てリディアは馬を降り一目散にディャーヴォルに抱き着いた、
それを見たディアナ達も船に飛び乗り船は即座にここから離れた。
「に・・逃がすな~~~~撃て撃て~~~!!!」
ヒュンヒュンヒューーーーン!!!!!
ドキュンドキューーーーーーーーーーンン!!!
追っ手達は弓で攻撃するが・・すでに船は射程圏内を超えていた、なので・・
銃を取り出し撃ってはいるが的外れの方向に撃ち一応対応の素振りで誤魔化す、
それを見たディャーヴォルは部下を攻撃せずひたすら船を沖に移動させた。
「お・・おかげで助かりました・・」
「気にすることはない、俺もある用事があるから・・いい加減離れろ!」
「嫌~~なんで私を置いて行ったの?もう離れないから~~!」
・・・
ディャーヴォルにベッタリのリディア、離そうとするがリディアはしがみつく、
まるで親族・・いや恋人と再会したかのような感じでリディアは離れない、
だがそれだと船が安定しなかったのでディアナは急ぎリディアを離した!
「ぷ~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!」
猛烈に不満顔のリディア、それを無視するかのように船は沖まで移動した、
ここで船が安定したのでディャーヴォルは帆を立てたあと船首辺りで座る、
それを見たリディアが一目散に飛びつくが彼はそれを制止していた。
ここでアンドレイがディャーヴォルに質問をする。
「あ‥あなたはリディアと・・どのような関係なのですか?」
「ああこの子は俺の仲間だった女性の子供だ、両親は他界し俺が面倒を見ていた、
そしてこの子が16歳になった時俺はもう自立できると見てこの子から離れた、
何しろ俺はある目的があったからな、それを探すために各地を移動していた」
「そ・・それはどのような・・」
「もう隠す必要もないだろう、君も聞いたことがあるはずだ、あの洞窟・・
あそこには得体のしれない男・・いや魔女かもしれない、そいつが眠っている、
俺はある日そいつの声を聞いた、自分をここから出してほしいと・・」
「そ・・それは出来たのですか?」
「いや未達成だ、だがそいつは俺に莫大な財宝のありかを教えこれを使えと・・
なんでもそいつが言うには強大な武器で自分の封印を解けば出れると言ってきた、
俺はそれを聞いて・・・なぜか動く必要があると考え今迄それを探していたんだ」
「そ・・その武器はあったのですか?」
「いや色々試したが全て砕け散り消え去った、そんな矢先あいつらが現れたんだ、
俺はリディアを救おうと動いたが・・ある女性がそれを遮り俺は動けなかった、
だが彼女が持っていた武器・・今迄に見たことがなかったのでもしやと感じた」
「と・・ということは・・」
「ああ俺は彼女達に会う必要があると感じた、それと君たちも・・
重鎮たちの考えは予測できたので先回りして船を用意していたんだ、
さらに彼女らと面識のある君たちを同行させれば警戒心も薄れるかと」
・・・
ここからは全員無言となり俺達を追って船を動かすディャーヴォル、
彼は俺達の動きを予測していたようで隠れている無人島に向かっていく、
そして船は10km圏内に入った、即座に気づいた俺達は厳戒態勢!
「敵らしき船を発見!迎撃しますか?」
「いえ様子を見るわ、相手は一隻だし4人程度しか乗っていないわ、
すぐに偵察機を出して!誰が乗っているのか確認してちょうだい!」
「了解!偵察機出動します!!!」
キィイイイイイイイイイイーーーーーンドシューーーーーーーン!!!
「な・・何だあれは?鉄の塊が飛んでくる??」
即座に砂漠空母エスネルから偵察機が発進しディャーヴォルの船に近づく、
戦闘機に驚くディャーヴォル達、だがこちらも同様に驚き偵察機は急ぎ報告、
何しろリディア達が乗っているしタウロはディャーヴォルを見て驚いていた。
「えっ?なんで彼らが乗っているの???????」
「ど・・どうします?追い払いますか?」
「い・・いえ相手は4人だし戦闘の意思も無いようだから話し合いましょう、
相手もおそらくそのつもりのはず、なので投降と受け止め対処します、
偵察機は島の反対に誘導してあげて、各艦厳戒態勢で待機してください!」
「了解です!」
キィイイイイイイイイイイーーーーーン!!!
偵察機は・・この機体はハリアーのような行動が出来たので海面まで降りる、
そしてパイロットが手招きして・・島の裏側に行けとジェスチャーを送った、
それを見たディャーヴォルは頷き船を島の裏側に向かって進めていった。
しばらくして・・・
ディャーヴォル達は島の裏側に到着、各艦は厳戒態勢・・すぐに解いた、
というのもディアナがアリエノールのマントを掲げ戦闘意思はないと・・
大きくジェスチャーしたので皆は了承、尚マントはしっかり洗っていた。
「こちらにどうぞ・・」
精鋭達はディャーヴォル達を重巡古鷹の来賓室に案内し招き入れた、
そこにはリィブラやタウロ達指揮官、さらにスサノオ達も待っていた、
尚リディアはお腹が空いたとしつこくジェスチャーしたので・・・
呆れたリィブラ達は・・その辺のお菓子を与えた黙らせた。
気持ちを切り替え・・
「ようこそ我が艦隊へ、お話がありそうなので伺います!」
「それはありがたい、聞きたいことが山ほどあるのだが・・」
「可能な限りは受け入れましょう、まずはお聞かせ願いますか?」
「ああ実は・・」
ディャーヴォルは今迄の経緯を細かく話した、それを聞いたリィブラ達は・・
・・・
その謎の人物?が本丸と見て・・
・・・
ディャーヴォルにその場所を尋ねるのだった。




