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武将の頼みと新たな事業を模索する俺




二刀流の武将は問答無用で斬りかかってきた、それを避けるタケシ達、

感じとしては聖級中位レベルのようだが瘴気がもの凄く不気味でもある、

もしかしたらこいつも何かを従えているかもしれない・・




「悪いな、こいつは俺が叩きのめす!!」




「ええわかったわ、私達は城の周りを偵察しておくわ!!」




キィイイイイイーーーーーーン!キィーーーーーン!!!!




タケシが聖刀紀伊を収納魔法から取り出し謎の武将の攻撃を交わす、

そして乱打、実力はタケシの方が上だが様子見のため合わせてはいる、

3分ほど刀を交えた後武将は少し下がり構えたまま声をかけてきた。




「お主達は何者だ?見た感じこの地の者ではなさそうだが・・」




すぐさまタケシが返答、だが構えは解かず警戒しながら質問に答えた。




「察しがいいな、俺達はある目的の為訪れた旅人だ、まあ冒険者でもある、

これ以上はお主の殺気が解かれない限り答えられない、意味はわかるな?」




「・・・・・・」




謎の武将は黙り込む、まあ殺そうとする相手に詳細を話す奴はいないからな、

しばらく睨み合いが続く、その隙にサユミ達は分散して城をくまなく調べていた、

そして見つけたある部屋、鍵がかかっている・・サユミは迷わず爆裂魔法を放つ!




円状爆裂魔法サーキュラーエクスブローション!!!」




ドドドドドドドーーーーーーーン!!!!!!




サユミは1m位の球を展開しそれを投げつけ扉を爆破してその中に入る、

そこには・・白い棺のようなものがあり誰かが眠っているようだ、だが・・

生気を感じない、既に死んでいるみたいだが見た感じ全然腐食していない。




「な・・なんなのこれ?冷凍保存してるようだけど冷気を感じないわ・・」




サユミは驚く、スノードラゴンの彼女は冷凍に関しては達人の域に達している、

だが冷気無しで・・この遺体?は冷凍保存のような状態なので困惑を隠せない、

もしかして何かの呪い?部下達も駆けつけたが皆驚きを隠せず距離を置いていた。




そのころタケシは・・




謎の武将と睨み合い・・




「どうやらお主達は・・我が知っている者達とは異なるようだな、もしや・・

我が知らない特殊な力があるのでは?そうだとしたら見せて欲しい・・」




「見せたら・・どうするんだ?」




「ある頼みがある、もしそれが叶うのなら我は貴殿達に投降しよう、

その際我の領地も全財産も貴殿達に託す、悪い話では無かろう?」




「・・・・・」




今度はタケシが黙り込む、悪い話ではないが自分の正体を明かすと・・




・・・




謎の敵?に気配が知れ渡る可能性もある、それにこいつは見たまんま武将、

拠点を預かる重要人物には見えないのだが・・悟ったように武将が語る。




「一部だけ話そう、この下の階にいる者はある呪いをかけられているんだ、

それはどういうことか・・冷気はないのに冷凍のように身体が凍っている、

それを溶かし元通りにしてほしいのだ、ちなみにそれは我の主なのだ」




そういうことなのか・・




・・・




タケシは考える、今迄の流れからすると敵は無差別攻撃はしていないが・・

しかし俺達を警戒してるのか敵の行動は掴み所が無い事が多いのが気になる、

もしかしたら敵?も俺達を試しているのかも?もしそうだとしたら・・




・・・




「ま・・待て!仲間と相談したい、一時休戦は出来るか?」




「ああ10分待つ、期待しているぞ・・」




タケシは距離を置きスマホでサユミ達に相談、サユミ達もそれを聞き頷いた、

なにしろ目の前にその人物がいるのでタケシの言葉はすぐ信じたからだ、

尚謎の武将はタケシのスマホを見て眼を光らす、異端の存在だと見抜いていた。




そのころ・・




「あっ・・・・ああああああああああ・・・・」




相変わらずメイドさんと挙式と営みを来る返す俺、もうすぐ800人になる、

肉体的な疲労は七色の真珠ですぐ戻るが精神的な疲労はかなり蓄積している、

その辺は担当者もチェックは欠かさない、俺が爆発したら元も子もないからだ。




「コウさんお疲れ様でした、1か月ほどお休みください!」




やっと長期休暇を貰えた俺、2日ほど爆睡した後しばらくボ~~としている、

それが落ち着いた後一旦軍に戻ったが・・休めと言われやんわり放り出された、

まあ俺が出るまでもないレベルのようだからお言葉に甘えることにした。




さてどうするか?




ただボ~~~としてても退屈なだけだから何か行いたい、だが大概は・・

既に様々な店やイベントなどは出尽くしているからすぐには思い浮かばない、

手っ取り早いのは飲食系だが今迄オープンした関係は妻達に没収されている。




・・・・




う~~~~ん!!!




シルビアから地球の最新情報は入ってくるが・・それらは妻達が関わっている、

なのでそれらは関わってもすぐ妻達が没収するだろう、戦っても勝ち目はない、

なので俺にしか出来そうに無い分野を考える!さて何にしようか・・




・・・




あらかた出尽くしているのですぐに思いつかずベットでTV見ながら考える、

すると・・パピーター大魔王の番組が放送されたので俺は気分転換に見る。




「ウハハハハハハハ~~~!!!!」




パピーター大魔王が白銀族の街を荒らしている、そこに駆けつけた精鋭達、

ミラ・・いやミラ~ニャ達が結集して魔物達を次々と蹴散らしていった、

そして出て来た応援隊!それは天聖族達でリィブラーニャが指揮を取る!




「ウハハハハハハハ~~~!返り討ちにしてくれるわ!!!」




ギュウイイイイイイイイーーーン!!!!!




ボッコーーーーーーーーーーーン!!!!




「きゃあああああああ~~~~~!!!!!!!!」




パピーター大魔王の必殺技が繰り出されリィブラーニャ達が吹っ飛んだ、

だが12天聖達は何とか起き上がり・・力を結集して光線を発射する!!




ビィイイイイイイイイーーーーーー!!!!!




ドッコーーーーーーーーーーーーン!!!!!!




さらに12天聖達はそれぞれの必殺技を繰り出し・・全部が命中して大爆発!

そしてタウローニャとヘミニニャーが大魔王の足に向かってケリを入れる、

態勢を崩したパピーター大魔王をリィブラーニャ達がフルパワー攻撃!




ドギューーーーーーーーンン!!!!!!!!!!!!!!!!!!




「グギャアアアアアアア~~~~~~!!!!お・・覚えてろ~!」




ヒュイイイイイイイ~~~~~ン!!!!




キラリ~~~~~~~ン!!!!!




バ●キンマンのように吹っ飛び星と化したパピーター大魔王だった、

爽やかにそれを見守る精鋭達、そしてこの回は無事終了となる、

そして予告編、次回はランド(遊園地)で暴れるといった内容だ。




・・・・




俺はそれを見て考える、まあ吹っ飛ばされたのはいつものことだが・・

だが・・次回の予告を見てふとデ●ズニーランドを思い出す俺だった、

もしかしたら・・俺は急ぎ紙とペンを持ち気になることをメモしていた。




30分後・・・




「うんいけるんじゃないか?あとはこれを実現出来る土地がいるな」




俺は今度はパソコンの前に座り検索、交通の便がいい開いた土地を捜す、

すると東の大陸の・・東の大陸軍港と空港駅(経由地)の傍に空き地がある、

なんでも再開発する予定だったが新造艦建造を優先したため保留となっていた。




そのため現時点では手つかず、広さはデ●ズニーランドの3倍とかなり広い、

現時点は空き地のため開発には問題無さそうだ、俺はすぐにメディに電話、

この土地を貸して欲しいと頼む・・意外な返事が返ってきた!




「お話からするとこの土地をコウさんが再開発してくれるのですか?」




「ああ閃いたことがあってな、使用料は払うから貸して欲しい」




「それなら毎年売上げの5%をいただければ譲渡しますよ、というのも・・

実はこの土地地盤が緩くて住宅には向かない土地なので困っていたんです、

でもコウさん達が対応してくれるなら金銭的に助かるのでお願いしたいです」




「そ・・その程度でいいのか?」




「ええコウさんのことだから儲かる事業でしょう、むしろあやかりたいです、

出来れば完成後の出店や雇用などもお願いしたいです、種族が増えているので・・」




「それはこちらからもお願いしたい、人手は多い方がいいからな、だが・・

事業内容聞かなくていいのか?君になら教えてもいいんだが・・」




「それは完成後の楽しみにしています、今知ると喋りそうだから・・うふふ」




「ありがとう、期待に応えられるようがんばるよ!」




「楽しみにしていますね!」




こうして俺は・・




メディの了解を得たので・・




・・・




新事業に着手するのだった。














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