俺のDVDの扱いとタウの国王子の要望
レイナ達はタウの国の晩餐会に招待され王族達と挨拶を交わしていた、
これにはアデール・ソフィア・シルヴィ・アクワリオも参加していた、
総司令官のエリーナが当面休養するので彼女達が艦隊を預かっていた。
ちなみに俺は子供達との質疑応答で忙しく当面異世界で留まる事となる、
既にメイドさんとの婚姻は済ませているがまた応募者が増えているらしい、
現状30人程が応募しているそうだが行列が出来てまだまだ増えるらしい。
・・・
いつになったら終わるのかな?
もう700人に近づく勢いなんだけど・・・
ちなみにその殆どが妊娠後俺と会う事も無く子育てに専念している・・
・・・
だが妙だ、結婚後大半は俺と会う事が無い、殆どが妊娠後故郷に帰っていた、
その殆どは俺と交わる事が無いので当然性行為は途絶えていることになる、
子育て期間はともかく落ち着いた後でも求めが一切無いので・・・
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これはいったいどういうことなんだろう?
エマやソニア達は妊娠後も結構求めてきたが最近ではほぼ音沙汰無し、
それにかなり積極的な天使族やリィブラ達天聖族も全然俺を求めていない、
他にも俺と婚約を望むティーラ達も現状性を求める雰囲気は全然無い。
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頭を傾げる俺、まあ負担を抑えると言う点ではこの方が俺にはありがたい、
だが次々と新たな妻が出来る状態なのだが・・その殆どがその場限りだ、
ある意味俺はAV男優のような気分、DVD出したら相当数になるだろう。
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!!!!!!
俺はふとあることを思い出す、それは俺との婚姻の前に見せられるDVDだ、
そういえばあれは俺との婚姻の前に必ず見せられると聞いたことがある、
もしかしたら・・俺は即座に担当者に連絡を取りその扱いを質問した。
「おい俺が出演しているDVDがあるだろう?あれはどう扱っているんだ?」
「あああれですか?妻となられた方々から焼き増し販売して欲しいと要望が・・
なんでもあれはかなり激しいので自家発電に最適だと凄く好評なんですよ~、
あれなら以降性行為は殆ど要らないそうで身元確実な要望者全員に売ってます」
なんちゅうことをしてるんだよ・・
・・・・
?
身元確実な要望者全員に販売???????
・・・・
!!!!!!!!!!!!!!!
「おい俺はともかく出演している女性の方に問題があるんじゃないのか?
販売してると他の男性も見ている可能性が高いぞ?それはどうなんだ?」
「ああそれですか?それなら・・」
ここで相手方の女性の言い分をどうぞ!
「あああれですか?私生活費を稼ぐため身体を売っていたので全然大丈夫ですよ!
顔さえ隠してくれたら問題ありません、たっぷり印税もらっていますからね~、
むしろ一般販売して欲しいぐらいです、まあコウさんが嫌がるでしょうから・・」
・・・
俺は呆れが止まらない、ちなみに印税に関しては俺は一切もらっていない・・
思いっきりモロで激しい・・恥ずかしい行為を見られているのにタダなのか?
これに関しては恥じらいもそうだが雑な扱いに対して腹立った!なので!!
「おい!!!!!俺にはなんで印税が無いんだ?不公平だろう?」
これを聞いて担当者は呆れた感じでこう返答する・・・
「えっそこですか?コウさんはいい想いしてるのに印税払う必要ありますか?
大体次から次へと営みしてるでしょ?男性からすると至高の域だと思いますよ?
だから払う必要は全然ありません、むしろ皆に奉仕すべき立場ですからね~」
何なんだよその理屈は・・・
・・・
!!!!!!!!!!!!!!!!!
俺は担当者の言葉を聞いた後猛烈な寒気を感じた、もしかしたら・・
「おい!さっき要望者に販売と言っていたな!妻以外の誰に販売したんだ??」
!
これを聞いた担当者は無言となりしばらく黙っていたが俺の催促により語り出す。
「じ・・実は要望者があまりにも多くて誰なのかは私の口では言えません。」
・・・
俺は寒気が止まらない、この様子だと知り合い全員が買っている可能性がある、
いくら親しいとは言え性行為まで見られるのは正直不愉快だし気持ち悪くなる、
だがそれは相手も同じ筈だが全員その後も普通に俺と接しているのはなぜなんだ?
・・・
俺はまずサユミとタケシを呼び単刀直入に尋ねた!すると・・
「えっ?あれですか?確かに買いましたし2人で密かに見ていて楽しんでます、
コウさんの行為を見ていると欲情が増して営みが弾むので重宝していますけど?
それに私コウさんの身体見て興奮し凄く満足です、何か問題があるのですか?」
思いっきり問題だろう・・
幾ら親しいからと言っても性行為まで見るのはどうかと思うのだが・・
・・・
続けてタケシの言い分をどうぞ!
「コウさんの行為は凄く激しく勉強になりますし見ていて性欲が増しますけど?
さすがに子供には見せていませんが2人の時はそれを見ながら楽しんでます、
多分他の方々も同じだと思いますよ?おかげで性欲が満たされ重宝しています」
・・・
あっけらかんと話す2人を見て俺は撃沈、2人は不思議そうに頭を傾げ帰る、
その後俺はカオスやアトラス、メディなどにも尋ねたが皆同じ反応だった、
彼ら彼女らにしてみれば性欲を満たす為だけのDVDのようで重宝されていた。
そしてメディが俺に対してこう語った。
「コウさんの行為は子孫繁栄のために重宝していますし凄く参考になります、
おかげで私も夫も性欲が満たされていますしストレスが減って気が楽ですよ、
出演者は特に問題にしてません、むしろ興奮が増すのでいいと思いますけど?」
・・・
俺は呆然、彼ら彼女らには性欲発散だけの扱いなので俺の気持ちは問題外、
むしろ神の域に達している俺の性行為は無性に興奮するので有り難いらしい、
そういう意味ではこれさえあれば満足するので一人発電でも問題無いそうだ。
・・・
道理で妻達からの要望が無いわけだ、これさえ見れば問題は解決するらしい、
むしろ第二弾を販売して欲しいと言われていると担当者は後で要望してきた、
俺は当然拒否!さすがにそれは容認できないので断固拒否した。
ちなみに・・・
俺は凄く気になるのでティーラとクリスティーナにもこのことを尋ねた、
さすがにこの2人は無いだろう・・だが2人の返事は予想外すぎた!
まずティーラに関しては・・
「じ・・実はこのDVDは以前エマさんから頂いたのです、というのも・・
私達も年頃なので男性には興味あるので・・それにコウさんなら・・
将来嫁ぐ相手だから問題無いと思い耐えられない時はお世話になってます」
なんなんだよそれは・・
続いてクリスティーナに関しては・・
「えっ?コウさん出演のDVDですか?あ・・・あはははははははは・・・・」
・・・
これは知り合い全員が買っているな・・そう俺は結論づけた。
ちなみにクリスティーナの夫デーヴィドにも尋ねたが彼もあっけらかん、
なぜか評論家風に俺に語り出し気にするなと言いさっさと他に行っていた、
その内容は以下の通り、親友にもこう言われた俺は何も言えなかった。
「コウお前に関しては皆既に人間とは見ていない、ある意味創造神の域だ、
だからお前の性行為は卑しいDVD等とは異なり教本扱いだから気にするな、
むしろお前の行為を見てるおかげで皆の家族は円満だ、もちろん俺もだ!」
・・・
俺は頭が痛くなったので寝室に入りそのままふて寝、なぜか子供達も来た、
そして親衛隊達が次々ベットを部屋に入れまくりそれに子供達が寝ている、
おかげで俺の部屋はベットだらけ、30人の子供達は気持ち良く寝ている。
目線を変えて・・
晩餐会の合間レイナ達は別室で王達に招かれなにやら話し合いをしていた、
その内容はこれから向かう北の情報、そっちには日本があるらしいのだが・・
どうやら現地ではジャポンと呼ばれていて地図で見る限り瓜二つだった。
「貴方達はジャポンに向かいたいそうですが・・どうしてですか?」
「ええジャポンには私達の仲間の情報があるそうなのでそれが欲しいのです、
それに各地には危険な魔人がいるそうですので危機が来る前に抑えたいのです、
実際クアラの国があのようになりましたので先に手を打とうと・・」
「それに関しては我らも危機を抱いているので他人事ではありません、
なのでその件に関しては我らも介入したのですが・・」
「それは構いませんが・・どなたかご同行されると言うことですか?」
「ええ実は・・」
ギィイイイイイイイイイイ・・・!!!!!!
「その役目私達に任せてください!!!!」
!!!!!!!!!!!!!!
タウの国の王達もレイナ達も驚く、突然ドアを開けてこう訴えてきたのは・・
・・・
まだフラフラしているが・・治療した噂の王子様と・・
・・・
彼を抱き支えるマリアンヌだった。