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戦艦隊の艦砲射撃と放たれた天聖神封波




信濃から離陸した戦闘機隊はマッハ1.6程度の速さで旋回を始める!




「戦闘機隊旋回!破壊神の後ろに回り込むぞ!!!!」




「了解!各隊続け!予定地まで移動するぞ!!!」




キィイイイイイイイイイーーーーーーン!!!!!!!




信濃から発艦した戦闘機隊はほぼ一塊の状態で後方側に向かっている、

完全な囮の役割の戦闘機隊は魔物の群れを避けるように大きく旋回する、

それを見た魔物達は戸惑う、飛んでいく戦闘機を追うべきか悩んでいた。




「それは心配無い、お前達はそのまま進むがいい!」




「グルルルル(訳)わかりました!!!!」




とディエトは魔物達にそうテレパシーで伝えると魔物達は頷き飛んでいく、

ディエトからしてみるとたった60機程度の戦闘機は眼中にないレベル、

なので魔物達に襲わせるまでもないと考え自分で吹き飛ばそうと考えた。




「おい魔物達がこっちを無視しているぞ!!」




「ああ予定通りだな、舐められるのは腹立つが後で後悔させてやる」




キィイイイイイイイイイーーーーーーン




戦闘機隊は方向を変え破壊神ディエトの後ろに回り込むように飛んでいく、

ディエトの前は信濃と戦艦隊が近づいてきて後ろは戦闘機隊が抑えた、

これで挟み撃ち・・だがそれとは別に12機の戦闘機が囲んでいたのだ。




「魔物達が飛んでいくわ、案の上相手は油断してるわね・・」




「ええ面白い位に物事が進むわね、これならいけそうだわ!」




12機の戦闘機とその上に乗る12天聖達は遙か遠くから監視していた、

そのためかディエトも末端だと侮り気にもしていなかった、そのためか・・

全艦・全機予定通りの空域・海域に到達、そして魔物が飛んで来た!!!




ギァアアアアアアアア~~~~~~~~~~!!!!




「魔物達がこちらに飛んでいます、その数およそ一千万です!!!!」




「全艦イージスミサイル用意!遠慮はいらない!徹底的に叩き潰すぞ!!!!」




グィイイイイイイイイイイイーーーーン!!!




ビキィーーーーーーーーン!!!!!!!!!!




雄叫びを挙げながら魔物達が戦艦隊を見つけ一目散に攻めてきた、

対する艦隊は対空砲火の準備、さらに艦底氷針の準備に入った、

それを見た信濃は浮上!同じように艦底氷針を展開し迎撃態勢に入る。




「魔物達イージスミサイルの射程距離に入りました!!!」




「全艦イージスミサイル発射!!!魔物達の出鼻をくじくぞ!!!」




「撃ち方~~~~~はじめ!!!!!」




ドシュドシュドシュドシューーーーーーーーーン!!!!!!




ピシーーーーーーン!!!!!!!!!




全艦イージスミサイルを一斉発射、次の瞬間艦の周りが氷の海と化した、

そして次々と出てくる氷針、無数にいる魔物達をまとめて攻撃する態勢、

無数のイージスミサイルは雲を突き抜け魔物達の上空に到達、下降した!




「イージスミサイル魔物達の空域まで到達しました!!!」




「全員サングラス着用!!!!爆破の閃光から目を守るんだ!!!」




「イージスミサイル着弾!!!皆衝撃に備えよ!!!!」




次の瞬間・・・




カッ!!!!!!!!!!!!!!!!




ズゴオオオオオオオオオオオオオーーーーーーーー!!!!!!!




「ウギャ?????アアアアアアアアアアアアアアアアアア~~」




無数のイージスミサイルは魔物達の上空で大爆発!!キノコ雲が現れた、

近くにいた魔物達は瞬く間に消滅!8割の魔物達がこの攻撃で消えていた、

それを見ていたディエトは顔色を変え驚く・・そして歯を食いしばる・・




「な・・・何だあれは??魔物達の殆どが消え去っただと??」




さすがのディエトもイージスミサイルの威力に呆然、まあ当然と言えば当然、

放射能こそ無いがこのイージスミサイルは原水爆を混ぜたような猛烈な爆発だ、

そして閃光とキノコ雲が落ち着いた上空では・・




グギャグギャグギャ・・・グルルルル・・・




仲間の陰にいた魔物達がかろうじて生き残っているがその数200万ほど、

しかしそれらの殆どが小型で上級以下の魔物ばかり、それらも・・

その大半は重傷を負っている、だがディエトの命には逆らえないので・・




グワアアアアアア!!!!!!!!!!




玉砕覚悟で特攻してきた魔物達、それを見て全艦艦砲射撃開始!!!

各艦の主砲・副砲・高角砲等が容赦なくそれらを叩き落とす!!!




「各艦撃ち方~~~はじめ!!!!」





グォム!グォム!グォム!グォム!グォム!!!!




ドゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!!!




ドガガガガガガガガガーーーーーーーーン!!!!!




ドシューーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!




信濃を除く戦艦隊は猛烈な艦砲射撃で次々と魔物を撃ち落していく、

それを遠視で見ていたディエト、さすがにこの展開だと焦ったようだ、

すると信濃の全砲、ミサイルが一斉に火を噴き残りの魔物達を狙った!




ズシュズシュズシュズシューーーーーーーー!!!!!




信濃は大型の砲が無いので(今回は戦闘機隊を乗せたので主砲は撤去)

これでもかとばかりにミサイルの嵐を後方にいる魔物達に一斉攻撃、

無数のミサイルを見て・・ディエトは焦る。




「ま・・まずい、これを受けたら我もただでは済まん!!!」




ディエトは信濃が放ったミサイルをイージスミサイルと勘違いしたようだ、

信濃のこの攻撃も囮、だがこれらが当たれば残りの魔物達も全滅してしまう、

それは避けたいディエトは・・




「いい気になるなよ~~~この下等生物どもが~~~!!!」




ブォオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!




ディエトは猛烈な火球を展開してミサイルに目掛けて投げ飛ばした!




バシュバシュバシュバシュ!!!!!!!!!!




ミサイルは火球に次々と吹き飛ばされ・・・信濃目掛けて飛んで来た、

ここで艦長サユミは本体を展開して・・あるアイテムの封印を解いた、

それは破壊神ディーテとシヴァの魔力、その力を得たサユミは・・




「神級魔法!アイスラッセル~~~~!!!!!」




ビキイイイイイイイイイイイイイーーーーーン!!!!




サユミのスノードラゴンが放った魔法と氷のブレスは信濃の艦首に衝突!!

次の瞬間信濃の艦首にラッセル除雪車のような形状の巨大な氷が姿を現した!

これで火球を分散させる気か??次の瞬間火球は信濃に衝突した。




ゴオオオオオオオオオオオオオオーーーー!!!




「一撃・・この一撃さえ耐えれば・・ハァアアアアアア!!!!」




ボシュウウーーーーーーーーー!!!!!




破壊神2柱の力を得たサユミは渾身の力を振り絞り火球を2つに分散、

火球はそのまま星を突き抜け・・サユミは片膝をつき肩で息している、

だがなんとか気力を振り絞り・・戦闘機隊に攻撃命令を出す!!!




「せ・・戦闘機隊一斉攻撃してください・・・」




「これを聞いた戦闘機隊は・・・」




「了解!!!全機ミサイルを撃ち尽くせ~~~~!!!!!」




ドシュシュシュシュシュシューーーー!!!!!




後方にいた戦闘機隊は空対空ミサイルを一斉発射しディエトを攻撃、

イージスミサイルの脅威を感じた・・まあこれは普通のミサイルだが・・

ミサイルに目を取られたディエトの焦りを感じ・・12天聖が動いた!




「全員突撃!あの技を放つわよ!!!」




「了解!!!!!!!!!!!!!!!!!」




最強12天聖・・アリエス・タウロ・ヘミニ・カンセェ・リィヨン、

ビィルゴ・リィブラ・エスコルピォ・サギタァリオ・カプリコルニォ、

アクワリオ・ピィシィズの12人が円を描くようにディエトを囲う!




そして全員身構え・・・渾身の必殺技を放った!!!!




「くらえ!天聖神封波!!!!!!!!!!!!!!!!!!」




ドギューーーーーーーーンン!!!!!!!!!!!!!!!!!!




12天聖から放たれた気功波がディエトの上空で衝突、すると・・




ギュルルルルルルルルルルーーーーゴオオオオオオオーーー!!!




7色に輝く巨大な竜巻が現れ瞬く間にディエトを飲み込んでいく!

油断していたディエトはその竜巻に飲み込まれ・・・




「ぐぉおおおおおーーーな~なんだこの技は????」




次の瞬間マテオがドローンを飛ばしディエトをがいた真下に飛ばした、

それを見た12天聖は一斉に竜巻をドローン目掛け腕を振り落とす、

ディエトはそのままドローンに飛ばされ・・その上に2枚のカードがあった。




「はああ~~~~~!!!!!!!!!!!!!!!」




ギュオオオオオオオ~~~~~~~~ン!!!!!




ドゴォオオオオオオオオーーーン!!!!!!!!!!




竜巻はドローンのカードに直撃・・すると・・




・・・




「な・・なんだこれは???」




意識を失ったディエトと・・その横に小さな男の子が現れた。









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