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紀伊の狙撃と各種族との連携攻撃とオリハルコンの鎧




ヤマダさんの連絡によると山脈からレッドフェルリンの大群、

空はデビルガーゴイルとブラックキマイラが約1000匹前後、

海からシーバジリスクが無数に押し寄せ各地に向かっている。



結界を解除したことをエニウェアが知り総攻撃をかけてきたようだ、

急ぎスカイドラゴンはじめ各地のドラゴンが懸命に応戦している、

だが敵の数が多いのでどこも劣勢で応援を求めている。



ヤマダさんの村ではメディ配下の魔物がレッドフェルリンと交戦、

俺達が以前預けた戦車やヘリ等で魔物たちを援護しているようだ、

今は何とか凌げているが・・相当ヤバい状況らしい。



「私は紀伊に戻って各地を狙撃で援護します」



「ああ頼む、俺達も射程距離に入ったら艦砲射撃を行う」



「わかりました、宜しくお願いします」



タケシは転移魔法で紀伊に戻る、すると紀伊は艦隊から少し離れる、

すぐさま各砲で狙撃、狙っているのは港で群がるシーバジリスクだ。



ただ狙撃木人形が皆ゴル●13のような恰好なのはなぜだろう?

思いっきりツッコミたい所だが・・今はそれに関しては封印した、

狙撃手達はシーバジリスクを次々と倒し村への進攻を阻止している。



ほぼ同時に紀伊からイージスミサイルが次々と発射されている、

これらは各地にいる指揮官らしき敵に目がけて飛んでいった、

全弾命中して相手の指揮系統を狂わせることに成功したそうだ。



「航空機全機発艦せよ!各地のドラゴンの援護に向かえ!」



すぐさま航空母艦ヨークタウンと瑞鳳から音速機が次々と発艦する、

約80機の音速機が新たに備えたオリハルコンミサイルを搭載、

これらは遠くにいるドラゴン達の救援に向かった。



プロペラ機約20機も発艦してヤマダさんの村に上空援護に向かった、

残るは航空母艦蒼龍と飛龍に搭載している音速機40機だが・・

これはシュメールとディアーナの本体が甲板にいるので離陸できない。



「各艦射程距離内に入りました!」



「各地の味方に連絡しろ!今から艦砲射撃を開始する、

急ぎ自陣に撤退するように伝えるんだ!」



「了解しました」



連絡を聞いたドラゴンや魔物たちは急ぎ自陣に撤退する、

近づこうとする敵にはブレスや銃などを乱射して威嚇した、

各地避難完了との連絡が入りカウントダウンを始める。



「5・4・3・2・1・発射!」



ドコーーーーン!!!



スガガガガガガ・・・



各艦主砲・副砲、ロケットランチャー等を一斉発射した、

オクラホマと紀伊の主砲弾は遠くの敵に、副砲等は村に・・

重巡・軽巡・駆逐艦のロケットランチャーは飛んでいる敵に・・



無数の艦砲弾が各地の敵に目掛けて飛んでいった。



ギャアアアアアアアアアアア~~~~~



予想外の攻撃に次々と堕ちていくエニウェア配下の魔物たち、

さらに指揮系統を失っているのでどう動けばいいのか動揺してる、

それを見た各地のドラゴンが一斉に反撃を始めた。



ほぼ同時に音速機も各地に駆け付け敵にミサイルで攻撃する、

圧倒的なスピードで攻めてくる音速機にデビルガーゴイルが怯む、

ブラックキマイラが魔法で・・地上からドラゴンがブレスで援護。



ヤマダさんの村ではメディが各魔物に指示を出し攻撃を開始した、

サイクロプスが棍棒でレッドフェルリンを攻撃、その後ろで・・

ゴブリンが村人から借りた拳銃で援護射撃をしている。



相当訓練をしていたようでメディの魔物と村人の連携は見事だった、

戦車砲で相手の中枢を狙い散開させて敵を分散させ個々を狙う、

銃弾で動きを止めたら鉄サソリ等が相手にトドメをさしていた。



東の大陸の港にいた敵は紀伊の狙撃隊が蹴散らし開放されていた、

すぐさま俺達の艦隊は港に入りシュメールとディアーナが出撃した、

急ぎ領地に戻り配下のドラゴンの指揮に向かった。



蒼龍と飛龍に搭載していた戦車やヘリも出し村の援護に向かわせた、

空いた甲板からは搭載していた音速機を全機出撃させ各地に向かう、

それでも敵の数が多いので各艦は援護の艦砲射撃を繰り返していた。



「このままじゃ危ないわ!私達も出るわよ!」



ガルーダのジセルとグリフォンのルミナが本体に戻り出撃体制、

すぐに出るかと思ったら・・なぜか俺とクリスティーナを待っている。



「何してるのよ?一緒に出撃するのよ!早く乗って!」



俺達が?



普通の人間の俺達が戦場に向かっても役立たずだと思うが・・・



「忘れたの?あなた達には特級原核を授けたじゃない!」



すっかり忘れていました。



「特級原核を授かった者は強大な力があるから十分戦えるわ、

さあ早く乗って!でないと犠牲者が増えるだけよ!」



「わかった!」



俺はルミナ、クリスティーナはジセルの背中に乗ろうとした時・・



「お待ちください!これを着てから出撃してください」



木人形達が俺とクリスティーナにと光り輝く鎧を持ってきた、

それはオリハルコンで出来た鎧で左手の所に小さな魔法の盾、

右の腰にはオリハルコン弾を撃てる専用拳銃を備えてある。



他にも左腰には伸縮式のオリハルコンサーベルが備わっていた、

兜は視界が遮られやすいのと鎧の魔力で攻撃を防げるらしく省いた、

それと純白のマントがあったが・・これは単なる飾りらしい。



鎧を着ると・・驚く位軽いので動きに問題はなさそうだ。



俺には別に背中にオリハルコン弾が撃てるロングライフルがあった、

クリスティーナにはなぜか掌サイズの鏡が複数背中に内蔵されていた、

マントは恥ずかしいので・・ジセル達がつけろというのでそのままだ。



「艦の指揮はお任せください」



リリーとララー、それとアミーとサクラに各艦の指揮を任せた、

俺とクリスティーナはルミナとジセルの背中に乗り離陸・・

転移魔法で突然現れたデビルガーゴイルの群れに囲まれた。




「ギャアアアアアアア・・」



デビルガーゴイル達を見ると・・脳天に棘弾が刺さっていた。

群れはあっという間に全滅し次々と海に落ちていった。



「ありがとうタケシ、助かったよ」



「いえいえ・・お邪魔しました」



紀伊の艦橋からタケシが手を振っている、俺達も手を振る、

ルミナとジセルの背中に乗って俺達は各地の援護に向かう・・



「わたしも戦うわ・・」



「仲間を見捨てられないよ、僕も行きます」



スノードラゴンのショウとレイミが本体の姿で俺達の前にいる、

正直タケシの方がいいんだが彼は紀伊の指揮で手いっぱいだ。



「大丈夫ですよ、ショウもレイミも強いですから」



タケシが俺の不安を払拭するように一声かけてくれた、

彼がそう言うならこの2人も相当強いのだろう。



「わかった、宜しく頼む!」



「うん・・まかせて・・」



「がんばるぞ~~~!」



・・・



俺達は不安を払拭するように急ぎ各地の戦場に向かった。










いつも閲覧頂きありがとうございます。


タイトルの「アコラサード」がわかりにくいとご指摘があったので・・


しばらくの間タイトル含め試行錯誤してみようと思います。


恐れ入りますが・・


「このタイトルの方がわかりやすい」


のであればブックマークでの応援よろしくお願いします。


より魅力的な作品にしていこうと思いますので

これからも閲覧宜しくお願いします。




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