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ついでに組織討伐したレイナ達と理不尽な妻達





レイナ達の復讐行動は半端ではなかった、というのも・・



・・・・



シルビアも参加していたが姪のバイオレットにされた乱暴は・・




・・・




女性にしてみれば最大級の屈辱、自殺レベルになるほど耐えられない恥辱、

それゆえ輩達の存在を許せなかったので全員極刑にすることにしたようだ、

どうせこのような輩は常に問題繰り返すのでこの際処分が妥当だと判断した。




だが自分達で手を下すのは馬鹿馬鹿しい、なので同士討ちをさせることにした、

具体的には各地にいるネズミを捕獲しそれを洗脳し各地に時限装置を運ばせる、

その中には特殊ガス、異世界でしか手に入らない幻覚系のガスを封印している。




これをネズミ・・砂漠地帯等にいる輩達の場合は蛇等を使い時限装置を送る、

そして幻覚ガスを放出し同士討ちを確認したあと時限装置を回収している、

その後は放置、ほっとけば勝手に腐り分解されるから関わるだけ無駄だそうだ。




・・・




まさに完全犯罪じゃないのかな?




・・・・




ネズミ等に運ばせ地球にないガスを吸わせ同士討ち・・まず防ぐことは出来ない、

さらにこのガスは体内に入っても数時間後分解、蒸発し痕跡は一切残らない、

仮に採取されても地球にいない生物のガスだから調べても意味がないだろう。




・・・




半年後姪を苦しめた輩達の討伐はほぼ達成、ついでに関連する組織も潰した、

基本的な討伐方法は上記と同じ、頭を潰せば規模は縮小されると考えたらしい、

ただその後釜が育つ場合があるので問題を起こしそうな場合即座に討伐する。




こうして姪を苦しめた組織はほぼ壊滅、同士討ちさせたので手間は少ない、

その後国連軍などが壊滅した組織を調べたようだが俺達の仕業とは掴めない、

なので内輪もめとして処理して・・厄介払いが出来たと内心喜んでいた。




レイナ達も満足顔、うっとうしい輩に関しては異世界も地球も関係なし!

どの道ろくな事をしないのだから生かしておいても害を成すだけの存在、

ならば少しでも駆除すればその分先で問題が減ると悟り成果を喜んでいた。



・・・・



これに関してはさておき・・




半年後・・・




ルア達は何度か往復しながら地球の詳細を調べ使える情報を次々持ち帰る、

それを研究員などが調べ来たるべき戦いに備え日々準備を欠かさなかった、

そして俺はと言うと・・



・・・




「よし!この桜はここに植えよう!満開が楽しみだな!!」




「(ジェニー達)ええ凄く楽しみです、故郷の桜がここで見られるなんて・・」




俺達は住んでいる神殿から20km程離れた空き地を借りここに公園を造る、

ルア達が持ち帰った種や苗を植え魔法で一気に育てたのでもうすぐ満開となる、

いろんな植物を植えているので場はカラフル、特に桜のコーナーは圧巻だった。




俺は知らなかったが桜と言っても複数種類があるらしい、例えば・・

俺が一番気に入っている紅手毬、琴平、太白等々など優に60を超えている、

その光景はまさに圧巻・・というか超圧巻と言ってもいいだろう。




ちなみにこの異世界で見れる桜はソメイヨシノが大半を占めている、

他の桜もあるにはあるが数は少なかった、その理由は単純に知名度、

桜と言えばソメイヨシノだと考える者が大半なので単純にこれが多いだけ。




尚オープンは明日、この公園はライアンとジェニーの管理下として任せている、

これには各種族も同意、彼ら彼女らの貢献を考えれば当然と考え称えていた、

なので公園に関してはどの種族も異論は無いが・・周りの関連で文句が出た!




というのも・・




俺や親衛隊、お供達が公園に入る通路をほぼ独占し出店をオープンしたから、

公園内での飲食は可能だがお店は公園外にあるためそこで買わないといけない、

その一等地を俺達が独占しているのだが・・これが気に入らないらしい。




俺達は単純に賑わいが欲しいのと・・出費が多いので稼ぎたかっただけ、

なにしろ・・何だかんだと没収されるので何かしら稼げる場所が欲しかった、

そうでないと破産しそうなのでライアン達に許可を貰い出店を出したのだ。




だが妻達は・・




「これより緊急会議を開催します、コウさんの妻は全員参加するように!」




それをよしとせず即座に緊急会議、・・これには俺達はなぜかいつも蚊帳の外!

エリーナはじめ各種族は儲けが絡む場合皆で共有する事が大事と考えていた、

それと俺に関しては各種族妻を差し出しているから・・




・・・




「俺の儲けや財産は妻達のもの、妻達の儲けや財産は妻達のもの」




という意識が構築されているので俺が儲ける事に関しては神経が鋭かった、

なので全員意識は一致、俺達を追い出して公園外の出店を自分達が仕切ること、

そして儲けは妻達全員が公平に分けることで皆の考えは一致していた。




当然俺としては理不尽過ぎる事なので・・・




説得も無理だとわかっていたので・・




!!!




「妻達をここに入らせるな!ここで迎え撃つぞ~~~!」




「ニャー!わん!キー!ギェー!わかりました!!!!!」




俺達は即座に防衛体制!臨時の砦を設け妻達を迎え撃つのだが・・




・・・




「む・・むぎゅ~~~~・・・・」




数に圧倒され即座に砦は攻略され俺達は全滅、フルボッコに叩きのめされた、

こうして公園外の売店等は妻達に奪われ俺達はその場から追い出されていく、

渋々神殿に戻り泣き崩れる俺達、そのままふて寝となった。




ちなみに親衛隊達はボコられた後巫女の妻達に慰めてもらっていた。




翌日・・・




落ち込んでいた俺のもとに来客が来た、それはマーティンとその姪っ子さん、

一度記憶を操作されたようだがマーティンはそれは問題だと思ったらしい、

なので正直に告白、姪っ子も現実を受け止めたいと記憶を元通りにと希望した。




それを聞いた神族も了承、なので記憶操作は取り消されて事実のままとなる、

尚姪っ子に暴行した輩達には復讐をしたことも話している、それを聞いた姪っ子、

さすがに許せなかったそうでざまあみろと猛烈に喜び爽やかな顔をしていた。




これは一旦さておき・・




姪さんが来た理由は一応異世界軍のトップである俺への挨拶と・・

なぜかティーラー、ミオ、レイ達と行動を共にしたいと言ってきた、

そして驚愕の言葉を語り出し俺は猛烈に驚いた。




「もし私が売れ残ったらティーラーさん達と同じ扱いにしてください!」




・・・




俺はマーティンを見る、マーティンは目を背け俺と目を合わせない、

どうやらマーティンは姪が心配している結婚関連で相談されたようだ、

身体は浄化されてはいるが経緯が経緯だけに結婚に不安を感じていた。




それを聞いたマーティンは・・




「バイオレットよ心配するな、売れ残っても受け皿はあるから安心しろ!」




と・・




ティーラー達の経緯を説明し俺という受け皿があるからと話したようだ、

それを聞いて姪のバイオレットは大喜び、いざとなれば俺に嫁げばいい、

既に俺には200人以上の妻がいる、自分が増えても問題ないと考えたようだ。




それと・・・




姪のバイオレットはそこそこ可愛いというレベルなのでレイ達とほぼ同じ、

この異世界ではモデル級美女がわんさかいるので相当厳しいと考えたらしい、

それと俺に嫁げば上級レベルの生活を確約出来ると聞き喜び挨拶に来たらしい。




・・・




マーティン君!!!




この異世界は身内婚OKだよね?




それだけ懐いている姪さんだから君が面倒見ればいいんじゃないのか?




妻のバイオレットも姪さん好きなんでしょ?なら問題ないのでは?




と俺は尋ねたが・・




「コウさんそれは勘弁してください、姪は身内であり女ではありません」




「私もマーティン叔父さんは大好きですが男としては見れません」




・・・




この辺は譲れないようで・・・




・・・




俺は渋々了承、ミオ達に連絡を取り仲間が増えたので受け入れろと指示した、

ミオ達は大喜びでバイオレットを仲間に加え以降4人で行動することとなる、

4人とも俺という保険が出来た事で活動は活発となり各艦に出向き行動している。




翌日・・




ルア達が報告のため神殿を訪れたので会議室に移動し地球の様子を聞いていた、

まず各地で戦争が起きたことやインフレが加速し物価が高騰していること、

それと次世代の投資として巨大企業が日本に投資している事を確認した。




他にも半導体関連の工場建設や人工AI、円高や電気自動車や新型兵器等々、

さらに日本に行った際広島サッカースタジアムの建設等の報告も聞いている、

この施設だと2万以上の人の動きがあるので参考になるのではと聞いている。




これに感しては俺も同意、これだけ同盟種族が増えると娯楽系も大事になる、

現時点この異世界では武闘関連が一番人気ではあるが参加人数が限られてしまう、

さらに種族の潜在能力差が大きすぎるので種族間対立系は結果がわかりやすい。




そのため混合系や客観的な娯楽も必要になる、サッカーなどがその辺わかりやすい、

だがサッカーに興味の無い種族もいるので滑り台や観覧車なども加えた複合施設、

さらに水族館等子供が喜びそうな施設を抱き合わせるのが効果的だと報告してきた。




他にも日本の人口(特に若者層)の人口減少、アメリカのもしトラの危機感、

スイスの驚く程の合理的な考え方、南極北極の温暖化での氷の減少等々を聞く、

これを聞いて俺は考える、人間だけでこれだから多種族だと今後どうなるのやら・・



・・・




「(ルア)親父それほど心配する必要は無いと思うぜ」




「(エナ)そうよお父さん、むしろ多種族だから皆妥協すると思うわ」




「(ソアラ)私もそう思うわ、むしろ多種多様だから揉めないと思うな~」




・・・



確かにそうだろうな・・・




俺は子供達の報告を聞いた後部屋に戻り寝ようと・・・




・・・




「コウさんお仕事お疲れ様でした、じゃ結婚しましょうね!!!!」




・・・



新たなるメイドさん達が現れ俺との結婚をせがみ即座に式を挙げた後・・




「あ・・あうん・・・」




「あっ・・あああああ~~~~ん!!!!」




2日ほど猛烈な営みタイムが続き・・・全員無事に妊娠となり離れていく。




・・・



俺は心身共に疲れ果てたのだった。













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