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魔力必殺技の反射攻撃と渾身の天翔撃烈斬





得意の砂の槍でゴブリンナイトを貫こうとしたラインハルト、だが・・




「ガハ????????」




なぜか砂の槍はラインハルトの足下に展開され胸を貫かれるラインハルト!




「ら・・・ラインハルト~~~~~~!!!!」




異変に気づいたサーシェスが急ぎ援護に向かうがゴブリンナイトが立ち塞がる、

アレスもリサもアリエスも気づいたがゴブリンナイトが立ち塞がり動けない、

血を吐き片足をつくラインハルト、すぐさまゴブリンナイトが攻めてきた!




グォオオオオオオオオーー!!!!




ゴブリンナイトはナイフを巨大化してラインハルトを切り裂こうとする、

だが次の瞬間・・




「け・・響衙殿・・頼む・・」




グゥーーーーーーーーーン!!!!




「了解!緊急モード作動します!!」




ブゥウウウウウウウウウウーーーーーーーンン!!!




ラインハルトの頭上の空間が揺れる、即座に複数の機銃の先端が現れた!!!




ドガガガガガガガガガ!!!!!!!!!




機銃は襲ってくるゴブリンナイトに集中砲火を浴びせる!




グガアアアアアア?????




バシバシバシバシバシーーーーーーーーー!!!!




ドッパーーーーン!!!!!!!




とっさに巨大化したナイフを盾にして機銃攻撃を凌いだゴブリンナイト、

だが機銃の勢いをモロに受け吹き飛び水たまりに突っ込んだ!その隙に・・




「緊急治療モード作動!傷口を手術で塞ぎ治癒魔法を処方します!」




ギュウーーーーーーンン!!!!




ササササササササーーーーーー!!!




「治癒魔法作動!傷口を塞ぎます!」




キィイイイイイーーーン!!




響衙は無数のマジックハンドを展開してラインハルトの傷を縫っていく、

同時に回復薬や魔法薬を瞬間処方し縫った傷を回復させる、さらに・・

極度に落ちた体力も回復させるため点滴や栄養剤も処方していった。




すると・・・




瀕死の状態だったラインハルトが完全回復、すぐに立ち前線から離れた、

そして響衙に一旦仲間を集めるよう指示、響衙はレーダーを放射する、

それを感じた他の4人は・・




「(アリエス達)わかったわ、一旦集まればいいのね?」




「(ラインハルト)ああ頼む、皆に伝えたいことがある!」




次の瞬間!




ドゴ~~~~~~~~~ン!!!!




ボォ~~~~~~~~~~~ン!!!!




ゴワアアアアアアアアアーーーーーー?????




響衙は副砲を展開してある弾を放つ、それは煙幕弾で辺りは見えなくなる、

取り乱すゴブリンナイト達、だがレーダー機能がある4人には影響なし、

後ろで控えるラインハルトに向かって一旦全員が下がり集まった。




「(リサ)ら・・ラインハルトさん大丈夫ですか?」




「(ラインハルト)ああ心配かけた、もう大丈夫だ」




「(アレス)い・・一体どうなったのですか?」




「(ラインハルト)ああ必殺技を放ったら・・それが跳ね返されたのだ、

おそらく最上級破壊神の仕業だろう、魔力を絡めた必殺技を跳ね返すようだ、

なので魔力を絡めた技は使えない、下手に放つと自分に跳ね返ってくるぞ!」




この様子を見ていた最上級破壊神は・・




「うふふ・・気づいたようね、でもさっきの技はなんなのかしら?

あれは魔法じゃないわね、猛烈な勢いで鉄が飛んできたから厄介ね、

ほんと不思議な種族達ね、ディーテが一目置くのがわかってきたわ」




「なら・・」




「ゴブリンナイトの力を倍・・いや3倍にしてみましょう・・」




ギュウウウウウウ~~~~~




ゴワアアアアアアアアアーーーーー!!!!




最上級破壊神はゴブリンナイトの力を3倍に上げゴブリンナイトは吠える、

神級下位に匹敵するまでに力を上げている、だが体が猛烈に震えている、

おそらく限界を超えた力を注がれたので暴走する一歩手前なのだろう。




「(サーシェス)ほう・・あいつらさらにレベルを上げたな・・」




「(リサ)ええ危険な状態ですね、侮ることはできません」




「(アリエス)このままではまずいわね、あれは今の段階では・・

見せたくなかったけど仕方ないわね、皆一気にゴブリンナイトを!

長引くと不利だからあの技を使って一気に殲滅するわよ!」




「(アレス達)オオ!!!!!」




アリエス達は散開、纏まると何かと戦いにくいので離れて戦うことにした、

全員聖剣、聖槍、聖刀を展開して白兵戦、だが単純な力は向こうが上、

なので全員剣を交えるのではなく紙一重で交わし急所攻撃!




キィン!!!!!!!




アリエス達は関節を斬ろうとしたが巨大化したナイフに阻まれる!

見かけによらずゴブリンナイトは動きが素早い、だが理性は無いようだ、

ある意味こういう敵の方が俺達には厄介、話し合いが通じないからだ。




ゴワアアアアアアアアアーーーーー!!!!




ドゴーーーーーーーーン!!!!




力任せに巨大ナイフを振り回すゴブリンナイト、勢いはものすごい、

下手に受け止めると地面にめり込むような勢いだ、なので皆は避ける、

だが徐々に追い詰められる5人、だが5人はこれを待っていた!




グォオオオオ~~~~~~!!!!!




渾身の一撃を放とうとするゴブリンナイト、そして一瞬の隙ができる、

それを見た5人は一斉に叫ぶ!!!!!




「出でよかんなぎ!!!!!全主砲を我に!!!!!」




グォオオオオーーーーーーーーーー!!!!!




空間から憑依戦艦覡が飛び出してきた!そして全主砲が動き出す!




グィイーーーーーーーーーンン!!!!!




そして響衙が叫ぶ!!!!




「御意!第1,第2、第3主砲発射します!!!!!」




ドゴーーーーーーーーーーーーン!!!!!!!!!




覡の46センチ主砲3基9門が一斉に火を放つ、だがその弾は・・

ゴブリンナイトではなくアリエス達5人に向かって放たれた!

次の瞬間覡は収納魔法の中に戻りその姿を消した!




飛んでくる主砲弾!それをアリエス達は・・




ギュルルルルルルルルルルーーーキィーーーン!!!!!




「くらえ!!!!!天翔撃烈斬てんしょうげきれつざん




なんと5人は飛んでくる主砲弾をそのまま武器に宿らせ必殺技を放つ!

この技だと主砲弾の威力だけ相手にぶつけるので自身の魔法は使わない、

なので最上級破壊神の必殺技反射はこの技には意味がなかった。




ゴ????




ゴワアアアアアアアアア~~~~~~~~~!!!!




ドガガガガガガガガガーーーーーーーン!!!!!!!!!!




・・・・・




ゴオオオオオオオオオオオーーーーー




渾身の天翔撃烈斬をまともに食らったゴブリンナイトは全員消滅していく、

戦艦でも撃沈できる46センチ主砲弾は人間サイズでは到底防げない、

跡形もなく吹き飛び消滅したゴブリンナイト、それを見た5人は安堵・・




「グッ?????」




!!!!!




「え??えええ???ど・・どうして?敵は殲滅したのに・・」




突如暗黒の槍が飛び出し5人の胸を直撃、5人は悶え・・何かを呟く、

だが次の瞬間魔力を根こそぎ奪われ意識が飛んでその場に倒れた。




「アリエス!アレス!リサ!サーシェス!ラインハルト~~!!!!!」




ブゥウウウウーーーーーン!!!!




カオス達が驚き皆の名前を叫ぶ、すると次の瞬間5人は謎の球に包まれる、

そして5つの球は空に飛んでいき敵の真上で止まりそのまま浮いている、

驚くカオス達、すると最上級破壊神の声が聞こえてきた。




「うふふ・・心配しなくてもこの5人は生きているわ、まあ動けないけどね、

先ほどの戦いは見事だったわ、でもこの子たちが次に参戦すると困るのよ、

だから私が預かるの、あっと別に人質じゃないから次も気にせず戦ってね」




・・・




黙り込むカオス達、そして悟る、この戦いにたとえ勝っても・・




・・・




即座に抑えられ束縛される、なので勝っても相打ち扱いなのだと・・

だがもう引き返せない、目の前の敵を倒さないとまた侵略が始まるだろう、

それだけは避けたい、その時アデールが最上級破壊神に話し出す!




「ふぅ~~んそういうことね、なら最上級破壊神さん聞いてくれる?」




「あら何かしら?」




「今の時点なら選手交代も・・いいよね?」




「ええ構わないわよ、でも3人までよ、それは守ってね」




「おっけ~~じゃ私達彼らと変わるわ!」




アデール、シルヴィ、ソフィアは・・




「はいこの3人と交代しま~~す!」




アデール達に指名されたのは・・




「はいあんたらは後の戦いに備えてね、ここは私たちが請け負うわ!」




「ああわかった、俺達は以降に備えさせてもらう!!!」




それは・・




カオス、カラミティ、それとアトラスの3人だった。








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