表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
596/793

神級の強さの単位と各種族の立ち位置





隕石を切り裂いた俺は一安心のため息、するとディーテが戻ってきた!




「なかなかの技だったぞ、どうだ?実感できたか?」




「ああ手応えが半端ないよ、今なら誰と戦っても負ける気がしない」




「それは頼もしい、では下界に戻るぞ!」




俺はディーテの後を追い大気圏に突入、大盾を展開して摩擦熱を防ぐ、

なんかフリーダムガ●ダムのような気分で下界に戻り・・あれ?

そういや大和はどう戻せばいいんだ?するとディーテが・・




「一度海に潜って再浮上するんだ、それで収納魔法は解除される」




「ああわかった!」




バッシャーーーーーーーン!!!!!




ズシュシュシュシューーーーーンン!!!!!!




俺は勢いよく海に飛び込み再浮上、すると収納魔法が解け大和が出てきた、

しばらく揺れてはいたが京衙が調整することで大和の揺れは収まっていく、

収まった頃空母飛鷹が近づき乗組員達がはしごをかけ急ぎ大和に戻った。




「総員各部を総点検!異常がないか調べなさい!」




「了解です!!!!!!!!」




乗組員達は急ぎ大和の中を総点検、外回りはピンキーやクラーケン等が担当、

皆隅々まで・・俺が使う艦長室のトイレまで調べる徹底ぶり、だが・・

大和に異常は無し、花瓶などが倒れていた程度だった。




俺とディーテは艦長室に戻る、そこでディーテが各地に放送を始めた。




「皆の者見ての通りだ、この方法なら先で創造神達とも戦えるだろう、

この方法を貴殿達が行えば十分戦える、宇宙空間でも活動出来るだろう、

だが問題もある、それに関しては後日説明するので本日はここまでとする」




放送が済んだ後・・




「コウよ、我は今からお前の祖父達と話をしてくる、お前は・・そうだな、

おそらくこの問題点を各種族が言ってくるだろうからお前が対応しておけ、

その間我はその対策を準備しておく、じゃあな後は頼んだぞ!」




「おいちょっと待て!問題とはなんなんだ?」




ドシューーーーーーーーーーン!!!!!





俺の訴えを無視したディーテはロケットのように飛んで消えてしまった、

残された俺は・・スマホに電話、相手はサユミ、すぐ俺は電話に出る!




「どうしたサユミ?なにかあったのか?」




「コウさんずるいです!私はその方法でパワーアップ出来ません!

う・・う・・ウワアアアアアアアア~~~~~~ン!!!!」




突然泣き出したサユミ、すると次々と着信が来て俺のスマホはパニック、

しばらくすると大和の緊急回線が作動、相手は西の大陸の王カオスと妻達、

質問があるから緊急会議場を設けろと猛烈に抗議するので俺は急ぎ手配した。




2日後・・・




各地から幹部や王が集まりルーム国王城の会議室は満員、その数千を超える、

ガルーダ、グリフォン、ワイバーンを始め各地のドラゴン、天聖族、天使族、

ギルドや商人や海賊、デーモンや地底人、裏世界のガブリエル達も集まった。




さらに馨響・威凜・白銀・海底種族・獣妖族・卿魔族・フェニックス、

光輝族や聖皇族、ドワーフやラミア等の種族達も駆けつけている、

それと驚いたことに神族7人も駆けつけ専用の席に座っている。




なぜか俺の子供達やその同級生達も集まる・・すでに会議場は満杯だった、

なので別の部屋・・なぜか貴賓室を猛烈にリクエストするので了承した、

子供達はそこに集まり会議を見届ける・・出てきたパフェに夢中だった。




・・・




なんのために子供達は来たのだろう?・・まあいいか!




俺はエリーナ達と共に円上の席に座る、見た感じ裁判官のような立ち位置、

各種族が質問して俺達が答える形式、俺の横にディーテが戻って席に座る、

これで準備は整った、尚この会議は各地に放送している。




「これより緊急会議を始めます!!!!!!!!」




エリーナが宣言して・・早速大勢が挙手、その中から俺が指名・・

ではなく放送室にいるエルフがランダムに指名し俺達が返答する、

尚この場では答えられない不明な内容等は後日調べて公表する。




「では天聖族のリィヨンさんご質問をどうぞ!」




「お聞きします、コウさんは大和を憑依・・でしょうか?それで・・

どの位の力を得たのでしょうか?何か例を挙げて答えてください、

その際ランクなどがわかるとありがたいです、よろしくお願いします」




「もう一方の質問を受け付けます!」




皆が再び挙手、そして選ばれたのが・・




「では天使族のカレンさんご質問をどうぞ!」




「お尋ねします、先般コウさんが戦艦大和の力を得て驚異の力を得ました、

ですが我々天使族は特定の軍艦を所持していません、なので・・

私達はパワーアップが出来ません、何か対策を考えていますか?」




この質問に関しては・・先日サユミが大泣きした関連も絡んでいる、

戦艦と異なり航空母艦は戦闘機・・数で攻撃するので乗務員は必須、

全員降ろしたら本来の力を発揮出来ない、サユミはそう悟り号泣していた。




「その2つの質問にはわしらが答えよう!」




突然モニターに映し出されたヘイゾウお兄さまとナターシャお姉さま、

2人は何か記載してある用紙をカメラに向ける、これは見たことがある、

たしかサマンヌ達が召喚していたアイオワ級戦艦の設計図だ。




「それとこれも見てくれ!」




続いて取り出したのはビスマルク級の設計図、これは元ナチスドイツの・・

技術者だったアベルさんが書いた設計図、これはビスマルクとティルピッツ、

他にも中止にはなったが新造艦の設計図が次々と映し出されていた。




「わしらはこれを元にモンタナ・ビスマルク・ティルピッツ等を製造した、

他にも輸送重巡などを製造して各地の輸送に役立てているが・・」




「ここから先は我が話そう!」




突然ディーテが割り込んできた、これを聞いたヘイゾウお兄さま達は沈黙、

壇上に移動するディーテ、いつのまにか神官姿に着替えているのはなぜ?

そんな皆の疑問を無視してディーテは両手を広げ雄々しく語り出す!




「よく聞け皆の者よ、先程の質問も含め我が疑問に答えよう!

まず我ら神級の強さの単位だが・・




● 神極級!(しんきょくきゅう)



● 神聖級!



● 神特級!



● 神上級!(神級上位)



● 神中級!(神級中位)



● 神級!(神級下位)




「となっておる、ちなみに我や創造神などは神極級の域にある、

先日コウが大和を収納魔法で憑依したのが神聖級の域にある、

あと例えだが・・貴殿達が戦ったあのヒドラが神中級となる」




ここでリィブラがディーテに尋ねる!




「わ・・私達は今どの域にいるのですか?」




「貴殿達は神級下位だがその中では最上級の位置にいる、それと・・

そこにいる神族達は神聖級の上位、大和を憑依したコウが神聖級の中位、

あと多少の誤差はあるが各種族の最上幹部の大半は神級下位の中位だ」




!!!!!!!!!




集まった幹部達が驚く、大半が下位とはいえ神級の位置に辿り着いている、

だが同時に・・それを遙かに超える存在がいることに焦りも覚えている、

今のままでは創造神達には勝てない・・ディーテが再び語り出す。




「先程の質問の答えだが・・貴殿達に戦艦を憑依させる事は可能ではある、

だが我はインターネットで調べた所第7艦隊以外は日々の業務で一杯だ、

なので特定の種族だけに収納魔法・・憑依する事は出来ないと判断した!」




つづけて・・・




「そこで我は考えた、収納・・ここからは憑依と呼ぶ、その方法を調べた、

その結果憑依専用の戦艦を大量生産すればその問題は解決するだろう、

なのでヘイゾウ殿に尋ねた、それらの戦艦の大量生産は可能なのか?と・・」




!!!!!!!!!!!!!




この言葉を聞いた各種族は驚く!憑依専用の戦艦を製造するだと?

確かにそれが可能なら日々の業務に影響なく備えを万全に出来るだろう、

だが本当に可能なのか?そう考えているとヘイゾウお兄さまが語り出す。




「理論的には可能だ、だが問題もある、主に整備・魔力・保管場所等だ、

ディーテさんのように膨大な魔力があれば容易いが彼は例外の例外だ、

なので紀伊艦長のタケシ君を例にシミュレーションしてみた」




「(リィブラ)ど・・どうだったのですか?」





「紀伊を使わず現時点の技術で憑依戦艦を作ったと仮定した、

だが今の我らでは輸送重巡程度の能力を備えた艦しか製造できない、

先程図面を見せたのはこれらを参考に製造すると話す途中だったのだ」




続けて・・




「なので宇宙空間での戦闘に関しては3時間、憑依は半日が限度と出た、

これでは長期戦は無理なので他を考えてみた、その中で出てきたこと、

それは以前デウさんが話してくれた2023年の地球の様子だった」




「(俺)そ・・それはどういうことなんだ?」




「ああスマホやゲーム、様々なニュースを聞いて技術の進化を確認した、

これらの最新技術をこの異世界にある様々な資源と組み合わせれば・・

今より遙かに進化した戦艦を造れるだろう、それならば長期戦も期待できる」




その時!




「それの調査には俺を使ってくれ!その星には一度行ったことがある!」




会議室の隅にいた元3幹部の一人バルベリスが挙手して訴える!





それを聞いた俺達は・・・




・・・




子供だが自信満々のバルベリスの言葉に・・




・・・




期待が高まっていった。





評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ