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優勢な攻撃展開と戦闘員達を圧倒するディーテ




螺旋状に飛んでいく衝撃波砲、各艦間髪入れず次から次へと撃ちまくる、

敵は3千万の大軍、今回はイージスミサイルは使えない、敵が備えてる、

なので第7艦隊の衝撃波砲の出番、100km離れた所から攻撃している。




ちなみにこの衝撃波砲は200km先からでも狙えるのだが・・・




あえて半分の距離から狙うのは訳がある、それは敵の動きを察知するため、

現在第7艦隊と他の艦隊は魔物達の穴からそれぞれ約100km程離れている、

挟み撃ちをするためそれぞれこの距離をとっている。




その理由は・・




敵がどっちに大軍を向けるかで攻撃の流れが変わる、例えば・・

敵の大軍が第1~第6艦隊に向かった場合後方から第7艦隊が援護、

逆なら第1~第6艦隊がレールガンで援護する流れとなっている。




ちなみにこの距離を取ったのは・・どちらでも射程距離内だから、

どちらに転んでもお互いが援護できる・・敵が分散する場合もある、

その場合は・・




「ギギャギャギャギャ(訳)敵の攻撃が来たぞ!!!」




「ギャギャ??(訳)なんだと?空からじゃ無いのか?」




ギュルルルルルルルルルルーーーーー



ズシュシュシュシューーーーーンン!!!!!!!



グギャーーーーーーーーーーー!!!!




次から次へと飛んでくる衝撃波砲を受け魔物達が次々と蒸発消滅していく、

魔物達の幹部は・・・




「ウギャギャ(訳)こ・・この攻撃は危険だ、飛んでくる方向に向かうぞ!」




「ウギャアアー(訳)ああ・・まずこいつらを叩こう」




魔物達の幹部は第7艦隊の攻撃方向に向かおうとするが・・




「敵が背を向けました!」




「よし第1~第6艦隊全艦攻撃開始!レールガンで魔物達を狙撃しろ!」




「了解、総攻撃開始します!!!!!!」




「撃ち方~はじめ!!!!」




ズシュシューーーーーン!!!!!




ズシュシュシュシューーーーーンン!!!!!




第1~第6艦隊の全艦がレールガン一斉発射!無数の弾が魔物を襲う!




ズシューーーーーン!!!!!




ギャア??




ギャギャギャ~~~~~~~!!!!




「攻撃の手を緩めるな!限界まで撃ち尽くせ!!!」




各艦の艦長の命が響く、まるで剣山のように無数の攻撃が飛んでいく、

それらは全弾魔物達を貫き・・各艦はさらにレールガンを撃ちまくる。




ギャ!!!!!!!





グエエエー!!!!!!!




音速の8倍の速さで飛んでくるレールガンは魔物を次々と貫いていく、

だが単に攻撃している訳では無い、単独でいる魔物では無く・・

縦に並んだ状態の魔物達を一発の弾で次々と貫き落としていった。




ちなみにこの攻撃は第7艦隊も行う、主副砲に加えレールガンも撃つ、

同じように縦並び状態の魔物の群れを重点的に狙い撃ち落していく、

その目的は数を減らすため、なので魔物達は見る見るうちに減っていく。




「グギャギャ~~~(訳)お前達まずはあいつらを叩け!!」




魔物達の幹部は命令、まず強力な衝撃波砲を撃つ第7艦隊を叩く気らしい、

魔物達は後ろの攻撃を無視して第7艦隊のいる方角に向けて飛んでいく、

当然第1~第6艦隊は攻撃を緩めず背後からレールガンを撃ちまくっている。




「魔物達がこちらに向かってきます!」




「よし予定通りだ、次の攻撃後第7艦隊は動くぞ!」




「了解!全砲一斉射撃開始!!!!!」




ズシュシュシュシューーーーーンン!!!!!




第7艦隊の5隻は一斉発射後・・・




「全艦空気玉展開せよ!」




「よし重力石に魔力を注げ!急速潜行する!」




ズバァーーーーーーーーン!!!!!




大和・武蔵・信濃・紀伊・モンタナの5隻は瞬く間に海面から消えた、

そして海底ギリギリまで潜行し・・ある方向に向かって動き出した、

3分後魔物達が来たが・・既に第7艦隊はそこにはいなかった。




「ギギギギ?(訳)おかしいな・・この辺から攻撃していたはずだが・・」




魔物達はその辺を探しまわるが・・当然ながら俺達は既に移動している、

これで魔物達は広範囲に分散、ここからは戦闘機隊と戦闘隊の出番となる、

雲の中に隠れていた戦闘機隊と戦闘隊は・・




「よし敵は分散したぞ、ここからは我々の出番だ!」




「 全機攻撃アターック!!!」




キィイイイイイイイイイーーーーーーン!!!!!!!




無数の戦闘機隊と戦闘隊が魔物達に襲いかかる、尚艦の砲撃は続行、

驚くことに艦からの攻撃は戦闘機と戦闘隊には一発も当たっていない、

すべての弾は紙一重で仲間をすり抜け・・魔物達を撃ち落していく。




ズガガガガガガガ!!!!!!!




「ハァ!!!!!」




「ハアアアアアアア!!!!!!」




ズバァーーーーーーーーン!!!!!




戦闘機の機銃が魔物を撃ち落し戦闘員は次々と魔物達を切り裂く、

飛び武器に加え接近戦を挑んでくる戦闘隊に押される魔物達、

完全に勢いはこっちに来ていた、次々と魔物が落ちていく・・




・・・



だが・・・



・・・



「やれやれ・・これでは我が動くしか無いか・・」




!!!!




ゾクッ!!!!!!!!!!!




猛烈な寒気が戦闘員達を襲う、それは周りにいる魔物達も同じだった、

魔物達は震え・・穴の中から最上級破壊神ディーテがゆっくりと出てきた、

その姿は・・




おそらく擬態なのだろう・・




見た感じ20歳位の美青年だった。




だが・・・




・・・




戦闘員の冷や汗が止まらない、皆ディーテの猛烈な覇気に驚いている、

その中には激戦を戦ってきた卿魔族達もいるのだが・・




「こ・・こいつがディーテか・・今迄の奴らとは桁が違う・・」




・・・




端から見ると・・浮いているだけに見える青年なのだが・・




・・・




睨まれただけで吹き飛ばされそうな猛烈な覇気、そしてディーテは静かに笑う、

そして手招き、まるで子犬達にこっちに来いよという感じで挑発している、

それにカチンときた戦闘員達、すぐさま3人一組となった。




「三位一体!攻撃開始!!!!!!!!」




ハァアアアアアアアアアーーーーーーー!!!!!!!!




戦闘員達は3人一組となりディーテに攻撃、まず2人が剣を抜き・・




「喰らえ!マヒアキャノン!!!!!」




ズドドドドドドドドドド!!!!




戦闘員の一人が魔法銃マヒアを大型化したキャノン砲で先制攻撃、

無数のマヒアキャノンがディーテに向かって飛んでいく・・・




「ほう面白い攻撃だな、少しは楽しめそうだ・・」




ズガガガガガーーーーン!!!!!!




なんとディーテはこれらの攻撃をまともに受け辺りは猛烈な煙、

だが戦闘員達は・・この程度で倒せるとは思っていない、だが・・

煙の先に破壊神ディーテの気配は感じる、なので・・




「くらえ!龍閃疾風斬!!!!!」




「ハァア!!!天翔撃烈斬!!!!」




戦闘員達は重巡、軽巡、駆逐艦の主砲を使った必殺技を次々と放つ、

さらに戦闘機隊も駆けつけた、そして空対空ミサイル一斉発射!




「各機ミサイル発射!出し惜しみせず撃ちまくれ!!!」




ズシュシューーーーーン!!!!!




カッ!!!!!!




ドガガガガガガガガガ~~~~~~~ン!!!!!!!!




無数の必殺技とミサイルがディーテに直撃、猛烈な大爆発が起こった!




「やっ・・・やったか?」




戦闘員達は様子見、ちなみに魔物達はディーテの後ろに移動していた、

なので戦闘員、戦闘機はディーテを狙い撃ち、どうやら全弾命中・・




・・・




「なかなかの攻撃だったぞ、まあ我には通用しないがな・・」




なんと!!




ディーテは無傷、あれだけの総攻撃なら破壊神でもダメージを負う・・

だがディーテはあっけらかんとしている、そして・・




「今度は我の番だな、行くぞ!」




シュ!!!!




「き・・消えた??????」




戦闘員達はディーテを見失う、次の瞬間・・




「どこを見ている、我はここだぞ?」




バキキキキキ!!!!!




「ギャア!!!」




「グワ!!!!!」




猛烈なパンチが戦闘員達にぶつけられ・・次々と戦闘員が落ちていく、

ディーテはさらに高速移動、その速さに戦闘員達はついていけない、

瞬く間に100人を超える戦闘員達が落とされた。




だがディーテは本気で殴っていない、数が多いので撃ち落す程度、

本気で戦う程では無いと思いっきり手抜き、まるでハエを落とす感覚だ、

だが・・その攻撃をくらった戦闘員達は瞬時に気絶しておちていく・・




キィーーーーン!!!!




即座に転移魔法が働き戦闘員達は母艦に移動、これは戦闘機と同じ魔法、

撃墜されたときパイロットは強制的に母艦に飛ばされる魔法を施している、

なので落とされた戦闘員は全員帰艦、だが全員瀕死の重傷を負っていた。




「貴方達は下がって、ここは私が相手をするわ!」




急ぎ駆けつけたその戦士は・・



・・・



なぜか天使族のレティシアだった。







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